受験生サポートブログ

資格試験に合格するために試験時間を意識した勉強法を

試験では問題を時間内に解くのも実力のうち

 本番の試験が終わった後で、次のように言って悔しがる人がいます。
「時間がなくて全部できなかった。もっと時間があれば満点だって狙えたのに……」
 気持ちはよくわかりますが、やはりそれは言い訳です。
 というのも、そもそも試験時間は短めに設定されているものであり、試験内容には「短時間で正確に問題に答える」ことも含まれているからです。
 もし、短時間で解く訓練をしてこなかったのだとしたら、それは試験対策が十分でなかったことを意味します。

 同様に「こんな試験で資格に相応しい人間を選ぶことができるのか」という疑問も、負け惜しみのように聞こえるので言わない方がよいと思います。
 たしかに、資格試験に合格したとしても、あまり業務に向いてない人は存在するでしょう。
 だからといって、面接や経歴で選んでも正しい選抜ができるとは限りません。判断する人の恣意や相性が、合否の基準に入り込んでくるからです。
 誰もがまったく同じ条件で受験することができて、なおかつ、言い訳のしようのない明確な結果が出るという意味で、ペーパーテストはかなり公平な選抜方法なのです。

 資格試験は、限られた時間の中で、どれだけ正確な解答を数多くできるかという競争です。受験者の持っている知識の量や、人間性や、業務における卓越度を見るものではありません。
 もし「我こそが資格取得に相応しい」と自負する人がいたとしても、その証明は試験に通った後でなければできません。試験に通るまでは、どんなに実務経歴があっても、豊かな才能があっても、ただの人です。

 ですから、資格取得のためには、問題を素早く解く訓練が欠かせません。たとえそれが資格の本質ではなくても、スピードを身につける必要があるのです。
 そして問題を解く速さも、問題演習によって養うことができます。
 問題演習には「知識の習得と復習」と「本番の試験の練習」という二つの側面が存在するからです。

 本番の試験では、一問当たり約3分しか、解く時間が与えられていません。ですから、試験直前の問題演習においては、1問当たり3分と時間を区切って問題を解いていく練習が必要になります。
 もちろん、学習の初期においては、そんな速さで問題演習する必要はありません。知識を習得する段階で速度を気にしていると、逆に理解がおろそかになってしまいます。
 学習の序盤から中盤にかけては、問題で問われていることを確実に把握し、出題者の意図を読み取り、解答をじっくりと導き出す作業が必要です。
 一方、学習の終盤、試験直前期には、できるだけ早く、数多くの問題を解く練習が必要です。一つの問題を3分以内に解けないとしたら、たとえ正解がわかっていたとしても、試験上では×になってしまうからです。

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