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イシューからはじめよ

イシューからはじめよ

「脳科学×戦略コンサル×ヤフー」
トリプルキャリアが提唱する知的生産の秘術

「本当に優れた知的生産には共通の手法がある」

東大の大学院生物化学を専攻し修士を取得し、外資系コンサルティング会社(マッキンゼー)に勤務。米・イェール大学に留学、脳神経科学の学位(Ph.D.)を取得し、現在ヤフーに勤める著者。「圧倒的に生産性の高い人(サイエンティスト)の研究スタイルは、僕が長い間つとめてきた経営コンサルティングファームで行われている仕事のやり方とほとんど同じなのだ。」とブログに記述。

読者からの思わぬ反響が、『イシューからはじめよ』の執筆に結びついたそうです。それでは、内容をみていきましょう。

「イシューって何?」
そもそも何に対して答えを探すべきなのか?

書店には「問題解決」、「思考法」、「自己啓発」をテーマにした本が溢れています。しかし、その内容は、コンサルタント、研究者、マーケター、プランナーでないと意味不明な言葉の羅列、テクニックに関する類のもの。

普通に暮らす一般人が読んでも、「?」と首を傾げずにはいられないものばかりです。本書は関係者だけでなく、業界を知らない人が読んでも、理解・納得できるよう平易な言葉が使われています。

「今、本当に答えを出すべき問題は何なのか?」
「知的生産活動の目的地(イシュー)はどこにあるのか?」
「考えるフリをしていないか?」

そんな問いかけとともに序章(考え方)から始まり、イシュードリブン、仮説ドリブン、アウトプットドリブン、メッセージドリブンと構成。
それぞれの章の冒頭に科学者の名言が掲載され、実体験に基づいた著者の話とうまく噛み合っています。異色の肩書きを持つ著者の師、仲間、スタッフ、アドバイザーの存在が透けて見え、トップキャリアの「上から目線」を感じさせません。

「悩む」自分に気づいたら、一回休み。
まず、「考える」ことを大切に

本書の中には、「考える」と「悩む」、2つの違いが挙げられています。

「悩む」=「答えが出ない」という前提のもとに、「考えるフリ」をすること
「考える」=「答えが出る」という前提のもとに、建設的に考えを組み立てること

仕事や勉強以外のことで、「向かい合い続けること自体に価値がある」という問題も確かにあります。(例えば、家族や恋愛、友達など人間関係についてのことなど。)しかし、目指すべきゴールは『変化』、そして何かを生み出すこと。

受験生の皆さんも、やみくもに頑張る前に、まず目標を明確にすることが大事です。「イシューからはじめること」が、最短の道でゴールに進む方法なのかもしれません。

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