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AVATAR

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“選ばれし者”には苦難がつきもの『AVATAR』にみる試練とは?

『ターミネーター』、『タイタニック』と数々の名作を世に生み出してきた映画界の巨匠・ジェームズ・キャメロン監督。「『AVATAR』は私がこれまで手がけた中でも、最大のチャレンジだった」と監督に言わしめた作品。構想14年製作4年の月日を経て、ついに公開されました。

時は西暦2154年。主人公のジェイクは、下半身不随の元海兵隊員。双子の兄の代わりに、地球から5光年離れた衛星パンドラで実行されている特別なプログラムへの参加を要請されます。“ナヴィ”というヒューマノイドが暮らし、さまざまな動植物が生息する森が拡がるパンドラには、地球の燃料危機の解決に繋がる鉱石が存在します。しかし、地球人にとってパンドラの大気は有毒。鉱石の採掘・研究を行うため、“アバタープロジェクト”なるものを進行させるのです。

何かが欠落した主人公、というのは映画の定番ですが、ここでも主人公のジェイクは足が不自由。シニカルな皮肉屋です。しかし、「乗り越えられない試練は与えない」というのもハリウッドの通説。ジェイクは「成功したら、足をもらえる」という約束で、任務に取り掛かるのです。「頑張って合格したら、資格を得られる」という皆さんと通じるものがあるかもしれません。(やや強引ですが)

“アバター”って何?そして課せられたミッションとは?

“アバター”とは、地球人とナヴィのDNAを遺伝子操作によって合成し作り出したハイブリッドの肉体のこと。特殊な装置でドライバーとなる人間の意識を転送し、遠隔操作することで生命体となり活動可能になります。“アバター”の肉体を得たジェイクは再び自分の足を得た喜びをかみしめながら走り回ります。
そこで、森に迷い込み命の危険にさらされたジェイクは、ナヴィの族長の娘・ネイティリに助けられます。そして、積極的にナヴィたちと交流をはかります。

ジェイクの任務は“アバター”となり、ナヴィに接すること。彼らを集落から立ち退かせるようにすることだったのです。

不可能を可能にするため必要なものは不屈の精神

ナヴィたちとの交流を通じ、パンドラの大自然に敬意の念を抱くようになったジェイクはナヴィ、そしてパンドラを守るため、戦うことを決意します。しかし、その一方で地球人をパンドラから退却させることはジェイク自身がもうアバターになれないことを意味します。主人公・ジェイクは、自ら導き出した究極の試練に立ち向かいます。

ジェームズ・キャメロン監督が『AVATAR』の脚本を書き上げたのは1995年。本格的に製作に取り掛かかるまで多くの歳月がかかっています。

たとえ何度チャレンジすることになっても、不屈の精神で挑み続けることが成功の秘訣なのかもしれません。

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