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テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエ

「すべての“風呂”は“ローマ”に通ず」
時をかける古代ローマ人の物語

興行収入50億円を突破し、空前の大ヒット! 今年4月にはイタリアで開かれた欧州最大規模のアジア映画祭「ウディネ・ファーイースト映画祭」でワールドプレミア上映され、世界20カ国以上から公開オファーが殺到している『テルマエ・ロマエ』。

シリーズ累計500万部を突破し、「マンガ大賞2010」、「第14回手塚治虫文化賞短編賞」をダブル受賞したヤマザキマリの同名コミックを実写映画化した傑作。古代ローマ帝国の浴場設計技師が現代日本にタイムスリップ。日本の風呂文化を学んでいく姿をコメディタッチで描いています。

温泉大国が独自に進化させた入浴文化
ガラパゴスバスが与える驚異のインスピレーション

観光省の2002年の統計によると、温泉地の延べ宿泊者数は約1億3800万人。国内にある温泉地数は3,230、源泉総数は27,825に上ります。現存する日本最古の歴史書「古事記」や神話の中にも温泉は頻出。日本人の温泉好きは、太古の昔から。DNAレベルで刻み込まれているのです。

そして、独自の入浴文化を開花させ、今では一家に一風呂が当たり前。世界有数の風呂大国となった日本では、多機能・高機能のバス用品が流通し、ガラパゴス化した感があります。

その日本に、古代ローマから時空を超えてやってきたのは、失業寸前の浴場設計技師のルシウス。斬新なアイデアが浮かばず、悩みに悩んだ挙句、タイムスリップ。平たい顔をした日本人の入浴文化に衝撃を受けます。そして、日本のガラパゴス・バスから得たインスピレーションを古代ローマに持ち帰り、新しい浴場のアイデアを次々に打ちたてていくのです。

古代ローマの壮大な街並みと鄙びた温泉街 濃い顔と平たい顔のギャップに思わずニンマリ

浴場設計技師のルシウスを演じる主演の阿部寛をはじめ、主要な登場人物の古代ローマ人を演じるのは日本人。映画スタジオ「チネチッタ」で古代ローマの街並みをリアリティたっぷりで再現し、顔の濃い(彫りの深い)実力派の俳優たちが演じているため、それほど違和感はありません。

一方、日本で撮影したロケ地は、いかにもな銭湯や鄙びた温泉地がメイン。「平たい顔族」と称される日本人が一喜一憂している姿に癒されます。

観賞後、無性に温泉に入りたくなる映画「テルマエ・ロマエ」。合格の暁には、自分への御褒美として温泉巡りをしてみてはいかがでしょうか?

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