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ソーシャル・ネットワーク

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5億人をつなげた“スモールワールド現象” 失恋の痛手がすべての始まり

世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)Facebook。「Facebookの友達リクエストが届いています」。そんなメールが世界中で、多くの人に届いているはず。

今回ご紹介する映画「ソーシャル・ネットワーク」はFacebookの創設者たちを描いた物語。映画原作などで著名な作家ベン・メズリックがFacebook創設のノンフィクションとして出版社へのプレゼンテーション用に書いた14ページほどの企画書が基になっています。

社会学では、「誰でも知り合いから知り合いへと6人を経由すると、世界中の人とつながることが出来る」という概念がありますが、SNSはこのアイデアを使ったサービス。 映画「ソーシャル・ネットワーク」は、Facebook創設者であるマーク・ザッカーバーグがリアルにフラれるシーンから始まります。

「階級意識を逆手に取る」発想
リアルなネットワークから生み出したバーチャル・ワールド

大学には、大なり小なり社交団体があります。各大学で色分けされていることも少なくありません。また、「名家」、「名門」、「資産」、「コネクション」に関する意識は、どこの組織にもつきもの。

「選ばれし者」だけが入ることが出来る、閉鎖的な世界に魅力を感じる人は少なくありません。世界屈指の名門校ハーバード大学には、歴史と伝統に裏付けされた男子学生クラブがあり、将来を嘱望された男子たちは女子から大人気。どこのクラブにも所属しない無名のマーク・ザッカーバーグは、ただの「オタク」としてしか見られないことに不満を感じています。

「モテる」、「モテない」が、人生の一大事と考える時期、失恋したマークはハーバード中の寮の名簿をハッキング。女子学生たちの顔写真を並べてランク付けするサイト(Facemash.com)を作成。サイトは思いもよらず大ヒットし、たった2時間で22000アクセスに到達し、マークの名前は学内に知れ渡ります。

「ヒットしたのは、自分の知っている女の子たちだったから。承認制で友人を招待し、友達や自分の情報を共有出来るサイトをつくろう」。そんな思いで生まれたのが、「ネット上の社交場×メンバーによる交流サイト」。Facebookは、大学寮の一室から立ち上がりました。

1シーン、200テイク
60年代生まれの監督が描いたバーチャル世界の革命児

映画に描かれている「マーク・ザッカーバーグ」は、常に自己中心的。ガールフレンドからも、偏執病を意味する「パラノイア(paranoia)」といわれるほど。関心のある話題のみにマシンガントークを繰り広げ、さまざまなことを閃き、アイデアを具現する彼は、病的なまでに人間離れしています。

監督は、役者が役柄を自分のものとするまで、数週間にわたってリハーサルを重ね、200回ものテイクを繰り返したそうです。

この物語は、2つの裁判から、マーク・ザッカーバーグの姿をとらえています。アイデアを盗用されたというウィンクルボス兄弟、裏切られたという創業時の共同経営者(CFO)エドゥアルド・サベリン、そして、マーク・ザッカーバーグ自身の証言をもとにストーリーは進んでいきます。

いまや中国、インドに次ぐ巨大メディアとなったFacebook。言論統制の厳しい中東諸国で巻き起こった民主革命の引き金ともなりました。「Facebookをやり始めると、あっという間に時間が経っている」。そんな人も多いと思いますが、受講生の皆さん、どうぞほどほどに。

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