受験生サポートブログ

資格試験に落ちるのをイメージしてモチベーションを上げよう

失敗を想像してモチベーションを上げる方法

 資格取得で得られるバラ色の生活をイメージすることは、いわば自分に対するご褒美です。試験合格に対してアメを用意することで、モチベーションを高めているわけです。

 アメがあるなら、ムチによってモチベーションを高める方法もあります。
 もし、試験に合格できなかったら、どんなことが起きるかを考えてみましょう。試験勉強をしていること知っていた家族や友人が、がっかりするでしょうか? 知人や同僚に馬鹿にされるでしょうか? やっぱり自分は駄目なんだ、と自己嫌悪におちいるかもしれません。そして、挫折を抱えたままこの先も生きていくのでしょうか?

 たいていの人は、このような文章を読んだだけでも、イヤな気分になるはずです。そして、イヤな気分から逃れたいがために、試験を受けることそのものをも止めてしまう人もいます。「どうせ自分は合格できない」とか「よく考えたら資格なんてほしくなかった」などと言うのです。
 たしかに、挑戦しなければ挫折することもありませんから、受験を止めるのは自分を守るための一つの方法です。しかし、逆に言うと、挑戦しなければ栄光をつかむこともなくなってしまうのです。それで本当によいのでしょうか?

 受験を止めることはしないまでも、失敗したときに傷つくのを恐れるあまりに、言い訳や逃げ道を用意する人もいます。
 たとえば「試験に合格しなくても、私は私で価値は変わらない」とか「たぶん受からないけど、ダメ元で挑戦してみる」とか「合格しなかったら、それはそれで運命だから諦める」とかです。
 このようにはじめから言い訳を用意することを「セルフ・ハンディキャッピング」と言います。「セルフ・ハンディキャッピング」を行うと傷つくことは少なくなるのですが、一方で合格する可能性も低くなります。なぜなら「合格しなくてもいいや」と心が油断して、真剣に勉強しなくなってしまうからです。

 「背水の陣」という中国の故事からもわかるように、「やる気」を高めるためには、言い訳や逃げ道を最初からつくらないことが重要です。「火事場の馬鹿力」ということわざもあります。これで失敗したら後がないと思えば、人間は思いもよらない力を発揮するものです。

 そこで「やる気」を高めるもう一つの方法として、あえてカセ(枷)をつくることをおすすめします。カセとは心理的・物理的にあなたを縛るもののことです。
 言い換えれば、言い訳や逃げ道をつくらないように、自分自身を縛ることが「やる気」の向上に役立ちます。

 たとえば、試験に失敗してみんなに笑われたら恥ずかしいと思う人は、資格試験への挑戦を周囲に黙っていようと考えます。しかし、これは「失敗したときは、なかったことにしよう」という一種の逃げです。
 そこで、あえて受験することを周囲に公言して、自分自身を追い込むことで「やる気」を出す方法が考えられます。
 受験を秘密にしていると、人の見ているときには勉強ができませんが、オープンにしてしまえば、いつでも堂々と勉強できるようになるというメリットもあります。

 どうしても他人には言いたくない場合は、親や恋人や友人などの親しい人にだけ話すという手もあります。このとき、カセを強くするために「公約」をつくると、さらに効果的です。
 たとえば「もし、次の試験で合格できなかったら、あなたに1万円あげる」などと約束してしまうのです。この約束を5人と結んだ場合、あなたが5万円を失わないためには、どうしても合格せざるを得ません。

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