初学者が宅建士試験を目指す時のおすすめ勉強法

初学者が宅建士試験を目指す時のおすすめ勉強法
目次

初学者が宅建士を目指す場合の主な勉強法

人気の高い宅建士の資格ですが、この資格を不動産知識、法律知識のない初学者が目指す場合、考えられる勉強法は主に3つです。

資格取得の講座を開講している予備校に通学するか、通信講座を受講するか、独学で自力で目指すかです。

独学で目指すケースの勉強法などはほかの記事で詳しく解説していますので、ここでは予備校に通学する場合と通信講座を受講する場合の勉強法について解説していきます。まずは、それぞれのケースのメリットやデメリットを確認しておきましょう。

その前に予備校通学、通信講座に共通するメリット・デメリットを説明しておきましょう。

メリットとしては、宅建士試験の専門家でもある講師の授業を受けることができること、そして勉強のカリキュラムが組まれていることでしょう。

特に初学者は、何をどの順番で、どのように勉強するのがベストかも分からない状態から宅建士を目指すことになります。こういった方にとって、専門講師の授業や、最適なカリキュラムは非常に魅力的なものです。また、予備校や通信講座のテキストが入手できるのもメリットと言えます。

共通するデメリットとしては、それなりに費用がかかることでしょう。この点では独学と大きな差が出ます。

資格取得予備校に通学する

予備校に通学するメリットは、まず学習環境が挙げられます。普段過ごしている自宅ではなく、予備校の教室で授業を受けるため、勉強に集中しやすい環境があります。さらに周囲には同じく宅建士を目指す仲間もいます。こういった仲間はライバルでもありますが、自分を高めてくれる存在でもあります。

また予備校に通学するメリットとして、目の間に講師がいることが挙げられるでしょう。目の前に講師がいますので、もし授業の中で分からない点や理解が難しい点があった場合、その場で講師に質問ができます。不明点を長く引きずる必要がないというのは大きなメリットといえるでしょう。

反対にデメリットを考えると、最大のデメリットは「予備校がない」ということです。資格取得をサポートする予備校は、多くの場合都市部に教室が集中しています。予備校に通学したいと思っても、地方部に住んでいる方にとっては、通いたくても通えないということになります。

さらに言えば、通学圏内に予備校があったとしても、通学をするということはその時間が必要ということになります。通学時間は電車やバスなどを利用して移動しますが、この移動時間は移動する以外何もできない時間ですので、ハッキリいってしまえば無駄な時間です。

社会人にとって、勉強時間の確保は大変な作業であり、少しでも時間が惜しい中、無駄な時間が発生するのはデメリットといえるでしょう。

ほかにも考えられるデメリットが仕事との兼ね合いです。仕事をしながら資格取得を目指す場合、仕事が終わってから予備校に通学することになります。しかし、仕事といっても必ず定時に終わるわけではありません。

例えば予備校に通うべき日に、残業が入ってしまうと、授業に参加できません。もちろん予備校もその対策として授業の動画やDVDなどでフォローしてくれますが、動画やDVDを見て勉強するのでは通信講座と変わりません。予備校に通うメリットがなくなってしまう瞬間でしょう。

もっと考えると、通学することで得られる仲間の存在があります。仲間の存在はお互いを高めあう存在ではありますが、必要以上に仲良くなると、ライバルや仲間ではなく飲み友達になってしまう可能性もあります。

これは通信講座受講や独学ではない問題です。仲間と適度な距離感を保つ必要があり、それを間違えるとデメリットになる可能性がありますので注意しましょう。

通信講座を受講する

通信講座を受講するメリットといえば、まずは通学時間が必要ないということです。通信講座は基本的に自宅で受講します。そのため不要な移動時間が無くなり、その分の時間を勉強に充てることができます。

また、自宅で勉強ができるメリットとして、マイペースでの学習ができるという点が挙げられます。通信講座の講座を見る時間に限定はなく、自分の好きな時間に受講することができます。

仕事が終わり、食事と入浴が終わってから授業を受けることもできますし、夜は早めに寝て、朝早起きして勉強するという方法も可能です。お仕事によっては予備校の授業時間に通うことができない仕事もあるかと思いますが、通信講座であればその心配はなく、マイペースで学習ができます。時間だけではなくPCやタブレットがあれば日本全国どこでも受講できるのもメリットといえるでしょう。

デメリットを考えると、まずは常に一人で勉強する必要があるため、モチベーションの維持が難しいという点が挙げられます。通信講座を受講するといっても、学習環境は独学同様自宅で、一人でということになります。宅建士試験までモチベーションを高いまま保つのは難しいかと思います。

また、予備校同様専門講師の授業を受けることはできますが、授業はすべて映像授業です。勉強をする中で不明点が発生した場合、その場で講師に聞くことができず、多くの場合は自分でテキストを調べるなどして解決する必要があります。

コスト面では予備校に通学よりも抑えられるものの、独学と比較すれば高額な費用が必要になります。

予備校に通学するか、通信講座を受講するかは、こうしたメリットやデメリットを検討したうえ、自分の性格や仕事、ライフスタイルなどに合わせて選択するといいでしょう。

必要な勉強時間は?

宅建士の試験では、不動産に関する法律知識、不動産の譲渡や相続などによる税制に関する専門知識など、初学者にとってはかなり難解な分野を学ぶ必要があります。この試験対策にどの程度の勉強時間が必要かを考えていきたいと思います。

もちろん勉強をする方の資質や勉強効率などにより、必要な勉強時間に違いは出ますが、ここで紹介する勉強時間をベースに、自分であればどの程度の時間が必要かを考えてみるといいでしょう。

予備校の講義時間は100~150時間程度

予備校に通学する場合の、勉強時間の参考になるのが、予備校が設定している授業時間でしょう。いろいろな資格取得サポート予備校のカリキュラムを見ると、宅建士対策講座の授業時間は100~150時間程度が多いようです。

予備校の勉強時間で見落としがちなのが、予備校への通学時間です。予備校で授業を受けるには予備校に通う必要があります。つまり、通学時間も勉強に必要な時間と考える必要があります。

仮に予備校までの通学時間が片道30分、授業回数が20回と考えれば、授業時間に10時間ほどプラスして考えるようにしましょう。

通信講座の講義時間は150~250時間程度

宅建士試験対策講座を開設している通信講座のカリキュラムを見ると、150~250時間ほどが中心のようです。予備校の講座よりやや授業時間は長い傾向にあります。

予備校の講座も通信講座も、専門講師が授業を行うという点では同じということになります。それでも授業時間に差が出るのは、おそらく通信講座のほうがやや丁寧な授業が期待できるからでしょう。

予備校は目の前に生徒がおり、その中で授業を進めることができます。生徒の理解度なども確認しながら進めることができますし、足りない分は個々に復習してもらい、どんどん授業を進めることで生徒の勉強意欲を刺激するという考え方があるのでしょう。

一方通信講座は目の前に生徒がいない状況で授業動画を撮影します。生徒からの反応が確認できないため、より丁寧に、より多くの方に伝わりやすいような授業を行う必要があります。

また予備校と通信講座の授業時間の差には、授業頻度の問題もあります。予備校では多くの場合週に1~2度、2時間程度の授業を行っています。週に2~4時間程度の授業となります。

一方通信講座は、受講する方次第では、毎日でも受講することが可能です。通信講座で毎日1時間受講した場合と、予備校で週に2日、2時間授業を受けた場合を考えてみましょう。30週間で受けられる授業時間は、通信講座で210時間、予備校で120時間です。こういった違いがあるので、通信講座のほうが授業時間が長いと考えられます。

より丁寧な授業を受けたい方は通信講座、授業は要点のみ教えてもらい、勉強は自身で予習復習するという方は予備校の方が合っているかもしれません。

講義以外に予習・復習も重要

予備校に通学する場合も、通信講座を受講する場合も、大切になるのが予習・復習、つまり自宅学習の時間です。

上でも少し触れた通り、とくに予備校に通学する場合は、しっかりと予習復習を行う必要があり、どちらの勉強方法を選択したとしても、最終的に必要な勉強時間はほぼ同じで、おおよそ300時間ほどは確保しておくのが望ましいといえるでしょう。

宅建士試験対策の勉強の順序は?

初学者の方が、宅建士試験合格を目指すには、およそ300時間ほどの勉強時間が必要です。では、この300時間をよいり効率的に使い、またより短い時間で対策を終えるためには、どのような順序で勉強するのがいいでしょう?

宅建士試験では、法律知識や税制知識など、いろいろな系統の勉強をする必要があります。より効率的な順序で勉強をすることで、知識を吸収しやすくなりますので、参考にしてください。

宅建士試験の出題科目

宅建士試験は全部で50問。このうち36問前後に正解すれば合格となります。この50問がどのような順序で、どの慈姑の割合で出題されるかを確認しておきましょう。

出題順序 出題科目 出題数
1~14問目 民法など 14問
15~22問目 法令上の制限 8問
23~25問目 税制など 3問
26~45問目 宅建業法 20問
46~50問目 免除科目など 5問

出題数からみれば宅建業法がもっとも重要で、続いて民法などということになります。この2つの分野を完璧に答えることができれば、ほぼほぼ合格点まで到達しますので、この2科目の対策が最重要であることは間違いありません。

初学者はまずは民法を勉強

もっとも出題数が多い宅建業法から勉強を始めるという方もいらっしゃるかと思いますが、特に初学者の方であれば、まずは民法の勉強から始めるのがおすすめです。

法律に関する基本的な知識がない方にとって、いきなり宅建業法から勉強を始めるのは少々ハードルが高いかもしれません。

まずは民法を学びながら、法律の基本的な考え方や、基本的な仕組みを理解するのがおすすめ。また民法の知識はほかの場面でも活躍するケースがありますし、宅建士試験においても宅建業法に続く出題数となる科目でもありますので、しっかり基本から勉強していきましょう。

民法以外は暗記が中心

宅建士試験で出題される科目で、民法を除くと、ほかの科目はほぼ暗記科目です。とにかく頭に叩き込む必要がありますが、この暗記を行う場合、民法の知識があるかどうかがポイントとなります。

宅建業法や税制に関しても、基本的には法律や法規制の問題となります。これらの知識を暗記するためには、基本となる法知識の有無が重要になります。つまり最初に民法の知識を身に着けておけば、その他の科目を勉強する際非常に役立つということになります。

その後の勉強を楽にするためにも、まずは民法の勉強で法律の基本や理屈を学び、その基礎知識をもとに他も科目の暗記に移行するのがおすすめの勉強法です。

本番直前に最新の統計数値を叩き込む

宅建士試験の免除科目やその他の科目には、例年統計問題が出題されます。この統計数値は、実際の最新統計が用いられることが多いので、試験直前の時期には出題されそうな分野の統計数値をある程度頭に入れておくのがおすすめです。

どのような分野の統計数値が出題されるかは、過去問などを参照するのが基本。予備校や通信講座を受講している場合は、授業の中でチェックすべき統計を紹介してくれるかと思いますので参考にしましょう。

宅建士試験対策の勉強のコツ

宅建士試験に合格するためには、それなりのコツがあり、このコツを知っているかどうかで合格するかどうかは大きく変わってきます。

ポイントとしては、宅建士試験に合格することと、宅建士として仕事をすることは別ということ。宅建士として働き以上、宅建士に必要な知識はすべて持っている必要があります。しかし、宅建士試験に合格するという目標であれば、そこまでの知識は必要ありません。

上でも少し触れましたが、宅建士試験の合格基準点は7割強。この基準点をクリアできれば宅建士試験には合格できます。それ以上の知識に関しては、合格した後、働きながら身に着けるという方法もありますので、ここでは宅建士試験に合格することを目標としたコツを紹介しましょう。

満点を取る必要はない

まずはなんといっても満点を取る必要はないということです。ここで過去10年間の合格基準点と正答率をご紹介しましょう。

実施年度 合格基準点 正答率
2020年(12月実施) 36点 72%
2020年(10月実施) 38点 76%
2019年 35点 70%
2018年 37点 74%
2017年 35点 70%
2016年 35点 70%
2015年 31点 62%
2014年 32点 64%
2013年 33点 66%
2012年 33点 66%
2011年 36点 72%
過去10年平均 34.6点 69.2%

実施年により基準点は最高38点、最低31点と差がありますが、平均するとおよそ7割の正答率で合格できるのが宅建士試験です。つまり宅建士試験に合格することだけを考えれば満点を取る必要はなく、最低7割、できれば8割の正答率を目指せばいいということになります。

科目ごとの足きりもない

宅建士試験は全部で50問。1問1点の50点満点で採点されます。ポイントとしては科目ごとの足きり点が設定されていないことが挙げられます。つまり極端な話をしてしまえば、宅建業法と民法の問題をすべて正解すれば、ほかの科目をすべて間違えても、合格できる可能性があるということになります。

これがどういうことかといえば、試験科目の中で得手不得手があっても合格することは可能ということです。

これは宅建士試験対策の勉強にも大きな影響があるでしょう。自身がぬがてな分野を無理して勉強する必要はなく、得意とする分野を磨くことでも合格に近づけるということになります。

同じ勉強をするのであれば、得意分野のほうが効率は良くなりますので、自分の得意分野、苦手分野をしっかりと見極めて勉強スケジュールを組むのが重要となります。

宅建業法は最低7割を目安に

科目ごとの足きり点がないとはいえ、出題数の多い宅建業法に関しては、得意不得意関係なく7割程度を目安に得点できるようにしましょう。宅建業法は20問出題されます。出題比率で言えば4割となります。

ほかの科目で満点を取っても最高点は30点であり、合格は難しくなります。どんなに苦手でも、宅建業法の勉強を無視するというわけにはいきません。

目安としては、宅建業法で7割の正答率を目指すといいでしょう。仮に7割正答できれば宅建業法で14点。残りの科目30問で20点取れれば合格の可能性は高まります。

反対に最低でも6割は得点できないと合格はかなり厳しくなるでしょう。宅建業法で正答率6割の場合、ほかの科目で必要となる正答率は8割ほど必要になります。

得意不得意に関係なく、宅建業法は7割を目安に勉強するようにしましょう。

苦手科目は過去問で勉強

宅建士試験の出題科目は、ひとつずつかなり広い範囲からの出題となります。ただでさえ苦手な科目を幅広く学ぶのは非常に難しく、また勉強効率の面でもいいとはいえません。

そこでおすすめの勉強方法が、過去問を徹底的におさらいする方法です。出題範囲が広いとはいえ、出題される項目や内容にはある程度傾向があります。この傾向をきっちり抑えることで、苦手科目の勉強は最低限ですみ、勉強効率を上げることも可能になります。

もちろん時間的に余裕があれば、全体的に勉強するのがベストです。しかしどうしても時間がなければ、いわゆるヤマを張ることである程度対応できる可能性もありますので、覚えておくといいでしょう。

勉強スケジュールの組み方

短期間で初学者が宅建士試験に合格するには、勉強スケジュールの立案が非常に重要になります。いつまでにどの程度の勉強を終わらせるかを決め、そのスケジュールに沿って計画的に勉強するのが重要になります。

とはいえ、初学者の方にとっては、何をどう考えてスケジュールとして組むのかも難しいかと思います。そこで勉強スケジュールの組み方の基本的な考え方や、スケジュールを組むうえで重要になるポイントなどを紹介していきましょう。

基本的には授業の進行に合わせる

予備校に通学していた李、通信講座を利用しているという場合、その予備校や通信講座が作成した勉強カリキュラムがあるかと思います。予備校や通信講座は、長年にわたり多くの宅建士試験合格者を輩出してきた実績があり、その実績に基づいてカリキュラムを設定しています。

基本的にはこのカリキュラムを勉強スケジュールの中心と考えるといいでしょう。とはいえ、もちろん勉強の進行速度には個人差もあるでしょう。すべての人が予備校や通信講座のカリキュラム通りを遵守するのではなく、このカリキュラムを基本とし、自分の事情に合わせてアレンジすることが重要です。

例えば仕事の関係上この一か月は忙しいなどという事情があれば、その月は比較的緩やかなスケジュールを組み、その他の月の勉強強度を上げる方法もあります。

さらに細かくスケジュールを考えるのであれば、毎週金曜日は残業が多く、水曜日は残業が少ないなどの事情があれば、金曜は軽めのスケジュール、水曜はしっかりと勉強するようなスケジュールなど、工夫をしてみましょう。

自分の得意不得意を把握する

勉強スケジュールは一度組んだらそれで終了ではありません。勉強を始める前に作成し、その後勉強をしていく中で、自分の得意分野、不得意分野がはっきりしてきたところで、勉強スケジュールの見直しをすることが重要です。

そのためにもポイントとなるのが勉強の進め方で、最初から1項目ずつ丁寧に勉強するよりは、いきなり試験範囲全体をざっくりと勉強するのがおすすめとなります。全体を通して勉強することで、自分の得意分野と苦手分野が見えてきます。この傾向も勉強スケジュールに組み込みましょう。

組み込み方はそれぞれの感覚です。得意分野を伸ばしたい方と、苦手分野を克服したい方がいるかと思います。ご自身の望むスタイルでスケジュールを組むといいでしょう。

参考までにですが、宅建士試験には科目別の足きり点の設定はありません。得意分野を伸ばすことでも合格に近づけることがありますので覚えておきましょう。

毎日のスケジュールを組むと有効

勉強スケジュールの組み方の基本は、大きなスケジュールから徐々に小さなスケジュールまでしっかりと組むことです。宅建士試験のような資格試験の場合、月単位のスケジュール、週単位のスケジュール、毎日のスケジュールと落とし込むことで、毎日どの程度の勉強が必要かが分かるようになります。

スケジュールを組む順序としては、最終的に宅建士試験に合格することが最大目標ですので、まずは試験日をゴールとしてその時点で勉強を完了させると設定します。これを、そこまでの月数で割り、各月ごとの目標を設定します。

月ごとの目標が決まれば、今度はそれを4分割し、週ごとの目標を、そして週ごとのスケジュールを7分割し毎日のスケジュールに落とし込むようにします。

もちろんこのスケジュールを組む場合に、仕事の事情や家庭の予定、毎日の残業に関する事情なども考慮して細かく設定すると、達成がしやすく勉強もはかどるでしょう。

勉強スケジュールを毎日設定することで、毎日の勉強にゴールができ、そのゴールに到達するために勉強をするようになります。こうした細かくゴールを設定することで、モチベーションの低下も防げるようになりますので、しっかりと組み上げるようにしましょう。

勉強ノートの取り方にポイントは?

宅建士試験のために予備校に通学したり、通信講座を受講する場合、授業中に取る勉強ノートの取り方でも勉強効率は変わります。勉強ノートの取り方は、学生時代の受験勉強や定期テスト対策の勉強を思い出すといいでしょう。

ここではそんないろいろなテスト勉強にも共通する、効率のいい勉強ノートの作り方をまとめていきましょう。

黒板の文字を丸写ししない

予備校の授業や、通信講座の授業では、講師が板書を行います。板書をするということは、当然その授業の中でも大事なポイントとなる部分といえます。

ただし、この板書を丸写しするのはあまり効率的ではありません。単純に板書を写すだけではなく、自分なりにまとめながら板書を取ることで、より効果的な勉強がかないます。

板書された項目に、後で見返しても分かるような簡単な解説も加えながらノートを作ったり、板書されたことでも重要ではないと判断できれば無視してもいいでしょう。

何より重要なのは、予備校や通信講座の授業は、板書を写すのが本来の目的ではありません。講師の授業をしっかりと聞き、その内容を理解することが重要です。板書に集中しすぎて、講師の言葉を聞いていないというようなことがないように気を付けましょう。

講師の言葉で気になった部分も書き留める

講師の授業をしっかりと聞いていれば、たとえ板書されていない言葉でも、重要な言葉があるかと思います。こうした講師の言葉も、気になった言葉はノートに書き記しておくのがおすすめです。

講師の言葉を板書とうまく組み合わせてノートに残しておくことで、その授業の記憶が根付きやすくなる項かも期待できるため、自分なりに気になった言葉は記しておきましょう。

ノートにメモ欄を作っておくと復習で便利

勉強ノートにおいて非常に重要になるのが余白を作ることです。ノートの1ページを左右で7:3程度に分けるところに縦線を引き、左側7割の部分で勉強ノートを作成します。

右側の3割は余白として空けておくことで、後で見返したときのメモ欄として使えます。板書を写したノートは、授業を聞きながら取っているもので、場合によってはそれだけでは不親切なノートとなっている可能性があります。そこでメモ欄を有効活用し、しっかりノートとして完成するようにするのがおすすめの方法となります。

もうひとつ勉強ノートを作成する方法としては、板書ノートと別に、自分用の自習ノートを作成する方法があります。これは授業で習った部分を簡潔にまとめて作成するノートで、自分用の参考書を自作するイメージになります。

自作の勉強ノートは、色分けをしたり、付箋を利用したり、後で見返しても見やすいように作るのがポイント。自分で見返したときにメモを書き込めるようにメモ欄も作っておきましょう。

勉強した内容を自分の頭の中でまとめて作成することで、勉強内容をしっかりと覚えることもできますので、おすすめの勉強方法です。

モチベーションが下がった時の対処法

法律知識も不動産の知識もない初学者の方にとって、宅建士試験対策の勉強は長い時間が必要となります。長期間勉強を続けるには、その間モチベーションを維持する必要があります。

モチベーションを問題なく維持できるのであれば特に問題はありませんが、問題となるのはモチベーションが下がってしまったとき。そんなときの対処法を考えておきましょう。

気分転換はほどほどに

勉強に向かう気持ちが萎えてしまったとき、無理やり机に向かっても逆効果の場合があります。あまりにもモチベーションが下がってしまったときは、趣味などに時間を使うなど気分転換も必要となります。

ただし宅建士試験をはじめ、資格試験の勉強は、毎日少しずつでも続けることが重要です。特に暗記科目が多い宅建士試験の勉強は、毎日の復習が重要です。時折趣味の時間を持つこともいいですが、少しでもいいので毎日勉強を続けることだけは意識しましょう。

合格者のブログなどで勉強法を確認

宅建士試験は人気の高い資格試験ですので、多くの合格者がいらっしゃいます。こうした先に合格した方の話を聞くのもモチベーションアップにつながります。ネット上で検索し、ブログやSNSを確認してもいいですし、予備校や通信講座のHPにも合格者の声のようなページがあるかと思います。こうしたものを確認するものいいでしょう。

合格者の方の話を読むと、宅建士試験に備えた勉強法の話なども確認でき、自分とは違う勉強法に刺激を受けることもあるでしょう。

宅建士として働く方の経験談も参考に

また先輩の話を聞くのであれば、勉強の話だけではなく、今現在の話も聞いてみるのがいいでしょう。宅建士試験に合格し、現在宅建士として働いている方の話を聞くことで、自分の将来を明確にイメージすることができるようになります。

自分の将来像を具体的にイメージできるようになれば、再び勉強に対するモチベーションも上がるでしょう。

まとめ

特に下知識もなく宅建士試験に挑む初学者の多くは、予備校に通学するか、通信講座を利用することになるかと思います。どちらを利用するにしてもメリット・デメリットがありますので、自分の住環境や仕事の状況なども加味して、どちらを利用するかを選ぶといいでしょう。

勉強時間に関しては、どちらの勉強方法を利用しても大きな差はありません。また、勉強時間は勉強効率によっても変わりますので、効率のいい勉強法を選択していきましょう。

長期間の勉強にモチベーションが下がってしまうようであれば、少し休憩して趣味に時間を使ってみたり、すでに合格した先人のブログやSNSなどを読んで気分転換をするといいでしょう。

宅建士試験はそこまで難易度の高い試験ではありません。その気になれば初学者でも独学でも合格可能な試験です。より確実に、短期間で合格できるように、予備校や通信講座を上手に利用するようにしましょう。