権利関係は講義で出たとこしか勉強してないのに宅建合格!

性別男性
年代40代
試験年度2015年(27年度)
エリア愛知県
勉強時間600時間
勉強期間9ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
私は1月中旬から学習を始めました。宅建業でもなければ、その業種でもなく、全くの素人でしたので、不安でしたが、コツコツ時間をかけてやれば大丈夫かなと思って申し込みをしました。

テキストを見て、びっくりしました。

そこには、全く触れたことのないような言葉が並んでいて、「これはきびしいかも…」と思ったのですが、講義のDVDもあるし、カラーのテキストで見やすく、イラストもあって分かりやすそうだったので、とりあえず、やるしかないと思っていました。

私は、泊まり勤務の仕事があるので、毎日は勉強できませんでした。子供も小さく、勉強できるのは、週に3日程度の夜21時以降あたりでした。最初は、なかなかはかどらず、気づけば1週間何もしていないなんて時もありました。

2月頃まではそのような感じで過ごし、このままでは間に合わないと思い、とりあえず教科書を1冊1か月でまとめるという目標を立てました。

そして、一通り教科書を終わらせた後、6月頃から過去問に取り掛かりました。この頃になると勉強する習慣がつき、3~4時間程度の勉強を週3・4日程度行っていました。

9月頃からは、過去問を全部やっていては間に合わないと思い、A・Bランクのみを行い、権利関係は講義で触れたところだけしか勉強せず、抵当権を含め他は捨てました。

9月中旬に模擬試験を行うと、時間ギリギリに終わり、結果は28点。「これは何とかなるかもしてない」と思い、弱点だった法令上の制限の強化を図りました。

そして、試験当日。他の方の合格体験記であったように、最後の問題から解きました。

しかし、やはり緊張と取りこぼしてはいけないという思いから、途中の1問で10分以上悩んでしまい、最後の権利関係にたどり着いた時には、残り30分を切っていました。

さらに、権利関係の問題がかなり難しく、焦ってしまい、「もうこれは無理かも」と弱気になってしまいました。しかし、そこで窪田講師の

『周りの人もみんな悩んで苦しんでいる。試験は受かるか落ちるかではない。受かるか諦めるかである。』

という言葉を思い出し、ここで諦めたら負けだとい思い、捨てる問題は捨てて、最後までしっかり問題を解き終えました。

そして自己採点をしてみると、権利関係は4点しか取れておらず、やっぱり無理かと思っていましたが、宅建業法が14点・法令上の制限が7点・その他の法令が7点・合計32点と何とか合格することができました。

『試験は受かるか諦めるか』あの言葉がなかったら、合格していなかったかもしれません。

模試を受けて、弱点を見つけ、そこにテコ入れをするということも大切ですが、やはり最後は気持ちだったような気もします。今回の試験で自分に自信が持てました。皆さんも頑張ってください。

最後になりましたが、窪田講師、数々の励ましのお言葉ありがとうございました。お陰で見事合格することができました。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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