宅建の勉強で失敗しなかったのはテキストが少なかったから

性別女性
年代40代
試験年度2015年(27年度)
エリア青森県
勉強時間1000時間
勉強期間7ヶ月間
職業自営業・会社経営
受験回数初学者(1回目)
私は三回目の挑戦でした。

一度目は大学生時代、レポートと実験で時間がとれず挫折しました。

二度目は会社に勤めていた時、残業や仕事の疲れからやる気が起きず、また失敗。

一念発起してやる気になったのは、フォーサイトのフルカラー教材を見つけたことと、嫁ぎ先が自営業をしていたからでした。といっても、とくに資格を取れと言われたわけではなく、私自信が知識不足を感じたからでした。

勉強に対してはブランクもあり、もともと長い時間集中することが苦手なたちでしたし、励まされたりするとプレッシャーに感じることもあり、家族には内緒で約一年前からコツコツと始めることにしました。

勉強は、平日の家事の合間にやることにしました。

土日祝日は、家族に悟られないために、テキストやパソコン画面は一切開きませんでした。

毎日継続して長い時間を確保することはできませんでしたが、おかげで短い時間に集中することができ、だんだんと勉強する習慣が身につくようになりました。はじめたころは一時間でも苦痛だった勉強が、試験日前には六時間程度できるようになりました。

最初はDVDの解説通りにテキストにマーキングし、そのテキストを見ながら書いて暗記につとめました。私は、書いて覚えるタイプなので、家じゅうの紙とペンをかき集め、ひたすらに書きなぐって用語を頭に入れました。

次に、同じ範囲の過去問を解いて、間違えた問題は翌日にもう一度解くということを繰り返しました。

同じ工程を試験のひと月前までに三回は繰り返したと思います。

試験前には、解答のスピードが気になり、ネットから過去問をいくつも探してきて、時間を計って本番さながらに解くことを繰り返しました。

試験日が近づいてくると、だんだんと焦る気持ちが出てきて、あれもこれもやり足りないという思いもありましたが、合格手帳に記録してきた勉強時間ややってきたことを眺めて気持ちを落ち着けることができました。

私の場合は、あえて自分から家族の応援をシャットアウトしていましたが、メルマガやテキストのコラムなどたびたびアドバイスを読むことで、それほど孤独を感じることはありませんでした。

合格の報告を家族にしたときは、「いつ勉強してたの!?まったく気付かなかった」と言われたくらいです。勉強を続けるためには、適度な休息と、自分自身に打ち勝つ克己心が必要だと思います。

また、必要最低限の範囲で繰り返し反復して、頭にすりこむことも大切だと思いました。合格できたのは、自分のがんばりと、フォーサイトのテキストの少なさのおかげだと思っています。
2おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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