宅建は過去問から試験問題の傾向をつかむことが大切

性別男性
年代30代
試験年度2015年(27年度)
エリア東京都
勉強時間300時間
勉強期間6ヶ月間
職業自営業・会社経営
受験回数初学者(1回目)
宅建試験の勉強を始めたのは、5月の下旬ごろからでした。日中は仕事があるため、通信教育での学習を考えました。フォーサイト社については、失礼ながら耳にしたことはなかったのですがインターネットで検索して評判・実績が良かったため、CDコースのバリューセットを申し込みました。

届いた教材を初めて見たときの感想は、「思ったよりもテキストが薄い」ということでしたが、実際に学習し終わった後では無駄な部分をそぎ落としているために、テキストが薄くなっていると感じました。

学習は受講ガイドに従って、宅建業法、法令上の制限、その他の法令、権利関係のテキストを、CDを聞きながら進めていきました。

実際にはCDの内容をiPhoneに取り込んで、勤務後や週末に少しずつ聞いていきました。テキストを読むだけでは一部内容が理解しにくい部分もありましたが、講義のCDでわかりやすく解説がされていたので一度聞けば、おおよその内容は理解できました。

テキストが一冊終わるごとに、過去問にも取り組みましたが過去問の重要度ごとにA~Dの難易度別の分類がしてある点がよかったと思います。

宅建業法、法令上の制限、その他の権利ぐらいまでは一通りA~Dレベルの問題に目を通しましたが、権利関係については分量も多く試験までの時間も少なくなってきたため、あえてDレベルの問題には全ては目を通しませんでした。

過去問集では、回答した日付と正誤の別が記入できるようになっていたため、自分がどのような問題で間違えるのかが後で見直した時に分かり易くなっていたのが良かったと思います。過去問はおおよそ3回程度繰り返しました。

過去問集に加えて、Webの道場破りを通勤時間の際に電車内でスマートフォンからアクセスして、学習しました。

それまで電車の中では何気なくスマートフォンでメールやニュースをチェックしていたことが多かったので、道場破りの小テスト形式の問題を回答することで時間が有効に使えたと思います。試験の1か月前は、フォーサイトから送られてくる模擬試験以外にも市販の模擬試験の問題集を一冊購入し時間を測って回答しました。

1回目は合格ライン以下でしたが、3回目、4回目ぐらいから何とか合格ラインに到達することができました。

本試験は、権利関係の問題が非常に難しく感じましたが、これは模擬試験の際にも同じ傾向だったので、できるだけそれ以外の部分で確実に得点しようと意識しました。

その結果、今回初めての受験で何とか合格することができました。これから宅建に挑戦する方々は、過去問を繰り返し回答し、自分の間違えやすい問題の傾向をつかんでB~Cレベル以上の問題に確実に正解できるように目指すのが良いのではないかと個人的には思います。
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