宅建の勉強でフォーサイト以外のテキストは使わなかった

性別女性
年代20代
試験年度2015年(27年度)
エリア神奈川県
勉強時間1000時間
勉強期間9ヶ月間
職業パート・アルバイト
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
基礎練習と反復演習の継続がすべて士業となって初めての試験。

難化したという声を聞きましたが、31点がボーダーのところ、37点で一発合格することができました。

今の仕事とはまったく関係ないにもかかわらず、親が宅地建物取引業を行っているため、将来に備えて受験するように言われ、ほぼ知識ゼロからのスタート。受講料の安さとフルカラーテキストに目を奪われて申し込んだのが、フォーサイトの宅建講座でした。

市販や友人が受講していた他社のテキストを見たことがあったので、どれだけの量が送られてくるのか、戦々恐々としていたのですが、届いてみたら、予想外のテキストの薄さに、「これで合格できるの?」と、違った意味で怖くなりました。

しかし、フォーサイトの評判や実績は耳にしていたので、「とにかく信じてやるしかない」と勉強を開始。

範囲が広いので、なにから手を付け、どのように勉強を進めればいいか悩むところですが、全体像の把握や勉強方法、スケジュール管理など、

計画的に勉強を進めるうえでたいへん参考となるガイドブック類、必要な情報がすぐに取り出せ、問題演習や質問もできる、webの「道場破り」が用意されていたので、宅建試験の世界に、自然と入っていくことができました。

あとは、提案してくれたスケジュールに沿って、テキストの熟読、講義DVDの視聴を終えたら、ひたすら過去問や「道場破り」のテスト演習を繰り返しました。

間違ってしまった問題は、過去問題集の解説ページに、テキストに戻って復習して書き込んだり、マーカーを引いたりして、同じミスを繰り返さないようにしました。

その際、重要だと感じたのは、問題を正解したことに満足するのではなく、間違って理解していたところを、理解しなおすということです。

宅建試験は、1問あたり4つの選択肢が用意されていて、正誤を選択する内容になっていますが、消去法で正解できたり、たまたま、自分が理解できている内容ばかりが選択肢に含まれていたりということがありますので、選択肢単位でしっかりと理解していないと、本試験での取りこぼしにつながります。

勉強時間は、平日は1時間30分(会社で昼休みに30分、帰宅後1時間)、休日は2~3時間程度でした。仕事や家庭のこともあり、長時間の確保は難しく、試験直前に至るまで、「寝る間を惜しんでの猛勉強」というようなことは、一切やりませんでした。

その代わり、どんなに忙しくても、体調が悪くても、旅行中でも、10分でも20分でもいいから、必ず勉強するようにしました。2月から勉強を開始し、8か月の勉強期間があったので、日々の継続により、勉強する癖が身に付き、知識がしっかりと蓄積できたように思います。

必要なインプットとアウトプットが終わったら、いよいよ本番に向けて臨戦態勢。

9月からは、新たに届いた「法改正・統計資料対策編」で最新の情報を理解し、「択一対策編」で最終確認を行った上で、1週間に1回のペースで模試をやりました。

前年度の問題を再現した「再現問題」、新たに作成された「模擬試験」、市販の模試形式問題集、他社の会場実施模試を受け、自分の学力レベルをチェックしました。フォーサイト以外のテキストは、一切読みませんでしたが(どっちつかずになって失敗します。フォーサイトのだけで十分です。)、

出題者にも癖があるので、模試だけはいろいろなものを受けて、柔軟に対応できるようにしておいたほうがいいように思います。

どの模試の解説にも、問題ごとに重要度が書かれているので、重要度の低い問題を間違えても気にしない(範囲が広いので、細かいところまでやるのは非効率でムダです。)、逆に、重要度が高い問題を間違えたら、再度テキストを読み返し、同じテーマで出題された過去問をやり直すことにより、総復習になります。

ただ、実際には、フォーサイトのテキストと過去問をしっかりとやっていれば、この時点で重要度の高い問題を間違えることは、あまりないと思います。

読みやすいテキストと解説、厳選されてコンパクトにまとめられた内容、webを利用して、いつでもどこでも勉強や確認ができる環境と、あらゆる面で十分なサポートしてくれているので、通信教育でもまったく不安はありませんでした。

そういえば、質問は一度もしないですみましたね。それくらい、充実していました。

満点を狙うのではなく、合格点を目指す。テキストの薄さには本当に驚かされましたが、騙されたと思って(?!)、フォーサイトの勉強法を信じ、基礎練習をしっかりやってインプットし、過去問や模試の反復演習を継続することでアウトプットする。

これが、合格のためのすべてだと思います。
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