宅建の勉強は毎日3時間前後。でも信号を待つ間も大切にした

性別女性
年代20代
試験年度2015年(27年度)
エリア埼玉県
勉強時間700時間
勉強期間7ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
宅建に興味を持ったのは、大学生の頃でした。

理由は、父が田舎で小さな不動産屋をやっていたから。ですが、卒業後に私は別の業種へ就職。

その後もその仕事を天職だと思い、宅建を受けることになるなんて今年の2月まで全く考えていませんでした。

そんな私が勉強を始めることになったのは、今年1月に娘が産まれ、会社から育児休暇をもらったことです。子供がいるって、お金がかかる..かといって、1歳になったばかりで子供をすぐに保育園に預けるのはかわいそう。

産休明けで、今の会社にフルタイムで戻れるだろうか、、という気持ちでした。

「もし辞めることになった時の為、資格をとろう」と決心したのです。

そこで宅建が目に入りました。というのも、ネットで「ハローワークの求人で多い資格ランキング」というものがあり、それで宅建が3位だったのです。

1位は建築士、2位は簿記だったと思いますが、建築士は絶対無理、簿記は3級止まりで満足していた為、「そういえば、大学の時に真剣に宅建勉強しようと思ってたな〜」と軽い気持ちで(すみません)フォーサイトの通信講座へ申し込みました。

フォーサイトを選んだ理由は、「わかりやすさ」と「合格率が高い」の2つで評価が高かったからです。ネットの情報だし、わからないなと思いましたが、結果は大正解。

正直、フォーサイト以外の教材だったら勉強するのを諦めていたかもしれません。


届いてまずやってみたのは、DVD。
とりあえず、全く知らない世界だからテキストの解説からきいてみよう!と思い宅建業法から始めていきました。

窪田先生の解説は、どれもわかりやすくポイントをしっかり押さえてくれてあったので、そこは絶対理解しよう!という所は特に真剣に、わからなければ何度もきいてそのままにしないようにしました。

一通りDVDをきいたあとは、ひたすら問題集を解きました。

まだ理解していないのがほとんどでしたが、「解けなくてもいい。問題に向き合って、わからない所が自分でわかるのが大切」と思い、何度も何度も繰り返し過去問を解きました。

最初は正解できたのは1/5程度。。まぁこんなものだと落ち込まず、とにかく問題をよく読み、間違えた所は理解するまでひたすら教科書や解説を読む。

その為、教科書と問題集の解説は蛍光ペンと書込みでびっしりになりました。1日の勉強時間は、多い日で5時間程度、ほぼ毎日3時間位でした。

週末で主人がお休みの日は家族で過ごしたかったので、ほとんど勉強はせずに平日の子供が寝ている時や夜中、母に頼んでみてもらったりしてなんとか時間をとり勉強に励みました。

なぜそんなにやれたかというと、「家族に受けると宣言し、協力してもらっているからには恥ずかしいので落ちたくない」それから「講座の代金5万円を無駄にしたくない!」という気持ちでした。

それから、先生が教えてくれた「すきま時間」を特に大切にしました。

信号待ちの時間、トイレ、夕ご飯の準備中、どの時間も宅建試験の前2カ月間は、私の頭の中は宅建のこと一色にしていました。

そして、試験前2週間は毎日5-7時間の勉強。家族にも、あと2週間だから協力してほしい!と必死にお願いして、その2週間で予想問題を5冊分は解いたと思います。

予想問題での点数は、良かったり悪かったり、、一喜一憂してしまいそうでしたが、もうここまできたら落ち込んでる暇はないと、できなかった所を必死に復習しました。

私の場合、得意な順番が「民法→法令上の制限→宅建業法→その他の法令」だったのですが、宅建業法が得意ではなかったので、20点の問題数がすごく負担でした。

業法は18点を目指すと先生に言われていましたが、高得点は期待できなかったので、民法を必ず8点、法令上の制限を6点と目標を決めて勉強しました。

ただし、宅建業法は問題数が多く、捨てることはできないので勉強時間は民法と同じ位多めにとりました。試験の結果は、業法に助けられて業法が19点。苦手でも、勉強して良かった。。と思いました。

宅建は合格率15%、あなたの成績が中高時代に100人いたら15人に入ってれば余裕、とどこかのブログで見ましたが、私は田舎の中学で、がんばって30番台だったと思います。(笑)

しかもその時からもう15年。宅建の合格の秘訣は、「自分を甘やかさない。」ことだと思います。難しいのは確かですが、必死でやればきっと受かると私は思いました。

フォーサイトの通信講座のテキストを作成してくれ、たくさんのアドバイスをくださった窪田先生と、近くで私を見守ってくれた家族のおかげです。本当にありがとうございました。

新たな生徒さんが、私のように合格を掴むことができるようお祈りしております。
6おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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