宅建で、質の高い学習を長時間続けるためには?

性別男性
年代30代
試験年度2016年(28年度)
エリア福岡県
勉強時間1000時間
勉強期間11ヶ月間
職業正社員(サラリーマン),その他職業
受験回数2回目
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
サラリーマン大家です。

大家業には宅建士の資格は必要ありませんが、自分のスキルアップと、できれば将来は仲介で独立開業したいという野心もあり、年初に「宅建士をとるぞ」と決意しました。

実は数年前、一度だけトライしたことがありましたが、その時は試験対策のマンガを1冊読んだだけ。当然全く歯が立ちませんでした。今回はしっかり準備をして臨もうと、当初は通学型の口座を考えました。

しかし、サラリーマンをしながらお大家業、さらには核家族で4人の子の父親の私にとって、決まった時間に決まった場所に行かなければいけない通学型は無理があるだろう。

そして1度でも休んでしまうとそのままずるずるとさぼってしまうのではないかという気持ちから、通信講座に絞って検討しました。何社かのサンプルを取り寄せて検討した結果、一番テキストがわかり易そうだということと、映像が綺麗そうだということから、フォーサイトさんにお世話になることにしました。

2月に申し込みをしましたが、そこから半年ぐらいは、あまりペースも上がらず、ただ何となくこなしているだけ、という感覚に陥りました。

そこで、7月からは日記をつけることにしました。一日の学習量を分単位で記録することにしたのです。すると、昨日に負けたくない。先週に負けたくない。先月に負けたくない、と時間数だけにはこだわりをもって学習できるようになりました。

学習時間を記録することはとても有意義です。質の高い学習を長時間するのが一番でしょうが、質の高い学習をしよう、と思ってもできるものではありません。ならば、せめて時間だけはしっかりコントロール下において、質より量で勝負しようという作戦です。

これが功を奏したのか、学習に目標を持てたことで楽しくなっていき、さらに不思議なことに、徐々にこれが質の充実へと向かっていきました。時間を付け始めた7月から計算し、試験が行われた10月までの3カ月間で、250時間の学習時間となっていました。

おそらくそれまでの半年間と合算すると350時間~400時間ぐらいはやったのではないでしょうか?試験当日、ある程度自信を持って会場に向かいましたが、会場に着くと皆さんテキストを必死で読んでいる姿が目につき、「この中で合格者は15%か」とちょっと不安になりました。

さらに会場の教室には40人の受験生が入れられていましたが、この中で合格するのは“6人程度”と考えると、やはり難関だな、とあらためて思いました。それでも試験はある程度自信をもって回答を重ねていくことができました。

試験会場を出て、帰路の途中で、さっそく多くのサイトが解答速報を出し始めました。自分の答案と見比べる時は手が震えたのを覚えています。とある予備校のサイトでは、6問が速報として正答が出ていました。「あれ?あってない!!」ちょっと焦りました。

なんと6問中2問しか正解していません・・・・。しかし、その後、続々と正答(だと思われる解答)が発表され、41点の得点を取ることができました。(ちなにみ最後の最後で、ふと気になった回答を訂正して間違えてしまいました。こういうのはもったいないですね)

6問中2問しかあっていなかった時は泣きそうでしたが、大逆転勝利!という感じです。僕は、動画はほどほどで、ほとんどの時間を過去問にあてました。また、市販の模試を2冊、計6回分解いて、自信を深めました。

あくまで、フォーサイトさんが提供してくれるのは勉強の材料です。それを自分なりにアレンジして、自分に合った学習法を見つけられるかどうかが、合否の分かれ道だと思います。みなさんも頑張ってください!
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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