権利関係と宅建業法の2分野の克服を学習の目標に

性別男性
年代20代
試験年度2016年(28年度)
エリア兵庫県
勉強時間300時間
勉強期間9ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
受験を決めたのが6月ですから、受験まで120日くらいしかありませんでした。

しかし、準備期間が長ければ良いというものではありません。

120日を短いと考えず、学習した事を効率的に習得し、有効な知識をトコトン、頭に叩き込めれば、宅建試験の場合は、資格試験のなかでは、比較的に試験の範囲が狭いので、十分に合格圏内に入れるという認識のもとに、準備を開始しました。

仕事の関係で、どうしても資格取得が必要につき、必ず合格するという強い決意で勉強しました。

とりあえず、勤務日は夜1~2時間程度、集中して暗記を中心に学習し、休日は(それまではゴルフ又は読書等でしたが、受験準備期間は一切を絶ちました!)、2時間単位で、集中してテキストの深読みをしました。

権利関係と宅建業法を完璧にマスターすれば、確実に合格出来るとの考えのもと、この2分野の克服に努めました。

先ず、民法に関しては、ある程度素養(知識)がありましたから、宅建に直結する部分を集中して学習するだけで、ほぼマスター出来ると思い、早めに学習しました。

そして宅建業法は、全く知識がありませんでしたから、しかし知らない故に、新鮮で、思いのほか、楽しく興味を持って取り組むことが出来ました。2分野については、9月中旬迄にテキストは理解し、中旬以降は過去問の対策を徹底しました。

過去問を解いて、間違った箇所はテキストで確認の繰り返しです。

余りにマニアックな問題は、気にせずスルーする事としました。この2分野で90%正解(これで31点)を目指し、マニアックな問題をスルーしても十分に90%到達可能な学力レベルを目指しました。

法令上の制限、税法関係は、過去問から出題の傾向が感覚的に読めましたので、9月からポイントを絞って、短時間でマスター出来ました。免除科目は一般知識+出題傾向の予測で克服出来る内容でした。

受験の1週間前からは、健康管理に注意し、余裕を持って受験に臨みました。当日は予想に反して、得点源とする2分野で、少々苦戦(82%に終わる!)でしたが、運よく法令・税法・免除科目がパーフェクトの結果となり、40点で合格となりました。

勝因は、重点2分野に集中特化。その他はポイントを絞って学習。準備期間が限られた社会人は、如何に効率よく、無駄なく理解習得するか、であると思います。120日といっても、1年の1/3ですから、十分な永さです(人間そんなに永く生きないのですから)。

少なくとも、その期間、私はゴルフも読書も一切を絶ち(犠牲にして)準備したのですから、かけた時間を、絶対に無駄にしたくないという、強い決意で試験に臨んだことも大きな勝因だと確信いたします。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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