平成26年の宅建試験を目指して勉強の方法を探した結果

性別男性
年代50代
試験年度2016年(28年度)
エリア東京都
勉強時間500時間
勉強期間5ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数3回目
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
士業関係の会社に勤務しており、取引先の関係上、宅建士の内容に近い業務をしていたこともあり、知識を広げるため宅地建物取引士の取得に調整しました。

平成26年度、最後の宅地建物取引主任者資格試験に挑戦しましたが自己採点で『30点』。

その年の合格ラインまであと2点でしたが、たかが2点ということが勉強した内容の定着化に甘さがあったのだと痛感しました。

翌年の宅地建物取引士に名称が変わって初年度の資格試験はパスしました。パスというより宅建士を半ばあきらめていたのだと思います。

しかし、仕事をする上では知識の向上を目指すものの目安として取得したいという気持ちが再発し、家族がある身のため通信制のフォーサイトで勉強をしてみようと思いました。

そして、届いたフォーサイトの教材に目を通すと驚いてしまいました。平成26年度の試験を受けるため、一通りは勉強してきたのですが、フォーサイトの内容は平成26年度に勉強してきたことよりも少ない内容のテキストでした。

確かに売り文句の『オールカラー』のテキストではありましたが、一度勉強したものにとってあの内容では物足りなさと後悔だけが残ります。初めて勉強する方にはイラスト付きで入りやすくなっていますが、あの内容では受かる自身がありませんでした。

過去問題集は年度ごとに分かれていて10年以上遡った問題が載せられていましたが、回答解説がひどすぎます。

その問題に対して理由付けた解説になっていないところが多々見受けられました。特に権利関係の借地借家の問題などは理由がわからず淡々とこなしているだけで過去問の記憶をさせられているようでした。

DVDは権利関係の抵当権や根抵当権のところが入っておらず、一番理解したいところがありませんでした。道場破りのオンラインテストに関しては階級昇進条件と実際の階級昇進がかみ合っていない、技の決めてがいくらやっても同じものばかり。

ただ単に宅建士の資格を欲しいだけであればフォーサイトで良いかもしれませんが、私のように知識を広げたいから試験を受けるのであれば考え直したほうが良いかと思います。

以上のことから今年の6月に見切りをつけ、家族の了解を得て通学制の別の資格専門学校に切り替えました。確かに値段だけでみればフォーサイトはいいと思います、しかし確実に試験に受かるためには受講したことを後悔しています。

結局、切替えた先の専門学校に4か月通い、苦労しましたが見事に合格することができました。
0おめでとう

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