宅建の昨年度の試験の問題を解いたのは実は本番2週間前!

性別女性
年代30代
試験年度2016年(28年度)
エリア静岡県
勉強時間1000時間
勉強期間11ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
30歳女性、大学卒業後に就職した会社で7年間一般事務をしていますが、何の資格も持たずここまで来てしまったことについて、今まで漠然とした不安感を抱いていました。

何か資格を、と考えたときに、会社で助成を受けられる資格一覧の中に宅建取引士を見つけ、有名な資格だし将来転職するときに役立つかも、と単純に思ったのが最初のきっかけでした。

費用を抑えたくて独学も考えましたが、まったくの初学者でしたので、通信講座を受講することにしました。フォーサイトのDVD講座は低価格でありながら内容も充実していて、数ある通信講座からこちらを選択して良かったと思っています。

6月から開始して4ヶ月間での合格を目指しましたが、実際のところ、7月と8月はかなりさぼってしまったので当初の計画通りには学習がすすめられませんでした。

6月はまず基礎講座のDVDを見て基礎知識をつけることからはじめました。

一度で分からないことも多々ありましたが、とにかくまずは一通り全部見てしまい、2回目からは覚えるというよりは理解することを意識して繰り返し見ました。

道場破りでスマホにメディアダウンロードして移動時間や空き時間に音声だけを聞くようにしていたのですが、学習をすすめられなかった7月8月も、このことだけは続けられました。

基礎講座をはじめて1ヶ月後、7月に入ってからいよいよ過去問演習をはじめましたが、ここで思い切り躓いてしまいました。本当に笑ってしまうくらい問題が解けなかったのです。

漠然と「これはこういうことだな」と理解して頭に入っていたつもりの知識では問題文の正誤を正確に判別することは出来ないと痛感しましたので、ここからは問題演習を中心に、試験で問われるポイントを押さえて学習しようと決めました。

そう意気込んで過去問演習に取り組んだのですが…とにかく解けない。

一問10分近くかけても正解できない。学習が全く進まない……

勉強が辛くて逃げ出したい気持ちになって、一問も問題を解かない日が何日も続いて、久しぶりに机に向かってみてもちんぷんかんぷん、という悪循環に陥っていました。

そうこうしているうちに試験1ヶ月前の9月です。

もうこれは駄目だ!死にものぐるいでやらないと絶対に受からない!という思いで必死に学習しました。

問題を解く、解答を読む、該当箇所のテキストを読む、という基本的な方法の繰り返しで、暗記は問題で繰り返し問われたところを中心に、付属の単語カードに書き込みをして覚えました。

仕事以外で机に向かえない時間はすべて、DVDの視聴(実際には音声を聞くだけですが)に充てました。通勤中はもちろん、朝の身支度をしながらでも、家事をしながらでも、隙間時間は努力次第で絞り出せるものですし、この時間が私にとってはとても重要だったと感じています。

昨年度の試験問題を解いたのは本試験二週間前で、なんと20点。

模擬試験を解いたのは本試験一週間前、31点。

結局過去問演習も2回目の途中までしか出来ませんでしたが、「駄目で元々。でも最後まで諦めない」と決めて残り一週間を死にものぐるいで過ごし本試験当日を迎えました。

自己採点の結果は36点。ギリギリでしたが、なんとか合格出来ました!自分でも信じられません。

途中で挫折していた期間にもっと粘り強く努力を続けられていたら、計画通りに学習をすすめられていたら、もっと良い結果を得られたかもしれません。単に資格の勉強といっても、自分自身の弱さを改めて痛感した経験にもなりました。

それでも資格を取得出来たことは自信のひとつ。この経験を踏まえて、また何か新たな挑戦をしてみたい!と考えています。本当にありがとうございました!
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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