産休期間に宅建を1日4時間は夢中で勉強しましたね

34歳の夏に産休に入り、この機会に何か資格をと思い立ちました。

一般事務の経験しかなく、そんな私でも挑戦できるものと探していたところフォーサイトの宅建講座を発見。ところが、出産・育児とあっという間に時間が過ぎ、申し込みしたのは、翌年の6月を過ぎてのことでした。

試験まで3ヶ月半しかなく、今年はやめておこうという気持ちもありました。

娘は10ヶ月で、夜まとめて寝てくれる子でもなかったので毎日が睡眠不足との戦いでした。果たして、こんな状態で勉強をし、短期合格をめざせるのか。

そんな時、取り寄せたサンプルDVDを見て『これならイケるかも』と思いました。

届いたテキストの薄さにも驚きましたが、必要最低限に削ぎ落とされた内容に更に驚き、これなら短期間でも全てに目が通せて、過去問までやりこなせるかもと意欲が湧いてきました。

家事をしながらDVDを見て、移動中や授乳中には音声で聴く。兎に角、勉強と離れないようにと頑張りました。

それでも、なかなかまとまった勉強時間は確保できず、隙間時間で1日2～3時間がやっとという状況でした。9月中旬に行った模擬試験の結果は29点。法令上の制限が半分も取れておらず、民法はガタガタでした。

このままでは落ちる、何とかしなければと、それからは睡眠時間を削り、なんとか1日4時間以上は確保。

残り3週間、民法は諦め、覚えさえすれば点の取れる法令上の制限に時間を割きました。また、難問には手を出さずに、過去問のABCだけを解き倒しました。

フォーサイトを信じ、先生の言われたことだけしかやりませんでした。というか、やる余力もありませんでしたが。

毎日の家事・育児に追われ、心が折れそうな時も沢山ありました。

今年はお試し受験だからと、自分に言い訳をし、諦めそうになるときもありましたが、道場破りを開く度に『○○○人が学習中』と見て、私よりももっと大変な中で諦めずに勉強に励んでいる人がいるはず、私には今年しかないと奮い立たせることができました。

試験当日は緊張のあまり、手が震えました。自己採点で36点、直前に見直した統計資料からも得点できていました。発表当日までやきもきしましたが、なんとか一発合格。

諦めずに努力する、少し自信もついたように思えます。短期間で合格できたのは偏にフォーサイトの厳選されたテキストにあったと思います。

窪田先生をはじめ、フォーサイトの皆様、本当にありがとうございました。