宅建の学習は6月半ばから。フォーサイトだけで十分合格圏に!

性別男性
年代50代
試験年度2018年(30年度)
エリア岐阜県
勉強時間800時間
勉強期間4ヶ月間
職業自営業・会社経営
勉強法暗記,過去問,模試
商品テキスト,問題集
受験回数初学者(1回目)
試験科目宅建業法,法令上の制限,権利関係
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
■スタートは6月なかば

私は不動産とは無関係の仕事をしているのですが、不動産に関心があったことと何か資格がほしいという思いがあったので宅建を受けてみようと思いました。ただし宅建はたくさんの人が受ける資格だからそれほど難しいものではないんだろうと誤解していました(勉強を始めて間違いだったことを心底思い知らされました。。)

受講申込みは2月にしたのですが、病気になってしまい手術、入院などでスタートが遅れ、6月なかばから約4ヶ月勉強しました。

間に合うか不安でしたがやれるだけやろうと思い、朝4時に起きて平日4時間、休日は7~8時間ぐらい勉強しました。合計700時間以上は勉強したと思います。普通より時間をかけたと思うのですが、要領が悪い私が合格するにはこれぐらいの時間が必要でした。



■フォーサイトだけで十分合格圏。捨てるべきところは捨て、難問はスルー

一番お伝えしたいのはフォーサイトの教材(基礎+過去問+直前対策講座)だけで十分に合格できるということです。私がフォーサイト以外で勉強したのは市販の模試を2回分だけです。

次に捨てるべきところは捨てて、難問はスルーすることです。具体的には以下の3つです。

①「権利関係」は出やすいところ、かつ得点のとりやすいところだけ講義をして他は省略しますが、省略したところは勉強する必要はありません。私は一切やりませんでした。

②「法令上の制限」、「その他の法令」でも難問が出やすい分野を先生が教えてくれます。そういったところも過去問題集のAとB難度の問題が解ける範囲で勉強をとどめたほうがいいと思います。

③過去問題集は4科目ともD難度の問題と捨マークの付いた肢はやりませんでした。特に権利関係の過去問はD難度と捨マークの肢がかなりあり、最初は飛ばして大丈夫かと思いましたが、合格点を取るには問題ありませんでした。正解すべき問題を確実に正解できるようになることに集中するべきだと思います。

フォーサイトを信じて勉強すれば大丈夫です。



■苦しんだ権利関係と暗記

苦しんだのは「権利関係」と全科目を通しての暗記でした。中でも権利関係の苦手な項目は講義、テキストをなんとか理解しても、いざ過去問を解くとできません。勉強が進まずなんで宅建受験なんて始めたんだろう、やめようと何度も思いました。寝付けない夜もありました。そんな時は合格体験記を読んで合格した人も苦しんだんだと思い何とか前に進みました。

また宅建は記述試験ではないのですが、合格点に達するにはかなりの暗記が必要です。私は当初、講義、テキストの反復通読、過去問を何度もこなせば自然に頭に入ると思っていましたが私の頭では無理でした。合格には暗記は避けて通れませんでした。

しかし私の頭はなかなか暗記してくれません。どうしようと思っていたとところ思い出したのが、テキストに時々出てくる語呂合わせです。それまではあまり注目していなかったのですが「みいちょんよいこでごみひろう」は自然に覚えていました。合格するには語呂合わせにかけるしかないと思い、テキストの語呂合わせに加え、自分にとって暗記が必要なところの語呂あわせ作りに励みました。かなり時間はかかりましたが、テキストに沿って語呂合わせを箇条書きにしてA4用紙10枚くらいにまとめ、テキストと合わせ繰り返し読みました。その結果、すらすら暗誦はできなくとも過去問を見れば対応できるようになりました。



■私なりにつかんだ勉強のポイントなど

・①テキスト理解②暗記③過去問等の演習が三本柱だと思います。この3つをバランスよく行うことに努めました。

・私は過去問は3巡しかできませんでした(しかも1巡目はテキストを見ながら青息吐息です)。ただそれ以降は間違えた問題だけを解き、苦手問題の克服にあてました。加えて直前期は択一対策編、チェックテスト、合格カード、確認テストを各二巡やり、間違えた問題だけを解きと、同様に苦手問題つぶしをしました。

・宅建業法を得点源にすること。宅建業法は確実に勉強が結果に結びついてくれる科目です。

・統計問題と法改正部分の対策をしっかり。特にH30年度の試験は法改正部分が多く出題されました。直前対策講座は本当に受けてよかったです。統計問題もしっかり対応できました。

・先生から言われたとおり本試験は50問目から逆に解いていきました。これは権利関係が苦手な私には必須のテクニックでした(権利関係ははじめの方に出ます)。

・最後にマークミスがないか見直ししてください。私は一箇所見つけました。マークミスで落ちたら泣くに泣けません。ホッとしました。。

・試験当日はタオル、ひざ掛けをもって行かれることをおすすめします。私は某大学で受験したのですが、構内の奥まったところにある教室で、日陰で肌寒く感じました。また椅子も硬く冷たく、タオルをしいて受験しました。フォーサイトの持ち物リストのとおりに持っていって助かりました。



以上私なりの体験記を書かせていただきました。ご参考になれば幸いです。また受験は孤独な作業ですので、いろいろな方の合格体験記を読むのは気晴らしにもなると思いますし、ご自分の参考になる勉強法を見つけ、早く勉強法を確立することは合格への近道だと思います。

そしてフォーサイトの教材だけに集中すれば合格は確実です。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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