宅建講義を聴きカリキュラム通り勉強。実質3か月で実践力が身に付いた

性別男性
年代40代
試験年度2018年(30年度)
エリア千葉県
勉強時間700時間
勉強期間8ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
勉強法暗記,過去問
商品DVD,テキスト,eラーニング
受験回数初学者(1回目)
きっかけは、異動



財務部への異動が、宅建を勉強しようと思ったきっかけでした。不動産取引に関わる業務では、専門用語などなかなか理解できない部分が多く、宅建の勉強することで少しでも理解が深まればと思い、2月にフォーサイトに申し込みました。フォーサイトに決めた理由としては、以前ファイナンシャルプランナー(2級+AFP)の資格取得時にお世話になったからと、窪田先生との相性も良さそうだという直感だけです。

2月後半にテキストが届き、窪田先生の講義を聞き、カリキュラムに沿ってDVDで一通り視聴し、必要なことはテキストに書き込むといった基本的な学習をしていくうちに、すでに7月が過ぎていました。それまではTOEIC受験もあり、日々課題をこなすだけで精一杯。理解のみで、とても暗記には至りませんでした。

7月中旬には夏休みで沖縄離島に行って、ぼーっとしたりとマイペースでした。「仕事で話されたことはそういうことだったのか。勉強になるなあ」程度のもの。あとは確認の意味と義務感から、道場破りの「確認テスト」は、すべて合格表示になるまでやったぐらいです。



8月からが勝負でした



8月になり、そろそろエンジンをかけて勉強しようと思い、平日は寝る前に2時間程度。朝の通勤時間(40分)は、暗記カード。土曜、日曜日は、6時間ぐらいの学習。特にスポーツジムで2時間程度汗をかいた後、休憩室での学習は頭が冴えて効果的でしたので、お勧めです。

という状況下で、なんと妻の妊娠が発覚。待望の第一子ということで非常に喜ばしいことでしたが、妻の悪阻がひどく、代わって買い物、食事の準備など家事全般を担当するなど、想定外の事態でした。結局、その状況は試験日まで続きましたが、お酒も宴席も控えざるを得なくなったのが、むしろ良かったのかもしれません。



プラン見直しの直前期



「制約が人を強くする」「日本の試験は過去問がすべて」。そんな言葉を思い出し、集中して効果的に最短距離で合格するにはと、いろいろ最善の策を考えた結果、今の自分には過去問を分析して出るところを集中して憶える勉強法しか残されていないということでした。

そのためには、

①フォーサイトの5年分程度の問題では足りないと考え、TACの「2018年度版 わかって合格る宅建士 過去問12年PLUS〈プラス〉」を購入し、9月中までに終わらせること。

②フォーサイト教材をはじめ、間違ったところだけを完璧に解き直しマスターすること。

③テキストでうまくまとまっていない論点は、面倒くさがらずに自分で紙一枚のシートに整理してまとめる。そうすれば、直前に探す手間が省けます。

④必要のない数値はあえて憶えない。負担になるし、最近の傾向から必要なさそうなものは省く。過去出たもの+1ぐらいでやめること。

⑤計算問題はすべて解けるようマニュアル化してマスターすること。

そのことだけを胆に銘じて学習しました。



試験当日は、自分でまとめた数々のシートだけを見て、気持ちを落ち着け総合力で解きました。肢の選択でも根拠を持って解答でき、試験が終了した際は、何とか合格したかなという感じました。



合格発表前に自己採点はしていません。よって、何点で受かったかは分かりませんし、必要ないことだと思います。様々なことがあった受験期間でしたが、実質、8月からの3カ月だけで実践力を身につけました。皆さんも、最後まで諦めずに頑張ってください。窪田先生、一発合格のプレゼントをありがとうございました!
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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