宅建の道場破りの確認テストや単語カードをゲーム感覚で

性別女性
年代20代
試験年度2019年(令和元年度)
エリア山形県
勉強時間100時間
勉強期間8ヶ月間
職業主婦,その他職業
勉強法暗記,選択肢,過去問,模試
商品DVD,テキスト,eラーニング
受験回数初学者(1回目)
試験科目権利関係
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
■はじまり

日本テレビのドラマ『家売るオンナ』に憧れ、受験を決意しました。とはいうものの、不動産会社に勤めたこともなければ、学生時代に法律関係の授業を受講したこともありませんでした。初学者ゆえ、法律用語でいう「善意」と「悪意」の意味さえ知らなかったのです。(善意:知っていること。悪意:知らないこと。)

試験7カ月前の3月にDVDコースバリューセットを申し込みました。



■3月~5月 DVD講義+テキスト

初めて聞く言葉が多く、わからないことだらけでした。とりあえず全体像を掴むために講義を2周しました。集中力が続かないタイプであるため、30分ごとに休憩を入れました。1日2時間勉強ができればいい方で、日によってムラがありました。



■6月~10月 過去問演習

6月から過去問講座に取りかかりました。記憶を定着させるため、01A →01B→01A→02→01Bといったように次の冊子が終了すると1つ前のものに戻って復習したため、かなり時間がかかりました。最後の単元の権利関係にたどり着いたときには7月が終わろうとしていました。

フォーサイトの演習ノートのレイアウトは素晴らしく、一つ一つの選択肢に対して考察や解説の書き込みが出来ます。一つ注意したいのは、ひたすら書き続けることにより腱鞘炎気味になってしまうことです。学生時代の癖で、最初はシャーペンで解答理由を書き込んでいましたが、手の疲労と書き込むスピードを考慮し、ボールペンに切り替えました。人によって好みのペンがあると思いますが、私は三菱のJETSTREAMが一番楽だと感じました。筆圧をかけずに済み、記入の速度が上がることにより、効率よく過去問演習を行えるようになりました。ここから試験直前の10月まで過去問演習は続きましたが、結局全体は3周しかできませんでした。



■直前期の対策

問題演習をしていると、苦手分野が出てきます。私の場合、35条書面と37条書面(片方にあってもう片方にないもの、両方に共通する項目、売買・交換の場合と貸借の場合などの細かい違い)、都市計画法(届出や許可、承認の等の違い)、税金、連帯債務、借地借家法などでした。これらは過去問演習を5周するなど、特に直前期に何度も解きなおしました。    

あとは模試や過去問(分野ごとではなく、実際の試験と同じ問題)を解き、時間の感覚を掴むことを重視しました。過去問は不動産適正取引推進機構のHPで無料公開されています。

9月・10月は一日平均5時間を目標に勉強しました。もちろん、計画通りにいかないことも多かったですが、この時間の取り方は主婦だからこそできたと思います。



■おわりに

「過去問を暗記してしまうのは危険」と言われるのは、単純に過去問と全く同じ文章は出てこないからだと思います。毎年似たような問題は出ますが、語尾を変えたり、間の用語を入れ替えたりしてきます。正直間違い探しゲームのようでした。この対策として、解くたびに自分で類題を考えるようにしていました。例えば、善管注意義務の問題があったら、自己同一義務だったらどうだっけ、手付金等の保全の問題があったら、手付額の制限との違いはなんだっけ、と自分で自分に問いかけます。その答えの確認方法としては、テキストに戻ってもいいですし、過去問の類題を探してもいいと思います。面倒ですし、かなり時間はかかりますが、あとからまとめてやろうと思っても絶対にできません。なぜなら直前期は統計問題・法改正など新たにテキストが送られ、勉強することが増えるからです。結局はその都度確認するのが一番効率的だと思います。

自己採点結果は43点でした。初学者でも合格できたのは、合格点に必要な範囲を効率よく学べるフォーサイトの教材のおかげだと思います。特に視覚的につまらないとすぐに集中力が欠ける身としては、フルカラーテキストはとてもありがたかったです。また、机に向かうのが嫌なときは、ソファで寝転がりながら道場破りの確認テストや単語カードをゲーム感覚で行いました。様々な媒体でいつでもどこでも勉強できるからオススメです!
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



◀合格体験記へ戻る