宅建はフォーサイトのテキストを100%理解すれば受かると理解できた

性別女性
年代30代
試験年度2013年(25年度)
職業正社員(サラリーマン)
「育児・仕事と勉強の両立」私はフルタイム勤務で仕事をしながら、現在モンスターチャイルド2歳児男子の子育て中です。

勉強を始めるにあたって気を付けたことは、子供と過ごす時間や家事を疎かにしてストレスをためないように、限られた時間の中で効率的に勉強することでした。

まず、夜9時に子供の寝かしつけのまま自分も就寝。朝4時起床(直前期は3時の時も)で、家族が寝静まった静かな部屋でDVDを見ることから始めました。

特に、民法を勉強するのが初めてだったので、最初は用語さえチンプンカンプン・・・最初から完璧に覚えようとせず、とにかく全体像を頭で整理できればOKとして、ひたすら眠い目をこすりながらDVDを見て理解しました。

基礎編が終わったら、実際に問題を解くことに。最初は問題を読むのにも時間がかかったけれど、ひたすら反復して体で覚えるしかないと覚悟を決めて何度も繰り返し解きました。

その後、過去問集をやり始めて、いきなり難易度を上がり、今まで基礎で何をやっていたんだろう?と落ち込むほど全然できませんでした。

過去問を解くうえで、1つの問題を○か×をつけるだけではなくて、じっくりと読んで何を解いているのかポイントはどこにあるのかを考えながら解くこと。問題を暗記するだけではなくて、言い回しを変えて問題が出ても本質が理解できていれば迷いなく解けるのではないかと考えました。

法令上の制限や税その他のところは、手を動かして何度も書いて覚えるようにしたり、過去問を3回転した後からは、項目ごとに間違いメモを作り、なぜ間違えたのかどこを勘違いしているのかも端的にメモしておいて、直前期は毎日目を通して、本番では絶対に間違えないように気をつけました。

試験2ヶ月前には、試験レベルの問題に慣れるために他社の直前対策だけを申し込んで、実際に時間を計って、難しい問題には手をつけずロスを減らす練習もしました。ただ、内容については、あまり深入りせずフォーサイトのテキストの内容以上のことはやりませんでした。

先生も言うように、すべてが完璧にできなくても、テキストの内容をきちんと理解できれば100点はとれなくても合格をもぎ取ることはできると実感しました。

試験1ヶ月前は、もう過去問しか手をつけず、あいまいな所があったら、その都度テキストに戻って理解する。よく宅建は過去問が一番大切と言われますが、言い回しや表現は変わっても問題となるポイントは変わらないなというのは私も感じました。

不思議なことに努力すればするほど、直前期には不安が大きくなって、今年はダメかもしれない・・・と心が折れそうになりましたが、今あるものをすべて出し切って後悔のないようにしよう!ということに集中することにしました。

そして、晴れて合格することができた今、やっぱり試験は努力を裏切らないということです。最後は過去問をやりすぎて、背表紙から外れてパラパラと落ちてしまい、セロハンテープでとめて使いました。落ちても来年この問題集は使えない、絶対に合格しなきゃ。と思ったことも今では笑える話です。

育児と家事と仕事と勉強と何足もわらじをはくために、家事の時短テクを磨いたり、直前期には夫に子供を見てもらって図書館で集中して勉強させてもらったり、勉強以外のことも見直したり、いろいろと工夫することを楽しんですることが大切だと思います。

これから宅建に挑戦しようと考えているけれど、忙しくて時間がない、と二の足を踏んでいる方が、これを読んで、自分でもできるかもしれない!と感じて頂けたら幸いです。

合格したら、成長した自分に出会えます。頑張ってください。
1おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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