令和3年度 通関士試験の解答速報・試験講評

2021/10/05

解答速報

10月3日(日)に実施されました、令和3年度 通関士の解答速報を公開いたします。



通関業法

第1問 4
12
15
6
3
第2問 2
15
8
12
5
第3問 12
3
5
10
14
第4問 13
8
12
11
5
第5問 8
4
2
13
9
第6問 1,3
第7問 2,3,4
第8問 2,4
第9問 3,4
第10問 2,4,5
第11問 2
第12問 2
第13問 2
第14問 5
第15問 4
第16問 3
第17問 4
第18問 5
第19問 3
第20問 5

関税法等

第1問 13
8
12
5
11
第2問 3
1
15
9
14
第3問 14
2
4
8
11
第4問 9
15
8
2
12
第5問 10
6
13
7
3
第6問 3,4,5
第7問 2,3,5
第8問 3,5
第9問 2,3,4
第10問 2,3
第11問 1,3
第12問 3,4
第13問 1,3,5
第14問 1,3
第15問 2,4,5
第16問 2
第17問 3
第18問 5
第19問 4
第20問 2
第21問 3
第22問 2
第23問 3
第24問 2
第25問 5
第26問 2
第27問 1
第28問 3
第29問 1
第30問 1

通関実務

第1問 a 12
b 14
c 2
d 10
e 4
第2問 a 1
b 6
c 14
d 9
e 10
f 2856000
g 2374400
h 1030400
i 0323680
j 0286720
第3問 2,5
第4問 2,3,5
第5問 2,3,5
第6問 4,5
第7問 1,3,5
第8問 0612600
第9問 1019000
第10問 6925000
第11問 2145000
第12問 6150000
第13問 2
第14問 3
第15問 5
第16問 2
第17問 2

試験講評

10月3日(日)に、令和3年(第55 回)通関士試験が実施されました。

受験された方、お疲れ様でした。
今回の試験について、トータルとして見ると、「通関業法」および「関税法等」は、難問も含まれていたものの、過去問をマスターできていれば、合格基準を超える得点可能な内容でした。一方で「通関実務」は、特に【(多肢)選択式】及び【択一式】については、昨年から登場した「基準を用いて結論を導く」出題があり、難易度が高い内容でした。

また、「合格基準」について、「通関業法」および「関税法等」は、例年どおりの難易度であったため、合格基準は標準的な基準である「(各科目)満点の60%以上」と予想されます。一方、「通関実務」は、難易度が高かったため「満点の60%以上」が調整される可能性があります。

「通関業法」について

まず、【(語句)選択式】については、例年並みの難易度でした。過去問をマスターしていれば、満点も狙える内容でした。

【(多肢)選択式】及び【択一式】については、判断に迷う肢はあったものの、過去問をマスターできていれば、正解にはたどり着ける問題でしっかり得点できれば、合格レベルでした。 正解することが比較的難しかった問題としては、「第16問(通関業者の記載、届出、報告等)」「第19問(通関業者に対する監督処分及び通関士に対する懲戒処分)」「第20問(罰則)」がありました。

「関税法等」について

まず、【(語句)選択式】については、過去問ベースの出題ではあったものの、「第1問(定義)」「第3問(輸入の許可前における貨物の引取り)」については、出題頻度が高くないキーワードを含むものでしたので、選択に迷う箇所があった出題でした。

【(多肢)選択式】及び【択一式】については、例年どおり過去問ベースの肢と新作の肢が混在する問題構成でした。
例年の傾向と大きく変わらず、過去問演習でフォローできない知識であっても、各制度内容の概要から推測して正解できる肢もありましたので、「現場思考」で正解できたかどうかが合否を分けると思われます。

正解することが難しかった問題としては、「第8問(関税の納期限)」「第13問(課税価格の決定の原則)」「第14問(経済産業大臣の輸出の許可及び承認)」「第18問(関税の担保の提供及び関税の徴収)」「第22問(関税の軽減又は免除)」がありました。

「通関実務」について

まず、【輸出申告の作成】については、オーソドックスな問題でした。そして、問題「記6」に掲げられた各運賃や費用等を申告価格にどのように反映させるべきかの判断、さらに問題「記7」を念頭においた正確な分類がポイントとなりました。

一方、【輸入申告の作成】については、今回取引等の詳細に触れた問題「記7」~「記13」の記述量の多さに混乱することなく、状況を正確に理解した上で課税価格に反映すべきか否かを正確に判断できたことがポイントとなりました。

以上から、【輸出申告の作成】及び【輸入申告の作成】のいずれも過去問演習から申告価格の算出方法と貨物分類方法の正確な理解、さらに情報整理力が試された出題と言えます。

次に、【(多肢)選択式】及び【択一式】については、過去問ベースの肢と直近では出題されていなかった規定に基づく肢が混在する問題構成でした。過去問演習ではインプットできなかった知識であっても、制度内容から推測して正解できる肢もありましたので、現場思考で正解できたものもあったと推測します。

正解することが難しかった問題としては、「第4問(関税率表第92類)」「第6問(アセアン包括協定)」「第7問(原産品の判断)」「第13問(輸出通関)」「第17問(原産地規則)」

最後に、【計算式】については、全体的には過去問をマスターできていれば正解できるレベルの内容でした。この観点から、【計算式】の問題で得点内容が合否を分けることになりそうです。

以上

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