育児と仕事のスキマ時間を捻出し2000時間もの学習！通関士試験一発合格を果たしました！

身動きの取りづらいコロナ禍を利用して何かに挑戦したいと思ったという理由もありますが、元々英語が好きで、学生時代から英語プラスアルファの仕事に就きたいと考え、貿易に携わる仕事にも興味を持っていました。
ですが新卒から今までなかなかご縁に恵まれなかったので、箔がつく資格を取ろうと思い通関士受験を決意しました。

子どもがまだ小さく、まとまった時間が取れなかったため通学での学習は視野に入れていませんでした。
また、もともと勉強することが苦にならないので、わざわざ通学して勉強する必要性は感じませんでした。

フォーサイトの通信講座は価格が良心的で、テキストが初学者向けで分かりやすそうだったのでフォーサイトでの受講を決めました。ホームページの受講料をはじめ講座の情報が見やすかったですし、通関士以外も様々な講座を取り扱っているのも印象が良かったです。

テキストの印象としては、基本的な事項が見やすくまとまっているなと感じました。
中身も全てカラーで、必要なところが太字になっていて視覚的に頭に入りやすいです。
テキストの内容がそのまま動画にもなっているので耳からもインプットできますし、「勉強しよう」という気になるようなテキストでした。

学習を始めて最初の3か月はもちろんテキストをフル活用しましたが、最後の追い込みの時期にざっと読み返した際に改めてテキストの良さを実感しました。まさに合格点である全体の6割を取るための必要十分なテキストかなと思います。

特に私が活用していたのは過去問題集と直前対策講座でした。
過去問題集は、年度ではなくて単元ごとにまとめられているので、とても使いやすかったです。直前対策講座は、実際の過去問に似せて問題が作られていたところが良かったです。
通関士試験は市販のテキストの種類がすごく少ないので、手持ちの問題が尽きてしまった時にもとても助けになりました。

小さい子どもが泣くなど突発的な育児で勉強が中断されるので、試験直前の追い込み時は家事育児と勉強の「頭の切り替え」に苦心しました。
平日は仕事もあるのでまとまった学習時間が取れないことも辛かったです。

ぱっと頭を切り替えるというのはどうしても難しいので、勉強の仕方をテキストの使用から耳から聞く学習方法に切り替えました。
ManaBunのチェックテスト・確認テストは子供をおんぶしながらでも取り組めるので、eラーニングも活用致しました。

試験当日はやはり緊張しましたが、大好きなチョコレートを朝から5、6粒食べたのと、今までやってきたフォーサイトの問題集を天高く積み上げて、「これだけやったのだから大丈夫」と自分に言い聞かせて、リラックスして臨むようにしました。

一科目目の通関業法が想像より難しく動揺しましたが、フォーサイトの模擬試験を含め、たくさん模擬試験を受けていたので、心を持ち直し、落ち着いて取り組むことが出来ました。

試験直前期は新しいことには手を出さず、自分専用のファイルに間違えたポイントをまとめて毎日読み返しました。

新しい知識をインプットすると当然古い知識は抜けていくので、繰り返し反復して学習することが一番大事だと実感しました。
学習が進んでくると、それまで理解したと思っていたことも深く考えすぎてしまって間違えるということがよくあるので、一度できた問題も繰り返すというのが大事かなと思います。

通関士試験合格後に貿易業界に就職が決まり、貿易業界で働き出したばかりで分からないことだらけですが、育児が落ち着いたらゆくゆくはフルタイムで通関士として働きたいと考えています。

受験勉強を通じて精神的に成長できましたし、今回得た知識が今の業務に直結することはなくても、転職活動の足がかりになったのは確かです。
寸暇を惜しんで勉強する行為そのものが自律心を高めてくれたように思います。

大切なのは、何度も繰り返し学習することです。
新しい知識をインプットすると古い知識が抜けていきます。ある程度の知識がついてくると、それまで難なく出来ていた問題でも深く考えすぎて間違えてしまうことがあります。
学習中はこれらの繰り返しですが、乗り越えることで理解が深まっていくので、一度出来た問題も含めて繰り返し学習することがとても大切だと思います。

また、学習時間を積み重ねることで、自分に合った勉強の仕方が自然と身に着いて、要領よく学習を深めていけるので、焦らずコツコツ頑張ってください。

※フォーサイトでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行ったうえで撮影を行っています。