外国投資信託とは?|わかりやすくFP解説
更新日:2020年2月28日
外国投資信託とは
外国投資信託はファンドの国籍が外国である(外国の法律に基づいて設定された)投資信託です。投資対象が外国証券であるものというわけではないことに注意が必要です。
外国で設定されたものであれば、日本国内の証券に投資するものや円建てのものであっても外国投資信託にあたります。逆に、日本国内で設定された投資信託は、海外の証券に投資するものや外貨建てのものであっても国内投資信託になります。
外国投資信託を売買するためには、証券会社等に外国証券取引口座を開設する必要があります。
外貨建てMMFとは
外貨建てMMFとは、外貨建てマネー・マーケット・ファンドをいいます。外貨建てMMFは、外国投資信託の中でも特に普及している商品で、証券会社や銀行で販売されています。おもな特徴は次の通りです。
通貨の種類 | 米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリアドル、カナダドルなど外貨預金よりも種類は少ないです |
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運用 | 株式は一切組み入れず、外貨建ての公社債や短期金融商品で運用 |
取引 | 外国証券取引口座を開設する必要があります |
口座管理料 | 不要 |
販売手数料 | 不要 |
解約(手数料) | いつでも手数料なしで解約できます |
受渡し | 買付・換金ともに、申込日の翌取引日(海外と日本の両方の金融機関の翌営業日)に行われます |
為替手数料 | 同じ通貨の外貨預金よりも安く済みます |
分配 | 実績分配で、分配金は毎日計算し、毎月末(最終取引日)に再投資されます(1カ月複利) |
利回り | 同じ通貨の外貨預金よりも高めです |
税金(収益分配金・売買益) | 20%が申告分離課税として課税されます。(所得税15%、住民税5%、別途復興特別所得税0.315%) |
外国投資信託に関するよくある質問
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外貨建て商品へ投資する場合の注意点はなにがありますか?
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外貨建て商品へ投資する場合は、為替差損益を考慮した実質利回りを考える必要があります。
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外貨建てMMFの特徴を教えてください。
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外貨建てMMFはいつでも手数料なしで解約でき、売買益は為替差益を含み譲渡所得として申告分離課税の対象となります。
この記事の監修者は
金山浩晃(かなやま ひろあき)
金山浩晃(かなやま ひろあき)
合格の先をイメージして!
【出身】埼玉県
【趣味】NFL(アメフト)観戦、カフェ巡り
【座右の銘】雲外蒼天