FP3級試験に独学で挑戦するなら知っておきたい勉強のポイント

更新日:2023年4月18日

ペンを持つ手元

顧客の資産運用や、ライフプランニングの相談に乗ることを業務とするファイナンシャル・プランナー。このファイナンシャル・プランナーの方が目指す国家資格が「ファイナンシャル・プランニング技能士(以下:FP)」です。

FPには1~3級の資格がありますが、この記事ではFP3級試験に注目。このFP3級試験に独学で合格することはできるのか、合格するために知っておきたいポイントや、効果的な勉強方法なども解説していきます。

目次

FP3級試験は独学でも合格できるのか?

国家資格であるFPには1~3級があり、さらに民間資格としてのAFPやCFPもあります。資格の種類が多く、どの資格を取得すべきか迷う部分はありますが、その中でもFP3級は、ファイナンシャル・プランナーとして働く場合、入門編的な立ち位置の資格となります。

入門編的な資格であるということからも分かるように、FP3級資格は独学でも十分に合格を目指せる資格。難易度自体はそこまで高いものではなく、実際に独学でFP3級に合格したという方も多い資格となります。

独学でもFP3級試験合格を目指せる理由

入門編的な資格とは言え、ファイナンシャル・プランナーとして働くにはしっかりとした専門知識が必要です。そんな資格が独学でも目指せるといわれる理由を紹介していきましょう。

合格率が高い試験

FPという資格は国家試験でありながら、その資格試験を実施する団体が2つあるという珍しい資格です。FP試験を実施しているのは「日本FP協会」と「金融財政事情研究会(以下:きんざい)」という2つの団体。

FPという国家資格ができる以前は、この2つの団体がそれぞれ民間資格を認定していました。その実績が評価され、国家資格制定後もこの2つの団体が試験を実施しています。

まずはそれぞれの団体が行った、2024年1月度試験の合格率を紹介しましょう。

実施団体 金融財政事情研究会 日本FP協会
実技科目 個人資産相談業務 保険顧客資産相談業務 資産設計提案業務
学科試験合格率 46.40% 83.14%
実技試験合格率 55.64% 44.79% 86.56%

参考:一般社団法人 金融財政事情研究会 試験結果:2024年1月試験

参考:日本FP協会 2024年1月実施3級FP技能検定試験結果

FP3級の資格には、3つの実技科目があります。受験者はどの科目で受験するかを選んで受験することになります。3つの実技試験の科目に関して、詳しい説明は省きますが、保険業界で働く方、保険業界を目指す方はきんざいの「保険顧客資産相談業務」を、それ以外の方は残り2つのうちのどちらかを受験するのがいいでしょう。

いずれにしても合格率は高く、特に日本FP協会の合格率は8割を超えています。それだけ合格しやすい資格がFP3級という資格となります。

出題方式はペーパーテストからCBT方式へ

FP3級試験の出題方式は、2024年度より、学科試験および実技試験とも、全国で随時受検ができるCBT方式へ完全移行しました。出題形式はペーパーテストと変わらず、論文形式や口述試験、論述試験などもないため、比較的対策がしやすい試験となっています。

市販のテキストが充実している

FP3級試験は独学でも合格できる理由としては、市販のテキストが充実しているという点も挙げられます。

FPという資格は人気の高い資格。そんなFP資格の中でも入門編的な資格であるFP3級も人気の高い資格であり、それだけ多くの市販のテキストがあります。

独学でもしっかりテキスト選びができれば、十分合格を目指せるのがFP3級です。

独学に向いている方

FP3級は独学でも合格を目指せる資格です。しかし、誰でも簡単に合格できるというわけではありません。

独学で資格試験に挑む場合、どうしても向いている方と向いていない方がいるもの。まずは独学で目指すのが向いている方の特徴を紹介していきましょう。

基礎知識を持っている方

独学でFP3級を目指すのに向いている方として、まずは基礎知識を持っている方が挙げられます。

独学での学習において問題となるのが「理解が難しいポイントにぶつかった場合、自分で解決しなければいけない」ということがあります。特に初学者の方の場合、こういったケースは多くなるでしょう。

理解が難しい部分にぶつかることが多い、その解決に時間がかかるというのは、勉強を進めるうえで大きな壁となります。また、こうしたケースが増えると当然勉強に対するモチベーションも下がるものです。

こうした問題が少ないのが、ある程度基礎知識のある方。特に保険業界や金融機関で働いている方は、日常の業務の中で基礎知識が身についている方が多く、独学に向いているといえます。

ほかの資格試験などに独学で合格した経験がある方

資格試験の勉強には、ある程度共通の対策方法があります。こうした対策の経験がある方は、当然独学での挑戦に向いていることになります。

具体的には過去にほかの資格試験に独学で挑戦し、合格した経験のある方はFP3級の試験でも結果を出せる可能性が高いといえます。

もちろんあまり簡単な試験で、そこまでしっかり勉強しないでも合格できるような資格ではなく、ある程度準備が必要な資格試験に合格した方の方がより短い勉強時間で合格できるでしょう。

計画を立て実行するのが得意な方

FP3級試験が独学でも合格可能な試験といっても、簡単に合格できる試験ではありません。合格を目指す以上、しっかりと勉強スケジュールを立て、そのスケジュールを実行していく必要があります。

独学に向いている方は、こうした計画を立てること、立てた計画を実行することが得意な方です。

計画を立てるには勉強の内容を把握し、何をどれだけ勉強するべきかを理解している必要がありますし、その計画を実行するには、ある程度の期間勉強を続ける必要があります。細かな作業や、毎日コツコツ続けることが苦にならない方に向いているといえるでしょう。

独学に向いていない方

独学で向いている方がいるということは、当然独学が向かない方もいます。もちろん向いていないというだけで、これから紹介するタイプの方が、独学では合格できないというわけではありません。ただし、独学で目指すと、より長い勉強時間・勉強期間は必要になるでしょう。

長期間勉強を続けた経験がない方

独学に限らず、資格試験などの対策の勉強は、毎日続けることが重要です。毎週土日に5時間ずつ勉強し、平日は勉強しないというより、毎日少しずつでも勉強をする、テキストを読むだけでもいいので勉強をする方が効率は高くなります。

高校や大学の入学試験対策や、ほかの資格試験対策など、ある程度長期間毎日勉強をした経験がないという方は、いきなりFP3級試験の勉強をするといっても、毎日続けるのは難しくなります。

特に仕事をしている社会人の方の場合、勉強時間の確保自体が難しいところ。そんな状況で、つい勉強をサボりがちになるような方は、独学で挑むのは難しいでしょう。

基礎知識がない方

FP3級がファイナンシャル・プランナーという仕事における入門編的な資格といっても、当然ですが専門分野の知識が必要になります。

ファイナンシャル・プランナーに必要な知識は、金融資産の運用に関する知識や、保険や年金などのシステム、それに繋がる法知識や税制の知識など、幅広い知識が必要です。

FP3級の試験とはいえ、こうした知識は当然必要であり、ある程度基礎知識がないと勉強自体が難しくなります。FP3級対策の参考書などにも専門用語は出てきますので、その用語の意味が分からないとなると、どうしても勉強の進みは遅くなります。

保険業界で働いている、金融機関で働いているなど、ある程度の基礎知識がある方は問題ありませんが、基礎知識のない初学者には独学はあまり向いていないといえるでしょう。

完璧主義の方

FP3級に限らず、多くの資格試験には「合格基準点」というものが存在します。あらかじめ基準点が決められている試験もあれば、上位〇%に入れば合格という試験もあります。

あらかじめ合格基準点が決まっていない試験でも、過去の傾向からある程度合格基準点の目安はあるもの。ちなみにFP3級の試験は、60%の正解率で合格できる、あらかじめ合格基準点が決まっている試験となります。

合格基準点がある以上、目指すべきポイントはこの合格基準点です。しかし、完璧主義の方は、どうしても勉強している範囲を完璧に理解したくなります。

60点で合格のテストに対し、常に100点満点を目指すのは非効率な勉強方法。完璧主義の方は、こういった点からあまり独学には向いていないといえるでしょう。

独学で勉強するメリット

独学でFP3級試験合格を目指すのは可能ではありますが簡単ではありません。それでも独学を選ぶ方がいるのは、それだけ独学で目指すことにメリットがあるからです。

そんなメリットを紹介しましょう。

費用がかからない

FP3級取得を目指す勉強方法は大きく分けて3つ。独学で目指すか、予備校に通学するか、通信講座を利用するかです。

予備校や通信講座の場合、受講することで受講料が必要になります。これに対し独学の場合は、テキスト代が必要な程度。かかる費用に大きな違いがあります。

安い費用で合格を目指せるという経済面でメリットがあるのが独学です。

マイペースで学べる

独学のもうひとつのメリットは、マイペースで勉強できる点。

予備校の場合は予備校の授業に合わせて勉強しなければいけません。授業のペースが早すぎればついていけませんし、遅すぎれば飽きがきやすく、モチベーション低下にもつながります。

こうした他人が考えたペースで学ぶのではなく、自分のペースで学べるのは大きなメリット。特に社会人の方は、仕事の都合で忙しい時期があり、暇な時期があるもの。こうした仕事の都合やプライベートのスケジュールに合わせて、勉強ペースが調整できるのが独学のメリットとなります。

独学で勉強するデメリット

独学でFP3級に挑戦するには、合格するのが難しい、勉強時間が長くなるといった以外にもデメリットはあります。

そんなデメリットも紹介しておきましょう。

モチベーションの維持が難しい

自宅で、一人で勉強する独学は、マイペースで勉強できるというメリットの反面、モチベーションの維持が難しいというデメリットもあります。

予備校に通学する場合、予備校に行くと周囲に同じ目標を持つ仲間がいます。こうした仲間の姿から刺激を受け、モチベーションを高く保つことが可能です。また、予備校の教室に行くことで、勉強するしかない状況を作れるというメリットもあります。

一方独学の場合、一般的には自宅の自室で勉強をします。周囲に同じ目標を持つ仲間もいませんし、何より自分の部屋には自分の趣味のものも多くあります。

好きな芸能人のDVDや、趣味の楽器、ゲーム機やマンガなど、勉強の障害となる楽しい物に囲まれて勉強することになります。

こうした環境で勉強を続けるのはなかなか難しいもの。どうしても勉強に対するモチベーションが下がり、ついサボりたくなってしまうもの。そしてサボっていることを咎める方がいないという問題もあります。

難関ポイントの解決が難しい

自宅で、一人で勉強している中で、理解が難しい問題に直面することもあるでしょう。こうした場合、解決するのが自分自身しかいないというのも独学のデメリットといえます。

予備校に通学している場合は、周囲にいる仲間に教えてもらったり、授業を行う講師に直接質問したりするなど、解決する方法は多々あります。こうした方法がないのが独学です。

もし、難関ポイントにぶつかった場合、手元にある参考書などを頼りに自力で解決する必要がある、そのための時間が必要という点は、独学のデメリットとなります。

独学でFP3級試験合格を目指す際の勉強ポイント

独学でFP3級を目指すためには、ある程度ポイントを絞った勉強方法が必要になります。では、どのような点に注意して、どのような点を意識して勉強をすべきか。そのあたりを解説していきましょう。

テキスト選びは慎重に

最初に解説した通り、FP3級資格は人気資格のため、かなりの数の市販のテキストも発売されています。この多数のテキストの中から、自分に合ったテキストを選ぶ必要があります。

FP3級が持つ独特な特徴として、テキストにもいろいろなタイプがあるという点が挙げられます。

FP資格には3級の上に2級・1級の上位資格があります。テキストの中にはFP3級合格に特化したものもあれば、将来的に2級・1級を目指すためのテキストなどもあり、どのテキストを選ぶかで勉強方法も変わってきます。

重要なのは自分に合ったテキストを選べるかどうか。上記の通り独学で挑む場合、難関ポイントの解決は自分で行わなければいけません。その時に頼りになるのがテキスト。その点からもテキスト選びは慎重に行いましょう。

テキスト選びのポイントは、自分に合ったものを選ぶこと以外にも、参考書と問題集は同じシリーズで統一する、参考書はできれば1冊にするなどがあります。

同じシリーズで統一するのは、参考書の進行具合や、重点ポイントと問題集のそれが一致するから。勉強する順序なども同じになりますので、勉強がしやすくなります。

参考書を1冊にするのは、参考書によって重点と捉えているポイントが違ったり、解説の方法が違ったりするからです。複数の参考書を利用すると、参考書によって解説が変わるため、かえって悩んでしまうこともあります。

自分に合っていると信じた参考書を頼りに、しっかりと勉強するスタイルがおすすめです。

インプットとアウトプットを繰り返す

新しい知識を身に着けるということで、インプットの作業に偏りがちになるのは仕方のないところ。しかし新しい知識をしっかりと定着させるには、アウトプットの作業が重要になります。

人間の脳は、新たに得た知識を短期記憶に保存します。この短期記憶に保存された知識は、時間経過とともに薄れていきます。短期記憶にある知識を長期記憶に移行するには、その知識を使用するのがポイント。つまり、その知識を他の人に言葉で説明し、演習問題などに挑戦することで使用するといったアウトプットの動きが重要になります。

FP3級試験の対策も同様で、インプットとアウトプットを繰り返すことで、得た知識が長期記憶に移行され、しっかりと身につくということになります。

演習問題や過去問などを上手に使用し、アウトプットをしながら知識を身につけましょう。

参考:【FP資格に独学で合格】効率のいい勉強方法はあるか?独学の注意点は?通信講座もある|オトナスタディ

FP3級試験対策は過去問が重要

資格試験の勉強において、過去問対策は非常に重要です。これはFP3級試験も同様。過去問はしっかりと準備し、必要な時に何度も挑戦するようにしましょう。

過去問に挑戦することで、FP3級試験で出やすい項目を知ることができるなど、出題傾向を把握することが可能です。また、同時に自分の弱点も把握できますので、どの分野をしっかり勉強するべきか理解できるようになります。

FP3級試験にも法律に関する問題が出題されます。こうした法律の中には、法改正が行われるものもあります。現行と違う法律、法解釈で学んでしまうと意味がありませんので、過去問を用意する場合は、法改正の情報を確認しつつ、2~3年分の過去問を用意するといいでしょう。

過去問対策をする場合のポイントとしては、同じ問題を何度も繰り返し解くということ。繰り返し解く場合は、その解答を暗記するのではなく、なぜその解答になるのかという理論をしっかり身に着けるようにしましょう。

FP3級試験の実技試験対策

FP3級試験には、学科試験に加え実技試験が行われます。この実技試験の対策に関して詳しく解説していきましょう。

FP3級試験の実技試験は、きんざいに2科目、日本FP協会に1科目あります。どの科目を選ぶかは受験者の自由ですが、自身の目指す方向に合わせて選択するといいでしょう。

実技試験3科目による違いや、難易度に関しても簡単に説明していきます。

基本は学科試験と同様の対策でOK

FP3級の実技試験で出題されるのは事例問題です。つまり、学科試験対策で問われる知識を、事例で実際に活用できるかが試される試験となります。学科試験で身に着ける知識を、単に暗記するだけではなく、その内容をしっかりと理解していれば、実技試験にも対応できるでしょう。

実技試験3科目の違いに関しては、きんざいの「保険顧客資産相談業務」が保険業界の方向けであり、残る2科目はほぼ同じ内容。保険業界の方、保険業界を目指す方は上記の科目を選び、それ以外の方は残る2科目からお好きな方を受験するといいでしょう。

実技試験は日本FP協会ときんざいで内容や配点が変わります。一般的にきんざいの2科目の方が難易度はやや高いといわれています。

イメージとしては、日本FP協会の実技試験は広く浅い知識が必要です。きんざいの実技試験は範囲が狭いものの、より深く理解が必要になります。きんざいの実技試験の方が、合格率が低く難易度が高いといわれている理由は出題数にもあります。きんざいの実技試験の方が出題数は少なく、1問あたりの配点が大きくなります。そのため1問間違えた時のダメージが大きく、これが合格率にも影響しているとされています。

実技試験対策も過去問対策がポイント

FP3級の実技試験対策でも有効なのが過去問対策。FP3級の実技試験では、過去問と似た問題が出題されることが多く、より過去問対策は重要といえます。

上記の通り特に実技試験対策に注力する必要はなく、基本は学科試験で学ぶ知識をしっかり理解するのが重要。そのうえで過去問対策をしっかりと行い、出題傾向などを把握しておくようにしましょう。

短期間の勉強期間で合格を目指すのであればフォーサイトがおすすめ

FP3級は独学でも十分に挑戦できる試験です。とはいえ、独学で目指す場合、どうしても勉強時間や勉強期間は長くなります。また、受験する方のタイプによっては、独学で挑戦するのがあまりおすめではないケースもあります。

より短期間でFP3級合格を目指すのであれば、独学にこだわらず通信講座の利用がおすすめです。

予備校に通学するより通信講座をおすすめする理由は、通学時間が必要ないことや、マイペースで学べることが挙げられます。

FP3級に合格するために必要な勉強時間は数十時間。100時間に満たないと言われています。こうした比較的短時間の勉強で合格が目指せる資格の場合、予備校への通学時間というものが大きなデメリットになります。

仮に勉強時間が50時間、予備校の授業が10回あるとします。予備校への通学時間が片道30分だとすると、50時間の勉強時間のために、さらに10時間の通学時間が必要になるということ。これは大きなタイムロスです。

勉強時間が長くなる難関資格になるほど、通学時間の影響は小さくなりますが、FP3級試験に限れば通学時間が大きなタイムロスとなります。

通信講座であれば、独学同様に自宅でマイペースに学べますし、通信講座を利用することで、専用のオリジナルテキストや、効率的な学習カリキュラムが手に入ります。つまり独学で難しい「テキスト選び」と「勉強スケジュールの立案」が不要になるということ。

FP3級合格を目指すのであれば、通信講座の受講がベスト。そんな通信講座の中でも、おすすめしたいのがフォーサイトの通信講座です。

合格点主義で効率的に最短で合格を目指せる

フォーサイトの通信講座をおすすめする理由が、「合格点主義」の合理的な勉強スケジュールです。

上でも少し触れていますが、FP3級試験に合格するために必要なのは6割の得点。フォーサイトでは、確実に6割の得点を取ることを目標としたテキストと、そのテキストに沿った勉強カリキュラムがあります。

つまり、余計な勉強はせずに、まっすぐFP3級に合格するために必要な勉強のみを行えるということ。こうしたカリキュラムが組めるのも、FP3級試験に精通したスタッフや講師陣がいる証拠といえます。

スキマ時間を勉強時間に変えるeラーニング教材が充実

さらにフォーサイトはeラーニング教材に注力しているのもポイントです。

eラーニングとは手持ちのスマホやタブレットを利用した学習方法。スマホなどで手軽に勉強できるので、通勤電車の中や、ランチの後のちょっとした休憩時間でも勉強を進めることができます。

eラーニング教材は、スマホなどで学ぶことを前提とした教材が揃っています。わずかなスキマ時間を有効活用できるように、15分程度にまとめられた講義動画や、講義の音声データ、デジタルテキストなどが揃っており、どんな場所でもどんな時間でもすぐに勉強ができます。

毎日のスキマ時間を勉強時間に変えることで、より短期間での合格を目指すことができる。それがフォーサイトをおすすめする大きな理由となります。

まとめ

FP3級はFP資格の中でも入門編的な資格であり、独学でも十分合格を目指せる資格試験です。独学で目指すことは可能ですが、誰でも簡単に合格できる試験でもありません。

ファイナンシャル・プランナーとして働くのに必要な、基礎的な知識を身に着ける必要があり、その勉強には法令知識や専門用語などが必要になります。

独学で目指せるのは、基本的にはこうした基礎知識がある程度ある、金融機関などで働く方や、ほかの資格試験に独学で合格した経験がある方。まったくの初学者が独学で挑戦するのは、それなりに難易度の高い挑戦となります。

独学で挑戦するのは、経済面などでメリットもあるため独学でと考える方が多いのは間違いありません、しかし、独学にこだわったせいで、資格取得までに時間がかかり、途中で諦めることになってしまうのは本末転倒。

そういった方には独学ではなく、通信講座の受講をおすすめします。通信講座は独学同様自宅でマイペースに勉強できるうえ、より効率的に学ぶことができる勉強方法。仮に独学で勉強を始めたものの、途中で独学では厳しいと感じた方でも、その時点から勉強を始めることが可能です。

数ある通信講座の中ではフォーサイトの通信講座がおすすめ。フォーサイトの通信講座には、初学者の方でも理解しやすいフルカラーテキストや、そのテキストに沿った効率的に学べるカリキュラムがあります。

加えて毎日のスキマ時間を有効活用できるeラーニング教材もあり、より効率的に、より短期間での合格が目指せるでしょう。

この記事の監修者は
金山浩晃(かなやま ひろあき)

合格の先をイメージして!
【出身】埼玉県
【趣味】NFL(アメフト)観戦、カフェ巡り
【座右の銘】雲外蒼天

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