10か月1,500時間の勉強時間で見事合格!受験勉強中の最大の敵は自分!

1年目に独学で挑戦した田中さん。その経験から自分にはペースメーカーとなるものが必要と感じ、翌年は通信教育を選びました。『受験勉強中の最大の敵は自分』という考え方、『決めた時間は必ずやる』という姿勢、そして補助ノートの自作などの工夫によって、見事合格を果たされました。

人物
対象講座
社会保険労務士通信講座
受講講座
社会保険労務士2020年度試験対策 バリューセット2(基礎+過去問+直前対策講座)
プロフィール
30代 会社員

社労士を目指した理由を教えてください。

外国人の同僚からの社会保険などに関する質問に答えられず、自分が全く制度を理解していないことが悔しかったからです。

前職にて、外国人の同僚から「育児休業ってどのくらい休めるの?」「日本の年金を私たちはもらえるの?」など社会保険に関する質問をされたときに全く分からなかったのが社労士を志すきっかけでした。彼らは、私が日本人だから純粋に日本の制度について聞いてきたのだと思いますが、考えてみれば、日本の社会保険、その制度や趣旨を全く理解していない自分がいるのが悔しいというのが本音でした。
そして、社労士になる第一歩として今在籍している社労士事務所に就職しました。

外国人の同僚からの社会保険などに関する質問に答えられず、自分が全く制度を理解していないことが悔しかったからです。

通信教育を選んだ理由はなんですか?

人がいる空間では集中できないタイプであること、それからペースメーカーが欲しかったことです。

まず、前年の5月~8月の試験までは時間がなかったため、講座をとらず、独学でやりましたが、全く歯が立たず、記念受験のようになってしまいました。科目が多いため、ペースメーカーがないと自分には厳しいと感じたので、今年の試験で独学はだめだと感じました。
それに加えて私は、人がいる空間では集中できないタイプなので、勉強中は一人で黙々とやれる通信教育にしました。
そういう理由で、通信教育しか考えていませんでした。

フォーサイトを選んだ理由はなんですか?

講義が自分に合っていたのと、サンプルテキストを見て良さそうだったからです。合格率の高さも魅力的でした。

まず無料のサンプルを取り寄せて、加藤先生の講義を視聴しました。そうしたら声のトーンとか波長がすごく合ったのと、サンプルテキストがカラーですごく見やすく、飽きなさそうで書き込みもしやすそうだったので、フォーサイトを選びました。
また、合格率の高さも魅力的でした。

独学でインターネットを使って情報を仕入れて勉強するのと、講座を使って勉強するのとでは違いはありましたか?

講座の場合、情報の重要度が分かり、ペースメーカーにもなり、要点がまとめられているので効率よく吸収できました。

自分で仕入れる情報だと、「これが本当にどのくらいの重要度で、どのくらい覚えたらいいのか?」といったことを自分で判断しなければいけません。その点、講義の場合は「ここは大事。ここはまあ、流すくらい。ここは…。」といったように重要度がすごく分かりやすかったです。
その他にも、ペースメーカーという意味でもすごく良かったですし、要点がまとめられているのですごく効率よく吸収できたと思っています。

講座の場合、情報の重要度が分かり、ペースメーカーにもなり、要点がまとめられているので効率よく吸収できました。

講義や担当講師の感想をお聞かせください。

とても分かりやすく、見ていて楽しくなる講義でした。

ほぼ、社労士初学者だった私にとって、加藤先生も二神先生も、声のトーンや具体例を挙げるタイミングなどとても分かりやすい講義で助かりました。お二人でなかったら私は、合格を勝ち取れていなかったと思います。とても感謝しています。加藤先生の例の挙げ方や二神先生のオンライン講義(eライブスタディ)など、見ていて楽しくなるような講義、お二人のコーヒーブレイクのお話など、とても有意義な時間でした。

一番良かった教材はなんですか?

『横断まとめ編』と『白書・統計対策編』の直前対策用教材です。

『横断まとめ編』と『白書・統計対策編』の教材は直前期に相当心強い味方となってくれました。『横断まとめ編』に関しては二神先生のアドバイスで、普段の講義テキストと併用して辞書のように使っておりました。

eラーニングはいかがでしたか?

メインの講義のほとんどをeラーニングで視聴しました。チェックテストや確認テストは自分の苦手の洗い出しに重宝しました。

メインの講義はほとんどeラーニングで視聴していました。家にDVDを見られる環境がなかったので助かりました。
チェックテストや確認テストも解答実績が残るので自分の苦手を洗い出したりするのにとても重宝しました。確認テストはゲームのようにできたのも楽しかったです。
また、講義はもちろん、テキストも電子テキストで見られるので、他に何も持っていなくても勉強できることも良かったです。例えば、妻の用事でネットカフェに立ち寄ったときも、妻が1時間作業している間に、私はテキストも何も持って来ていなかったのですが、タブレットを持っていたので、講義もテキストも見られたのがすごく助かりました。

メインの講義のほとんどをeラーニングで視聴しました。チェックテストや確認テストは自分の苦手の洗い出しに重宝しました。

eライブスタディはいかがでしたか?

自分の進捗度合いや抜けのあるなしなど、気になる要素を解消してくれるツールでした。

一人で勉強するのを好む私にとって、ともに勉強する仲間などはおらず、自分の進度が遅いのか、早いのか、抜けがあるのかないのかなどかなり気になる要素が解消したツールでもありました。フォーサイトの他の受験生がどのくらいできてその重要度はどのくらいなのかを意識できる素晴らしい講義でした。自分の理解の精度を確かめるために、すべてではなかったですが、積極的に利用させていただきました。とても心強いツールだと思います。

総勉強時間を教えてください。

約1,500時間。やると決めた勉強時間は必ずこなすようにしていました。

約1,500時間(平日3時間、土日祝日6時間~7時間、約10か月間)です。
昨年、結婚したばかりなのですが、妻に家事全般をやってもらっており、私は帰ったらすぐに部屋にこもって勉強させてもらっています。音など気になってしまうので自分の部屋をしっかり閉め切って、3時間なら3時間、「必ず決めた時間はやる。」と決めて勉強しました。いくら眠くても、少し遅くなっても、「絶対その時間はやる。」と決め、時間を計ってやるようにしていました。もう自分に対するいじめに近いくらいやっていました。
あと、勉強時間の確保で工夫した点は、通勤時間は音声講義を車で聞いて、スキマ時間は合格カードでなんとか勉強時間を確保したことです。遊びや飲み会は一切参加しませんでした。

フォーサイトの教材だけを信じて勉強することに対して不安はありませんでしたか?

フォーサイトの教科書が本当に100%頭に入っていたら絶対に受かると思っていました。

「情報量が足りないのかな」など部分的に不安はありましたが、全体としてはほぼありませんでした。
もう、固い意志で「情報量はフォーサイトにお任せしました。」と割り切り、あとは学ぶか学ばないかは自分次第で、フォーサイトの教科書が本当に100%頭に入っていたら絶対に受かると思っていました。「もし不合格だったら、たぶん自分の頭に欠けがあったんですよね。」と思うようにしていました。
とにかく「この情報量でも合格してる人がいっぱいいるんだ。」と思いながら勉強していました。

フォーサイトの教科書が本当に100%頭に入っていたら絶対に受かると思っていました。

効率的・効果的だった勉強方法はありますか?

一問一答形式の自作の補助ノートを作成していました。

2年前に社労士の受験資格を得るため行政書士の資格を取得しまして、その時にしていた勉強法です。テキストに「●●は、▲▲である。」と書いてあるのを、自分に対する問いかけ形式でノート書きまして、「▲▲である。」という答えの部分を赤で書いて、赤いシートを使って一問一答で自分で答えていくといったものを、全教科でやっていました。
テキストから外れないように、テキストの中のもの全てを自分に問いかけてくるノートを、補助ノートのような感じで作っていました。直前期は、それを回して勉強し、詳細が知りたい場合はテキストを振り返る形にしていました。
前職が英語の講師だったのですが、教える立場でも新たな発見をしたりします。自分が講師になったつもりで未来の自分に問いかけるノートを作ると、未来の自分が答えなければならないし、今ノートを作っている自分も勉強になるので「一周まわしたことになるのかな。」「効率がいいのかな。」と思い続けていました。

一問一答形式の自作の補助ノートを作成していました。

今後、社労士の知識を活用されていかれますか?

「社労士としてなにかお手伝いできることがあるか?」を突き詰めて動いていけたらいいなと思っています。開業も視野に入れています。

新型コロナウイルスが流行しているご時世ですし、社労士事務所でさせていただいている経験と勉強した知識とを活用して、地域の方、外国の方、それ以外の方に対しても、「社労士としてなにかお手伝いできることがあるか?」と突き詰めて動いていけたらいいなと思っています。
また、自分になにか特化したものが見つかって、その道でやっていけて、かつ喜んでくれる方がいたらいいなと思っているので、開業も視野には入れています。

合格を目指す方にメッセージをお願いします。

受験勉強中の最大の敵は自分です。自分と向き合って戦い抜いてください。

受験勉強中の最大の敵は「自分です」。気持ちが弱ってくると、どうしても周りの環境が悪い、本試験問題が悪い、と他責思考になってしまいますがすべて自責で考えるようにしたほうがいいと思います。例えば、「忙しいから勉強時間がない。だからしょうがない」(他責)。これを自責に変換すると、「忙しい中で勉強時間が作れないのは自分が悪い」となります。このように、自責に変換したうえで、問題点をどう克服するのか考えて行動するといいと思います。それは、学習面でも生活面でも同じだと思います。

あとは自分自身を本試験会場で信じ切れるのかどうかです。講義などで習得した知識で「この肢は絶対誤りだ」と思っても本試験会場には魔物がいます。「でもこっちは見たことないし、誤りはこっちかも……?」のようになってしまうのですが、普段から自責で自分をいじめ抜いている人は、不思議と、本試験では自分で自分が信じられるようになっています。
私は点数的に合格ギリギリなので、決して1点で涙を呑んでしまった人と知識的大差があるわけではありません。その差というのなら、私は他の受験生よりも自分で自分自身を信じられるくらい自分自身の甘えを徹底的に自責で叩きのめしてきたという事実があるということだとおもっています。いくら崇高な知識が頭の中にあっても、それを思い出す自分自身を信じられなければ無意味です。勉強中の皆さま、敵は自分の中にいます!ぜひ、向き合って本試験まで戦い抜いて社労士試験の壁を越えていってください!応援しています。

※フォーサイトでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行ったうえで撮影を行っています。

受験勉強中の最大の敵は自分です。自分と向き合って戦い抜いてください。

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※掲載内容は当時のサービス・教材内容となります。現在は異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。