合格の秘訣は「スキマ時間の活用」!仕事や育児と両立しながら社労士試験に合格!
一般企業で働く酒井さんは、お子様が2歳になった時に育児休業から職場復帰し、同じタイミングで社労士試験の勉強を開始。日々仕事や育児でバタバタしている中、このまま受動的な生活をしているだけでは何も得られないという焦燥感と、自分の子供に「努力する素晴らしさ」を感じ取ってほしいという願いから、本気で社労士試験に挑むことに。そんな酒井さんの社労士合格までの道のりを、伺いました。
- 対象講座
- 社会保険労務士通信講座
- 受講講座
- 社会保険労務士バリューセット3【DVDなし】(基礎+過去問+直前対策講座+過去問一問一答演習)
- プロフィール
- 30代 会社員
資格を取ろうと思った理由は何ですか?
社労士の受験勉強を通して専門性を磨いていきたいと思ったからです。
時短勤務をする中で、今までのような仕事の成果を担保することが難しくなったことに自覚がありました。そこで、もう少し仕事の専門性を高めていきたいと思い、資格を取りたいと思いました。
また、勉強を頑張っている姿を子供に見せたい!というところで、まずは自分から始めようと思い、勉強をスタートしました。
独学・通学ではなく“通信教育”を選んだ理由は何ですか?
平日は仕事と家事育児で占められてしまうので、決まった時間に通学することが困難でした。
また、独学は過去に一度試したのですが、自分で上手く計画を立てられなかったり、アウトプットの量が全然足りなかったり、モチベーションのコントロールするのも難しく、独学は選択肢から排除しました。
通信教育はスキマ時間に勉強ができるという点と、テキストを読むだけでなく講義動画を視聴できたり、アプリで問題を解いたりできます。場所も時間も、気分も制約を受けずにその時に合った学習方法で勉強を進められると思いました。
また、動画で何度も内容を見直すことができたり、分かる部分は倍速で、分からない部分はゆっくり聞けるなど、速度にメリハリをつけることができるのも自分に合っていると思いました。
フォーサイトのeライブスタディの感想を教えてください。
リラックスして楽しみながら学習できるコンテンツは非常にありがたかったです。
社労士の試験範囲は広く、量も膨大なので、途中でどうしても学習に飽きてしまったり、心が折れそうになったりします。そんな中eライブスタディに参加し、学習のモチベーションを取り戻すことができました。普段の動画講義よりもくだけた雰囲気が楽しかったですし、具体的な説明もあり、理解度がグッと上がりました。他の受験生と一緒に問題を解いたりコメントしたりして、一緒に頑張っている人たちが他にもこんなにいる、という励みにもなりました。基本的に配信は夜の時間帯だったと思いますが、パジャマを着てお茶とお菓子とテキストを用意して、ちょっとした楽しいコーヒーブレイクコンテンツのように活用していました。
おすすめの学習コンテンツはありましたか?
過去問一問一答演習がとても良かったです。
その場で正解・不正解が分かるのと、解説が出るのが良かったです。さらに、科目ごとに習熟度が出るのが、自分の得意不得意が可視化されて、勉強を進める上でとても参考になり、励みにもなりました。毎日のスキマ時間に解くことができ、正答率に応じて出題が調整されるなどのシステムも良かったです。また、バージョンアップで出題数の選択肢が増えたのもありがたかったです。
勉強時間の確保で工夫したポイントは?
とにかくスキマ時間を活用しました。
仕事、育児で平日はまとまった勉強時間を確保することができなかったので、朝は目覚めてベッドから起きる前、通勤時間、会社の休憩時間、風呂、夜はベッドの中など、生活の中のあらゆるスキマ時間で講義を聞いたり、アプリで過去問を解いたりしていました。1日のスケジュールがパンパンな上にスキマ時間に勉強するのはやはり最初はストレスでしたし、体力的にもしんどいと感じる部分はありました。
苦労したエピソードがあれば教えてください。
直前期に受けた模試の結果が2回ともD判定だったことに、大きなショックを受けました。
また、同じくらいの時期に、直前対策として送られてきた基礎問題集が全く解けず、これらが重なって気持ち的に大きく落ち込みました。今までやってきたことは何だったんだという気持ちと、家族に無理をさせているのに成果が見えず申し訳ないという気持ちに苛まれ、何をどう軌道修正したら良いのか分からなくなってしまいました。
そこで、フォーサイトの質問箱に「模試がもう駄目で、このままやっていても大丈夫なのか?」と思いの丈を相談しました。そして、「育児や仕事で大変な中、頑張っていますね。今からでも巻き返しは十分です。」という感じで、親身で具体的なアドバイスが返ってきました。これだけ応援されているならもう少し頑張ってみようかな、と立ち直って頑張れたことはとても大きかったです。
試験直前期の勉強の進め方は?
思い切って8月に転職し、勉強時間を確保しました。
それまでは片道1時間半の通勤時間だったため、平日に卓上で勉強ができなかったのですが、リモートワークメインの職場に変えて、今まで通勤に使っていた時間を勉強に充てました。転職先の会社にも面接時点で社労士試験を受験することを伝えており、入社1か月目にも関わらず、かなり配慮してもらいました。また、夫にお願いして7月、8月の週末は子供の世話を任せ、私は近所の図書館の自習室へ行き、開館から閉館までずっと勉強していました。
今まで聴いているだけであまり自分の知識として落とし込めていなかった部分が、直前期に勉強時間を一気に確保して勉強し直すことによって、「これってこういうことだったんだ」、と急に分かる瞬間がありました。逆に、分かったつもりでいたけれど全然勉強できていなかったという気付きもあり、そういうところをリカバリーする期間でもありました。
合格の秘訣は?
無理に勉強時間を確保せず、スキマ時間での勉強を「継続した」ことと、どんなに絶望的な状況であっても最後まで「諦めなかった」ことです。
過去に社労士試験に挑戦したときは、まとまった勉強時間が取れないことでモチベーションがどんどん崩れて途中で挫折してしまいました。でも、今回は1日1問でも良い、とハードルを下げて勉強を継続しました。そして、転職して勉強する時間を確保できるようになった直前期に、思い切り勉強に打ち込みました。
過去の挑戦時には挫折して辿り着けなかった年金科目、一般常識科目がなかなか頭に定着せず苦労したり、模試の結果が散々だったりと何度もめげそうになりましたが、今まで頑張ってきたことを無駄にしたくなかったのと、周りのたくさんの人に応援してもらっていたので、必ず良い報告をしたいという気持ちで最後まで頑張りました。
これから合格を目指す方にメッセージをお願いします。
より良い職場づくりを行なうプロとして、一緒に世の中を良くしていきましょう!
受験生の多くの方は、お仕事や家族のケアをしながらお勉強に励まれている方も多くいらっしゃるかと思います。時間のやりくりをするのは非常に大変だと思いますが、家族の皆さんや仕事仲間の皆さんに相談して協力を得ながら、ぜひ最後まで粘り強く取り組んでいただければと思います。社労士試験の範囲は非常に広くて、かつ深くて、試験のシステムもちょっと理不尽な部分があったりはしますが、勉強を続けることで知識を得られたり、最終的に資格を得られるだけではなく、自分にとっての自信に大きくつながる試験だと思います。最後まで諦めずに取り組んでください。応援しています。
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