皆さん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の中村篤史です。
今回は、「司法書士試験の勉強において、六法全書を使用する必要があるのか?」ということについて、お話ししたいと思います。
これについては、様々な意見がありますが、私個人としては、「六法全書を使用する必要はない」と思っています。
と言うのも、私自身、六法全書を所有していましたが、試験勉強で使用したことがほとんどなかったからです。テキストに出てくる条文を六法全書で調べるのは、手間のかかることですしね。
また、現在では、六法全書を所有していなくても、法令や判例の多くをインターネットで検索することができます。そのため、私が試験勉強をしていた頃よりも、六法全書の必要性は低くなっていると言えます。
ただ、六法全書を使用するのを否定するわけではありません。
六法全書に興味のある方には、『詳細 登記六法』をお勧めします。
この六法は、判例のほか、登記や供託の先例も掲載されていて、「司法書士試験六法」と言えるものです。
もしよかったら、書店で中身を確認してみてください。