司法書士講座の講師ブログ

時間ぎりぎりの申請

皆さん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の中村篤史です。

先日、同じ日に2件の不動産の決済がありました。
同じ日に2件の決済となったのは、2件とも買主が同じで、その買主が外国人で日本にいられる日が限られたためです。
2件とも、所有権の移転登記のほかに根抵当権の抹消登記が必要となり、私が金融機関に抹消書類を取りに行かなければなりません。
関係者が集合したのは午前中ですが、金融機関に残債務が入金されるまで時間がかかってしまいました。
入金の確認ができない限り、司法書士は、決済の場を離れるわけにはいきません。
やっと、入金の確認ができ、抹消書類の受領に向かいましたが、2つの金融機関に行かなければならないため、移動に時間がかかってしまいました。

事務所に戻って登記を申請したのは、法務局の業務取扱時間ぎりぎりでした。
このようなことはなるべく避けたいのですが、入金確認や移動に時間がかかると、こうなってしまいます。