司法書士講座の講師ブログ

令和5年度試験を振り返って

皆さん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の中村篤史です。

令和5年度試験を振り返って、改めて思うことがあります。
それは、「午後の部は、時間との戦い」ということです。

午前の部、午後の部ともに、択一式の難易度は、さほど高くありません。
しかし、午後の部の記述式は、問題文が長く、不動産登記法においては複数の解答が成立し得ることとなりました。
記述式の解答に時間を要するわけです。
そのため、午後の部は、なるべく早く択一式を解き終えて、記述式の解答に時間を費やす必要があります。

午後の部の択一式を解く際には、すべての肢を検討している余裕はありません。
正しい肢(又は誤っている肢)の組合せが見つかったら、すぐに次の問題にとりかかる必要があります。
皆さんとしては、勉強が進むにつれ、早く問題を解くことを心がけるようにしてください。