ファイナンシャルプランナー3級の難易度

ファイナンシャルプランナー3級の難易度

ファイナンシャルプランナー3級の難易度

FP(ファイナンシャルプランナー)3級はファイナンシャルプランナーの入門編ともいえる易しい試験です。FP3級はファイナンシャルプランナーになりたい人が最初に取得する資格として最適です。
受験者層は、社会人、学生、主婦と幅広いですが、合格率は70%程度の高さで推移しています。
ここではそんなFP3級の難易度についてまとめました。

過去の合格率や、他の資格との比較、効率的なテキストと過去問の勉強法やコツなど、FP3級の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。

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  • 目次

    FP3級の難易度

    FP3級は、ファイナンシャルプランナーの入門編ともいえる易しい試験です。理由はファイナンシャルプランニングについての予備知識がなくても、短時間の勉強でほとんどの人が合格できる試験だからです。

    FP3級の合格率は70%程度の高い水準にあります。それではFP3級の難易度と合格率について、もう少し詳しくみていきましょう。

    難易度の理由

    FP3級試験は、なぜ合格率が高く、難易度が低めなのでしょうか。なぜなら、予備知識がなくても、短時間の勉強で、ほとんどの人が合格できる試験だからです。
    また、試験自体もマークシート式かつ60点という絶対評価の合格ラインのおかげで、一定の勉強をしてきた人であれば、全員合格できる仕組みになっています。

    試験対策としては、出題傾向も毎年ほとんど変わらないため、過去問で対策可能です。
    このような条件が重なった結果、FP3級は多くの人が合格を手にする、難易度低めの資格試験となっているのです。

    年度別の難易度

    では具体的にFP3級の年度別の難易度はどれくらいなのでしょうか。日本FP協会のFP3級学科試験と実技試験の同時受験者に関する過去5年分の合格率は以下の通りです。
    2019年の合格率は72%、2018年は79%、2017年は71%、2016年は69%、2015年は77%です。

    毎年70%前後で推移しています。過去5回分の合格率のデータを見ても合格率がかなり高い試験であることが分かると思います。
    それなりに勉強をして臨めば十分に合格できる試験ということがこの数字に表れていますね。

    他の資格と難易度を比較

    ではFP3級は他の資格と比べて難易度はどうなんでしょうか?ここではFPと同じように人気である資格と難易度を比較しています。宅地建物取引士、行政書士、日商簿記3級との比較は以下の通りです。

    宅地建物取引士とFP3級の難易度を比較

    3級FP技能士と宅地建物取引士試験はどちらが難しい?

    宅地建物取引士の方が圧倒的に難しいと言えます。
    不動産取引行に欠かせない宅地建物取引士試験は、取得すると就職に有利で私生活にも役立つ人気の資格です。

    合格率でいえば、3級FP技能士の平均70%に対して宅地建物取引士は約15%です。合格率からみると宅地建物取引士のほうが難しいといえるでしょう。
    また、FP3級の勉強時間の目安としては、20~30時間程度あれば十分と言えます。対して宅地建物取引士は300時間が必要と言われています。勉強時間からみても宅地建物取引士の方が難易度は高く、それなりの学習対策が求められます。

    宅地建物取引士の主な業務と試験科目は「不動産関連業務」です。この不動産関連業務はFP3級にとっても重要な科目です。これらは宅地建物取引士の業務で必要な知識であるとともにFP3級の試験範囲でもあります。試験範囲の一部が重複していることを生かし、FPと宅地建物取引士を取得して、ダブルライセンスとすることもお勧めです。

    不動産業界で仕事をする場合、FPの入門的な資格である3級資格を取得することで、お客様へのより説得力のある提案能力が身に付くばかりか、ご自身の今後の人生設計においてもプラスに働くでしょう。
    宅地建物取引士とFP3級のどちらも取ることで不動産業務のスペシャリストになることができます。会社によっては宅地建物取引士とFP3級を両方取得するように勧めているところもあります。
    さらに、宅地建物取引士のステップアップを考えた時に「行政書士」や「司法書士」がありますが、これらの資格とも関連性の強いのがFPです。FPの勉強をして後悔をすることはないでしょう。

    行政書士とFP3級の難易度を比較

    3級FP技能士と行政書士試験はどちらが難しい?

    行政書士は3級FP検定よりはるかに難しいです。
    FP3級と行政書士のダブルライセンスは、資格の前提を考えると、相乗効果を出すことは難しいです。FP3級は、家計管理などプライベートな方面でファイナンシャルプランの知識を生かすための資格です。仕事におけるメリットはないと考えておきましょう。

    もちろん行政書士をする人がその知識を家庭に持ち帰って、家族のファイナンシャルプランに役立てるという意味でなら、相乗効果は十分です。
    よって、行政書士として独立の意欲がはっきりしているのでしたら、こちらの勉強に専念した方がいいでしょう。

    日商簿記3級とFP3級の難易度を比較

    3級FP技能士と日商簿記3級はどちらが難しい?

    日商簿記3級の方が難しいと言えます。
    まずFP3級と日商簿記3級は、両方とも人気の資格であり、受験者数はかなり安定して多い資格です。FP3級は年間10万人程度受験しており、日商簿記3級は年間を通して約30万人近くが受験をしています。
    またどちらの資格も、この次の級から履歴書に書けるという点が同じです。日商簿記検定もFP技能検定も、2級以上だと履歴書に書くことができます。
    さらに、受験資格が要らないという点、年3回試験が行われるという点についても、共通点となっています。

    しかし、合格率を調べると、この2つの資格の難易度は大きく違うことが分かります。日商簿記3級の合格率は受験回によって違い、20%台から50%台まで差がありますが、平均して約40%です。FP3級の合格率は約70%です。

    日商簿記3級とFP3 級では、難易度にずいぶん差があり、日商簿記3級の方が難しく、FP3級の方が取得しやすいことがわかりますね。
    また、日商簿記とFPのダブルライセンスを目指すのであれば、どちらかの2級までを取得することをお勧めします。就職や転職で評価されるのは2級からと考えた方が良いです。 ちなみに、1級となると、どちらもかなり難易度が高い資格で、長期間の勉強が必要となってきます。
    両方ともお金の知識であるので、どちらかの2級を習得した後にもう片方の資格をあわせて持つ事で資格の価値や評価の相乗効果が期待できます。何よりそれぞれの1級を取るよりも日商簿記2級とFP2級のダブルライセンスは、はるかに簡単なので、勉強時間に対するメリットも大きいです。

    FP3級の効率的なテキストと過去問の勉強法・コツ

    勉強法のコツは、広く浅く勉強することが大事です。6つの学習テーマをすべて網羅する学習計画を立て、とにかく過去問中心に学習していきましょう。FP3級の勉強で一番大切なことは、過去問の活用です。過去問というのは、過去実際に出た問題であり、これを解いてみることで、FP3級の本試験でどのような問題がでるのかをイメージしやすくなります。

    また、本番と同じ時間をかけて解いてみることで、実際の試験の練習ができます。
    FP3級は過去に出た問題と同様の問題が出る可能性が高いので、効果的な演習となります。過去問を解いてわからなかった問題は周辺知識を含めテキストで補完していってください。

    一番避けるべきことは、「深く勉強していったせいで6つのテーマのうち4つしか勉強できなかった」というようなことにならないことです。学習が一部間に合わず全く知識がないのと、多少でも知識があるのとでは、試験結果に大きく影響を与えると思います。

    それでも全く試験に自信がない人はどうしたらいいでしょうか。時間的に余裕があるのであれば、試験範囲全体をテキストで一通り勉強した後、過去問に2~3回分程度チャレンジすれば、十分に合格レベルに達するでしょう。もちろん過去問で間違えた問題は、重点的に復習してください。

    勉強時間は人にもよりますが、ポイントがよくまとまっている過去問題集とテキストを利用し、基本的には1日1時間で1か月、計30時間ほど費やせば十分に合格できると思います。

    まとめ

    ここでは合格率による難易度について、他の資格との比較を中心に行ってきました。FP3級は難易度が低く、取得しやすい資格であることがわかっていただけたかと思います。

    FP3級の試験対策は、スピード重視の勉強方法が正解です。そして、過去問を解いた上でわからないところはテキストでチェックするのが、効率的な学習方法と言えるでしょう。
    勉強法を間違わずにしっかりと勉強をしていただければ、合格を手に入れることができるでしょう。

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