FP3級(ファイナンシャルプランナー)は独学で受かる国家資格だから狙い目!

FP3級(ファイナンシャルプランナー)は独学で受かる国家資格だから狙い目!

FP3級(ファイナンシャルプランナー)は独学で受かる国家資格だから狙い目!

FP3級はFPの入門的な資格であり、独学でも受かる資格として知られています。手軽に取得できる国家資格は魅力的ですよね。FP3級の試験の内容や、勉強方法、過去問の使い方などを解説していきます。

目次

FP3級は独学で受かる資格です!

FP3級は独学でも受かる資格です。FPと言うと、年金、保険などにかかわる難しい専門知識を扱う資格なので、敷居が高いように見えるかもしれません。しかしFP3級について言えば、難易度は低く、受かりやすい資格です。

独学でチャレンジしている多くの方が合格しています。例えば主婦で、家計管理のために独学でFPの勉強をしたいという方にもFP3級はおすすめ。金融業界への就職を考える学生にも、ぜひチャレンジしていただきたい資格です。

どれくらい簡単な試験なの?

FP3級の試験は簡単だと言われます。それは、FP3級の合格率からもわかります。FP3級の学科試験・実技試験同時受験者の試験結果は以下のようになっています。

学科試験・実技試験同時受験者の試験結果
年度 合格率
2018年5月 79.11%
2018年1月 79.75%
2017年9月 74.35%

(日本FP協会受験者)

いかがでしょうか?

ここまで合格率の高い国家資格は、他にないのではないでしょうか。受験者のほぼ8割が合格していることになります。
上記の合格率から分かることは、しっかり勉強をして試験対策をすれば、受かる可能性が非常に高い資格であるということです。

通学や通信教育は必要ない?

資格試験、それも国家試験の勉強をするとなると、どこかの資格スクールに通ったり、通信教育を利用して勉強したりというイメージがあります。
FP3級は比較的合格がしやすい資格と言われているものの、金融に関する専門知識を扱う資格のため、スクールや通信教育を使わずに勉強するのは不安ですよね。

しかし、実際に勉強すると分かりますが、扱う分野は専門的であっても、試験に出題されるような問題は初歩的なものばかりです。書店でテキストや問題集を買って勉強すれば、合格は十分に可能です。

ただし、それはFP3級までの話で、FP2級以上になるとスクールもしくは通信教育で勉強するのがおすすめです。なぜなら、3級から2級に上がると、難易度がグっと上がってしまうからです。
FP2級は実務レベルの資格なので、問われる内容も専門的になるのです。

FP3級はどんな試験?

FPは、一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)とNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)という2つの指定試験機関によって試験が行われています。

FP3級の試験は学科試験と実技試験という構成になります。学科試験はいわゆる「知識」を問う試験で、実技試験は「実践」を問う内容となっています。この構成は、FP3級~1級まで同じです。きんざいと日本FP協会とで、学科試験は共通です。実技試験は、それぞれで違う試験を行っています。

学科試験と実技試験は同じ日に実施されます。また、両方を同日に受験したり、学科試験と実技試験どちらかのみを受験したりすることも可能です。

FP3級の試験範囲

FP3級の試験範囲は幅広く、以下の6分野の学習を行います。

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

普段生活している中では、あまり見慣れない言葉が並んでいます。
しかしながら、私たちが生活していく上で、いずれも必要となる項目になります。

つまり、誰にとっても関係がある、日常的な分野であること。そして、馴染みのない方にとっては、対処が大きな負担になること。できれば避けたいこと。専門家に任せて、解決してほしいと思うこと。ここにFPという仕事のニーズがあります。

学科試験ではこれらに関する知識を全般的に問い、実技試験はそうした知識を実際の相談事例に当てはめた内容が問われます。

きんざいと日本FP協会のどちらを選ぶ?

FPの指定試験機関は、一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)と、NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)という2つがあります。

FPの試験を受けるときに陥りがちなのが、「きんざいにするか、それとも日本FP協会にするのか」という悩みです。
しかしながら、学科試験について悩む必要はありません。なぜなら、両方で同一の試験が行われるからです。問題用紙も同じなら、配点も合格基準も試験時間も同じです。

反対に、実技試験のほうはどうでしょうか。実技試験は、それぞれの指定試験機関で別々の内容になっています。

FP3級実技試験の違い
指定試験機関 試験時間 問題数 記述方式 満点 合格ライン
きんざい 60分 5題程度 筆記(三答択一) 50点 30点
日本FP協会 60分 20問程度 マークシート(三答択一) 100点 60点

上記の表からも分かる通り、試験時間以外は全て異なっています。しかし、合格基準はいずれも60%以上となっています。また、どちらの試験を受けても、難易度と資格のレベルともに同じです。したがって、それぞれの過去問などを見て、自分に合っているものを選ぶことをおすすめします。

勉強時間の目安

FP3級は初歩的なレベルの試験なので、少ない勉強時間でも合格が可能です。一般的には、20時間程度を目安にすると良いとされています。

これは、1日1時間勉強して、20日で達成できる計算になります。そのため、テキストや問題集を選んだり、試験に申し込んだりする時間を合わせても、1ヶ月程度あれば、合格できるということになります。

試験範囲は難しいですが、試験に出るのは比較的簡単な部分だけなので、少ない勉強時間でも合格を目指すことができます。中には勉強時間10時間で受かったという人もいます。
そうなると、1週間弱で受かるということになります。そのため、会社の通勤時間やお子様が学校に行っている間など、スキマ時間を使って勉強することで短期間で合格することが可能です。

FP3級の実技

FP3級の実技は、きんざいと日本FP協会を合わせて以下の3種類があります。このうちいずれかを選んで受験することになります。どの実技を選ぶかで、勉強の内容も変わってきます。

きんざいの実技試験(2種類) 日本FP協会の実技試験(1種類)
個人資産相談業務
保険顧客資産相談業務
資産設計提案業務

このうち、きんざいの個人資産相談業務と日本FP協会の資産設計提案業務はFPの試験範囲を総合的に問うもので、どちらも同じような内容です。きんざいの保険顧客資産相談業務は保険に特化した内容です。

FP2級でも同じ実技試験を選ぶ場合や、特に保険を専門に学びたいという方以外は、個人資産相談業務または資産設計提案業務を選ぶことをおすすめします。
なお、FP3級受験者のほとんどが、個人資産相談業務または資産設計提案業務を実技試験で選択します。

FP3級の勉強方法

先にも述べたように、FP3級の難易度はあまり高くないため、基礎をしっかり頭に入れておくことが勉強をする上での狙いとなります。実技試験でどれを選ぶのかを決めたら、それに合ったテキストや問題集を書店で選びましょう。

テキストを一通り読み、問題集を全部解いてみるだけでも合格に必要なだけの力はついてきます。そのため、1日1時間でもFP3級の勉強に取り組みましょう。

基礎ができたら、次は過去問に取り組みましょう。過去問は過去に試験で出題された問題です。つまり、とても重要なポイントのため、今後の試験でも出る可能性が高いといえます。

FP3級の過去問の使い方

過去問を使った勉強は、FP技能士すべての試験で重要になります。特に、FP3級は、過去問を何回か解くだけでも、合格率はグンと高まります。過去問は公式ホームページから無料で利用できるので、ぜひ活用してください。

過去問を活用した勉強方法

過去問をうまく活用し、FP3級の勉強をスムーズに進めるためには、下記のような方法があります。

  1. テキストと問題集を一通り読み、解いてみる
  2. 最新の過去問を解いてみる
  3. 間違えたところをテキストで確認、問題集で解いて復習
  4. その次の過去問を解いてみる
  5. 間違えたところを復習

上記1~5の勉強法を繰り返し行い、過去問を3回分ほど実施しましょう。
これを行うことで、基礎となる知識の暗記と同時に、実際の試験で点が取れるアウトプットの両方の力がつけられます。なお、この勉強法は学科試験対策と実技試験対策、両方を兼ねています。

学科と実技は同時受験がおすすめ

FP3級は独学での合格が可能な資格です。そのため、勉強時間を少なくすることができます。
また、勉強を進めていく中で、学科試験と実技試験を別々に受けたらどうだろうかと考える方もいるかもしれません。
それぞれ違う日に受験すれば、当日の試験にかかる負担も軽くできます。

しかし、試験を受ける上では、学科試験と実技試験の両方を一度に受験することをおすすめします。なぜなら、FP3級の試験にはタックス(税制)プランニングが含まれているからです。

タックス(税制)という分野は、毎年変わるものです。学科と実技で年度が異なる場合、税制が変更されてしまい、答え自体が変わってしまう恐れがあります。

そのため、できるだけ効率良く合格に結びつけるためにも、学科と実技両方を同時に受験することをおすすめします。

テキストの選び方

独学でFP3級の勉強をする場合、テキスト選びが重要になります。独学とはその名の通り、自分独りで学ばなければなりません。学校に通っているときのように、先生に教えてもらったり、質問したりすることができません。

そのため、自分自身の力だけで勉強を進めていけるようなテキストが必要です。

また、書店に行けば、数多くのFP3級対策テキストが売られています。このうち、自分ひとりで勉強する際に役立ちそうなテキストを選ばないといけません。書店のテキストの上手な選び方についてご紹介していきましょう。

薄いテキストか、分厚いテキストか

書店でテキスト選びをするときにまず迷うのが、薄いテキストにするか、それとも分厚いテキストにするかというところです。

勉強を始めるにあたっては、分厚いテキストだと試験範囲が網羅されているように思えます。しかし、こう思って分厚いテキストを選んでしまうと失敗することあります。

FP3級の試験範囲は膨大です。これらすべてを解説するテキストを作る場合には、自然と分厚くなってしまいます。しかし、テストでこの膨大な範囲すべてが出るわけではありません。FP3級の合格ラインは60%のため、半分近くが試験に出題されない内容となります。

一方、薄いテキストは、見た目は頼りなく見えるものの、その中身は60%の合格ラインに届くための内容が凝縮されています。そのため、試験合格に必要な分だけの勉強を効率良く行うことができます。

イラストは重要?

書店でパラパラとテキストをめくってみると、イラスト付きで見やすいテキストと、字がきっちり詰まっている難しそうなテキストの2種類が置いてあります。この場合は、どちらを選ぶ方が良いのでしょうか。

おすすめはイラスト付きのほうです。なぜなら、独学は、読む負担を少しでも減らさないといけないからです。難しい項目を扱う資格であるため、そのままテキストにすると難しい内容になってしまい、読むことが苦痛に感じてしまいます。

テキストにイラストが挿入されていると、視覚的に情報を捉えやすくなるため、読むことへの苦痛を軽減してくれます。

イラストは経験記憶を活性化してくれる

見て読んで覚えやすいこと以上に魅力的なのが、イラストは「経験記憶」を活性化し、長期記憶を促してくれるという点です。

保険や不動産などのFP知識を、ただ文字で読んでもすぐに忘れてしまいます。なぜなら、自分とは関係のない、暗記のために覚えた知識だからです。しかし、テキストに保険や不動産にかかわる印象的なイラストがついていれば、目を引きます。

これによって経験として頭に蓄積され、問題を解くときにイラストの内容を思い出しやすくなります。また、経験記憶を増やしておくと、直前期の追い込みをかけるときに大変役立ちます。

まとめ

FP3級の試験内容や難易度について紹介していきましたが、独学でも十分に合格できる資格であることを、ご理解いただけたと思います。FP3級は、お金と暮らしにかかわる幅広い知識が得られて、生活に役立てられる、魅力的な資格です。勉強する価値のある資格なので、ぜひトライしてみてください!