FP3級の勉強方法すべて教えます!勉強時間の目安など

FP3級の勉強方法すべて教えます!勉強時間の目安など

FP3級の勉強方法すべて教えます

FP3級はFP技能士の中でも入門的な資格とされてます。とはいえ、FP3級はお金と暮らしにかかわる幅広い分野について、試験で問われる資格です。

では、FP3級の試験に合格するためには、どのような方法が良いのでしょうか。このページでは、勉強時間などと併せて、試験における対策を紹介します。

目次

FP3級とは

FP(ファイナンシャルプランナー)技能検定には、1級、2級、3級という3つの等級があります。FP3級は入門的な資格となっており、難易度はFP2級やFP1級と比べて低いものの、試験範囲自体は他の2つと変わりありません。

FP3級の勉強時間の目安とは?

FP3級は試験範囲こそ幅広く、難しそうな項目が並んでいますが、問われる内容は初歩的な部分のみとなります。そのため、勉強時間は他のFP2級、FP1級に比べて少なく済ませられます。

また、FP3級の勉強時間の目安としては、20時間程度あれば十分と言えます。これは、FP3級の膨大な試験範囲のうち、試験に出る部分だけを勉強するために必要な時間が20時間だということです。

なお、試験範囲をくまなく理解しようと考えるのであれば、20時間よりも多くの時間が必要となります。

FP3級の試験

FP3級の試験は、学科試験と実技試験から成ります。学科試験は知識を問う問題であり、実技試験は実際の事例を基に適切なプランニングを考えていくケーススタディ問題となります。

FPは、保険や不動産などの知識を生かし、各自に合った賢いファイナンシャル・プランを考えていく仕事です。実技試験では、そうしたシーンを想定した内容が問われます。

また、FP3級の試験では学科、実技ともに、以下のような問題形式となっています。

学科試験 実技試験
正誤問題:30問
三答択一問題:30問
三答択一問題:20問

選択肢が予め用意されていて、そこから選ぶので、正しい答えを選びやすいでしょう。引っ掛け問題もそれほどありませんので、テキストを読んで、要点を把握しておけば、正しい答えを選びやすいはずです。

きんざいと日本FP協会、どっちで受ける?

FP3級をはじめ、FP技能士の試験は一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)と、NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)という2つの指定試験機関により運営されています。

実際のところ、これら2つの指定機関で行われる試験の難易度は同じです。得られる資格も同一です。なお、学科試験は同一なものの、実技試験についてはそれぞれ試験問題が異なるため、そこは注意しつつどちらで受けるのかを決めましょう。

FP3級実技の選び方

きんざいと日本FP協会で、異なる実技が用意されており、以下の通りとなります。

きんざいのFP3級実技試験 日本FP協会のFP3級実技試験
個人資産相談業務
保険顧客資産相談業務
資産設計提案業務

上記3種類のうち、1つを選択して受験します。また、どれにするか迷ってしまったら、きんざいの「個人資産相談業務」もしくは「資産設計提案業務」を選びましょう。

なお、FP3級実技試験受験者のほとんどが、この2つのうちいずれかを選んでいます。これら2つについては、テキストが豊富に出回っているため、比較的勉強しやすいと言えます。

また、「保険顧客資産相談業」は、将来保険を扱おうと考えるFPが主に受ける実技です。特に保険について学びたいという方は、こちらの実技を選ぶと良いでしょう。

FP3級の勉強方法(過去問・テキストの選び方)

FP3級の勉強時間の目安である20時間を使って行う、勉強方法の一例をご紹介します。

①テキストを一通り読む:3時間

まずは知識を頭に入れる必要があります。そのため、テキストを通しで読んでみましょう。この際、テキストは精読するのではなく、ざっと読み通す程度で問題ありません。

②問題集を解く&テキスト再読:5時間

テキストを一通り読んだら、さっそく問題を解いてみましょう。それぞれの項目ごとにまとめられている問題集を、順番に解いていきます。

問題集を解き終わった後は採点を行い、間違っている部分があれば、テキストを開いてその部分を再読します。このときは、きちんと理解できるまで読みましょう。

③過去問を解く&テキスト再読:12時間

FP3級の勉強で一番大切なパートとなります。時間を計って、実際の試験時間の通りに過去問を解いてみましょう。

また、採点して間違えていたら、その部分のテキストを読み返します。きちんと理解できるまで読み込みましょう。

これで、FP3級の試験合格のための学力を身に付けることができます。

過去問の使い方

FP3級の勉強で一番大切なのが、過去問の活用です。過去問というのは、過去実際に出た問題であり、これを解いてみることで、FP3級の本試験でどのような問題がでるのかをイメージしやすくなります。

本番と同じ時間をかけて解いてみることで、実際の試験の練習ができます。また、過去に出た問題はこれからも出る可能性が非常に高いので、効果的な演習となります。

試験時間は学科試験が120分間、実技試験が60分間となっています。これらを解くだけで3時間かかります。これに答え合わせと見直しの時間で1時間。

1回分の過去問に取り組むと、合計4時間かかる計算となります。3回分に取り組むと12時間となります。しかしながら、3回分の過去問を解けば、学力を大きく向上させることができます。

きんざいテキストの選び方

FP3級は、きんざいと日本FP協会で実技試験が異なりますが、市販されているFP3級用のテキストは、両方を網羅した内容となっています。そのため、どれを選んでも両方の試験に対応した勉強ができます。

なお、きんざいの試験により特化した勉強が行いたい場合は、きんざいファイナンシャル・プランナーズ・センターから「最短合格3級技能士」というテキストが出ているので、こちらを選ぶと良いでしょう。いずれも学科・実技両方の勉強をカバーしています。

また、実技試験の対策を多くしておきたいと考えている場合は、同じくきんざいファイナンシャル・プランナーズ・センターから実技対策用問題集が出ているので、こちらがおすすめです。

個人資産相談業務を受けるなら「'18~'19年版 3級FP技能士(実技・個人資産相談業務)精選問題解説集」を、個人資産相談業務を受けるなら「'18~'19年版 3級FP技能士(実技・保険顧客資産相談業務)精選問題解説集」を選びましょう。

日本FP協会テキストの選び方

日本FP協会は、テキストの販売は行っていますが、特にFP3級試験対策用と謳ったテキストは存在していません。そのため、市販のいずれかのテキストを選ぶことになります。

市販のテキストは、きんざいと日本FP協会の両方に対応し、かつ学科と実技が1冊にまとめられているのがほとんどとなっています。学科試験は共通のため、1つにまとめられているのはわかるものの、実技試験まで1冊にまとめてしまうと、もし受験しない場合には、実技のページはムダないように思われるかもしれません。

しかし、FP3級の試験自体問われる内容が限られているので、すべてがコンパクトに詰まった本であっても、合格に必要な箇所は網羅されています。そのため、書店に並べられているテキストの中身をパラパラと見てみて、自分が勉強しやすそうなテキストを選びましょう。

まとめ

FP3級の試験はスピード重視の勉強方法が正解です。そして、テキストはざっと読み、問題を解いた上でわからないところはテキストでチェックするのが、効率的な学習方法と言えるでしょう。

また、過去問は3回分を解くことで、お金に関する知識を高めることができるので、最短合格を目指して学習を行いましょう。