自賠責保険とは？｜わかりやすくFP解説

他人とは

自賠法による他人とは、自動車保有者・運転者に該当しない者ですので、被害者が保有者や運転者の父母・配偶者・子の場合でも保険金支払いの対象となります。<figure class="image"><img style="aspect-ratio:660/207;" src="https://storage.googleapis.com/mcs-fs-pro-strapi-uploads-clone202504111055/motorvehicle-liability-insurance/img_02-1739022809604-176571874.jpg" alt="自賠責保険とは？" srcset="https://storage.googleapis.com/mcs-fs-pro-strapi-uploads-clone202504111055/thumbnail_img_02-1739022809599-311366465.jpg 245w,https://storage.googleapis.com/mcs-fs-pro-strapi-uploads-clone202504111055/small_img_02-1739022809599-907790102.jpg 500w," sizes="100vw" width="660" height="207"></figure>

保有者と運転者とは

自賠法で言う保有者とは、自動車を使用する正当な権利を持っている人をいいます。 運転者とは、他人のために自動車の運転または運転の補助をする人をいいます。

被保険者とは

自賠責保険の被保険者は、当該車両の保有者と運転者です。

保険料とは

保険料は、自動車の用途や車種、保険期間により決まっており、取り扱う損害保険会社や共済により異なることはありません。

自賠責保険とは、「自動車損害賠償責任保険」の略称です。この保険は、自動車損害賠償保障法（自賠法）に基づき、すべての車両（二輪車や原動機付自転車も含まれます）に加入が義務付けられている強制保険です。自動車の所有者や運転者が運転中に他人の生命や身体に損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合に、その損害を補償します。ただし、物損事故に対しては補償されません。原動機付自転車も、自賠責保険に加入していないと運行が認められません。

自賠責保険とは

1名当たりの支払い限度額は、支払事由により異なります。&lt;bluebox&gt;<ul><li>ケガの場合…治療関係費、休業損害、慰謝料などで120万円まで</li><li>後遺障害の場合…逸失利益、慰謝料、ケガによる損害などで75万円～3,000万円まで&lt;/bluebox&gt;</li></ul> ただし第1級で常時介護を要する後遺傷害は、最高4,000万円までとなります。&lt;bluebox&gt;<ul><li>死亡の場合…葬儀関係費、逸失利益、慰謝料、死亡するまでの損害などで3,000万円まで</li><li>1事故あたりの限度額はなく、何度事故を起こしても減額されません。&lt;/bluebox&gt;</li></ul>

支払限度額とは

契約者や被保険者が故意に起こした損害については、保険金は支払われません。ただし、被害者は保険会社に対して直接「被害者請求」を行うことが可能です。 また、重複して保険がかけられている場合も、保険金の支払いは行われません。これは、1台の車に複数の自賠責保険が付いているケースが該当します。

保険金が支払われない場合とは

加害者（被保険者）だけでなく、被害者からも保険会社に保険金の支払いを請求することができます。

自賠責保険の請求方法

ひき逃げや盗難車による事故など、自賠責保険で保障されないケースで死傷した被害者を救うため、政府は損害賠償保障事業を行っています。 保障額は自賠責保険と同じです。

政府の損害賠償保障事業とは

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金山浩晃（かなやま ひろあき）

合格の先をイメージして！【出身】埼玉県 【趣味】NFL（アメフト）観戦、カフェ巡り 【座右の銘】雲外蒼天

累計受講者数40万人、圧倒的な合格実績のフォーサイトは、考え抜かれた豊富な教材をリーズナブルに提供し、効率よく合格をサポートします。