過去問を活かす

0.ファイナンシャルプランナー2級を受験しようと思ったきっかけ

東京から札幌に異動して2年半が過ぎようとしていた。単身赴任の気軽な身分だったため、夏はゴルフやランニングをして過ごしていたが、寒いところが苦手で冬は何もすることがない。何か資格で　も、と思ったところに今までの経験からある程度取り組みやすいという理由からファイナンシャルプランナーを選択した。

1.2020年1月～2020年4月

2020年5月に向けての学習は、一部講義を視聴するなどある程度のことは申し訳程度に進めていたが、その後、引っ越しを伴う社内の人事異動やコロナ感染拡大の影響を受けて2月後半から休業状態だった。

2.2020年5月～2020年6月

東京に戻ってきてやや落ち着きを取り戻し、コロナ禍も収束はしていないものの会社からの出社や執務に関する方針が打ち出され、再度本腰を入れなおし勉強し始めた。

道場破りから学習スケジュールを、イチから設定し直した。再設定したスケジュールは印刷したうえで書斎の見えるところに張り出　し、遅れが出ないよう心掛けた。この期間では講義の視聴が中心　だった。

3.2020年7月～2020年8月中旬

講義の視聴がひと通り終了した後は、過去問を解くことに集中し　た。今までの経験から不動産やタックスプランニングは比較的解きやすかったが、年金が不得手で間違いが多かった。すべての過去問は2回まわしたが、2回とも正解している場合は、3回目を飛ば　し、1、2回目に間違えている問題だけ解いた。それと並行して間違えた問題で知識があやふやな項目については、間違いノートを作成して確実に知識として記憶できるよう工夫した。過去問を繰り返し解くことで、出題の傾向がわかってきたのでかなり有効だったと認識している。

4.2020年8月下旬～2020年9月上旬

フォーサイトの再現問題、模擬試験のみならず他社の予想問題集にも取り掛かれる余裕があった。どの問題も合格ラインを超えていたので、当日までは間違いノートを繰り返し見ることで、苦手分野に対応できるよう心掛けた。

5.試験当日

間違いノートを直前に見直すだけで充分落ち着いて回答できた。

6.総括

過去問を繰り返し解くことに尽きると思う。間違えたところはテキストに戻り、間違いノートを作ることで、記憶を正確なものにして行けたと思っている