証券外務員試験とは?一種と二種の違いについても解説

更新日:2022年4月1日

日本証券業協会では、外務員資格試験制度を設けています。これにより金融業の従事経験がない一般の方でも、証券外務員試験の一種と二種を受験可能です。金融に関する基礎知識を求められるので、その分野で活躍したいならぜひ取りたい資格といえます。

今回は証券外務員試験の一種と二種の違いを踏まえながら、資格制度を解説します。これを参考にすれば、証券外務員試験の全容がわかるでしょう。

目次

一種とは

まずは証券外務員試験の一種を確かめてください。金融商品に関わる法令やコンプライアンス、経済などの基礎知識などが出題されます。一種を受けるメリットや勉強ポイントも知っておきましょう。以下に詳細をまとめました。

一種の出題範囲

一種の出題範囲は以下のとおりです。

分野 該当事項
法令・諸規則
  • 金融商品取引法や関連法令
  • 金融商品の勧誘販売関連の法律
  • 協会および取引所定款と各諸規則
商品業務
  • 株式や債権、投資信託、投資法人やそれに付随する業務
  • デリバティブ取引
関連科目
  • 証券市場の基礎知識
  • 経済や金融、財政に関する常識
  • 株式会社法概論
  • 財務諸表と企業分析
  • 証券税制
  • セールス業務

引用元:日本証券業協会「外務員資格試験制度」



全体的には金融商品関連のコンプライアンスや知識が問われやすいといえます。二種より格上なので、専門的要素も強いのが特徴です。出題内容としては一種の方が難しいので、より丁寧な学習が求められます。

金融のコンプライアンスに関する重要事項も見逃せません。証券会社や銀行で働くための心がまえを問われています。これから金融従事者として働くうえで大切なことが問われているので、合格後の業務でやることを想定しつつ、学習を進めてください。

一種の試験形式

証券外務員試験の一種では、以下の試験形式になります。

問題数 ◯×方式70問、五肢選択30問の合計100問
配点 ◯×方式:1問2点
五肢選択:1問10点(答えを2つ選ぶ場合は各5点)
試験時間 2時間40分
合格ライン 308点以上
満点 440点

引用元:日本証券業協会「外務員資格試験制度」



外務員試験は基本的に選択式です。○×や五肢選択で構成されているため、文章を読みわける力が重要になります。なかには正解に見せかけた誤りの文章もあるため、引っかからないように注意してください。

◯×や選択式の文章題は、なるべく時間をかけずに要点をつかみ、正解につながる要素を素早く見つけ出さなければなりません。短時間で正答を見出すには、テキストの演習や過去問、模擬試験による実践的な練習が重要です。

一種の試験時間は2時間40分と長いので、集中力も大切になります。問題全体の7割以上を正解できれば合格です。長時間にわたり、多くの正答を見分ける精神力が問われます。

一種を受けるメリット

一種を受けるメリットは以下のようにさまざまです。

  • 経済や金融の知識を学べる
  • 就職や転職でアピールしやすい
  • 取扱可能な金融商品が二種より多い

それぞれの詳細を見ていきましょう。

まずは経済や金融の知識を学べるのが最初のメリットです。証券会社や銀行で働くための大切な知識を得られるのが大きいでしょう。習得により、スムーズに業務をこなせます。

就職や転職で有利になれる点も見逃せません。証券外務員資格は、金融機関での業務をこなしたり、経済やお金の知識を生かしたりできるという証明だからです。金融業界だけでなく、それ以外でもお金を扱う仕事では、面接で高い評価をもらえるかもしれません。

証券外務員資格の一種は、二種よりも取扱商品が幅広いといえます。二種で扱える金融商品に加えて、一種だけが可能なデリバティブ取引を扱えるのです。現物取引は投資初心者向きですが、それに限らない形式の金融商品を提供可能になります。

法人や大口投資家などから信頼を得れば、金融業界で実績を重ねられるでしょう。その意味でも、優秀な人材としての活躍を目指すなら、証券外務員資格の一種を狙ってみませんか。

勉強ポイント

証券外務員一種に必要な勉強時間は、約80時間~100時間とされます。二種よりも専門知識が問われるため、テキストを慎重に読み込む工夫が大切です。学習で大切なポイントを以下にまとめました。

証券外務員一種の合格に向けて、約1ヵ月半~2ヵ月前から準備が必要です。勉強時間の相場は最大100時間になります。1日2時間なら、50日分必要です。働きながらでも準備できそうな時間ですが、期間中はスケジュール調整に気をつけてください。

計画通りに勉強するポイントは、スキマ時間の活用です。起床直後や就寝前、通勤中の数十分を勉強で埋めれば、証券外務員試験に向けた理解度が深まります。また通信講座はスマートフォンから授業動画として学べることがあるため、通勤のような移動時間に役立つでしょう。

一種では専門知識が問われるので、二種よりもテキストを読み込むことが大切です。証券外務員試験は問題に◯×で答えたり、複数の選択肢から正しいものを選ぶ形式です。その場合は的確な要点抽出が大切になります。学習期間におけるメインは、正しい選択肢を見分ける練習と考えてください。

二種とは

続いて証券外務員の二種を紹介します。一種よりも出題範囲がやや限定的で、難易度が低い印象です。以上を踏まえてメリットや勉強ポイントを解説します。

二種の出題範囲

証券外務員試験において、二種では以下の出題範囲になります。

分野 該当事項
法令・諸規則
  • 金融商品取引法や関連法令
  • 金融商品の勧誘販売関連の法律
  • 協会および取引所定款と各諸規則
商品業務
  • 株式や債権、投資信託、投資法人やそれに付随する業務
関連科目
  • 証券市場の基礎知識
  • 経済や金融、財政に関する常識
  • 株式会社法概論
  • 財務諸表と企業分析
  • 証券税制
  • セールス業務

引用元:日本証券業協会「外務員資格試験制度」



二種で問われるのは、金融関連商品の法令や商品業務、経済などの基礎知識です。専門的知識を問われる度合いは一種より低いといえます。それでも金融従事者ならではの知識が問われるため、学習量が少ないと合格の可能性が下がるでしょう。

金融のコンプライアンスに関する重要事項は、一種と同じく問われます。二種資格取得後から金融機関で働く可能性があるので、業務における心がまえを学んでください。以上から二種では基礎知識の徹底が学習テーマになるでしょう。

 

二種の試験形式

二種の試験形式は以下のとおりです。

問題数 ◯×方式50問、五肢選択20問の合計70問
配点 ◯×方式:1問2点
五肢選択:1問10点(答えを2つ選ぶ場合は各5点)
試験時間 2時間
合格ライン 210点以上
満点 300点

引用元:日本証券業協会「外務員資格試験制度」



二種の試験規模は一種より限定的です。試験時間は2時間、問題数は70問だからです。一種では2時間40分の間に100問を解くので、簡易的にも感じられるでしょう。それでも2時間は試験時間として長いので、集中力を養うことが大切です。

出題内容は一種より簡単なので、比較的プレッシャーが少なくて済みます。資格試験に自信がないなら二種からのチャレンジがおすすめです。

このように2種は基礎的な要素が強い試験であるため、一種よりも簡易的な形式になっています。

二種を受けるメリット

証券外務員の二種に合格すれば、以下のメリットを受けられます。

  • 会社のお金を使って金融商品の取引ができる
  • 投資家からの注文に応じて取引の仲介ができる
  • 企業から委託された金融商品を投資家に提供できる

それぞれの詳細を以下にまとめました。

最初のメリットは会社のお金を使った取引業務ができることです。これをディーリング業務と呼びます。法人のお金を使い、事業者に代わって資産運用ができるのがポイントです。

次のメリットは投資家からの注文に応えられることです。売買の注文が出たら、そのとおりの取引を成立させるために、金融従事者がサポートしなければなりません。これはブローカレッジ業務と呼びます。証券外務員として二種以上の資格を手にすれば、投資家が希望する注文に応えられるのです。

証券外務員資格の二種を取れば、企業から金融商品の委託を受けることで、投資家との取引も可能です。これによりお客さんに金融商品を提供できます。これはセリング業務です。ただし二種では、デリバティブ取引には対応できず、現物取引の取り扱いが基本になります。

以上から証券外務員資格になることで、金融商品を使ったサービスを自ら提供できるのがポイントです。

勉強ポイント

二種合格に必要な勉強時間は約50時間~80時間です。初めて金融関連の資格にチャレンジする方もいるでしょう。その場合は専門用語の意味や法令を丁寧に理解する必要があります。

二種の合格に向けては、約1カ月~1カ月半前から準備を始めましょう。勉強時間の最大相場が80時間なので、1日2時間で40日かかると見積もってください。

証券外務員資格を目指す方によっては、働きながら挑む方もいます。この場合はスキマ時間の活用が大切です。また働きながらだと、試験本番まで含めたスケジュール調整にも気をつけてください。証券外務員試験は平日に毎日開催されていますが、週末には開かれません。

専門用語や法令の理解、計算問題の短時間での正答にはとくに力を入れましょう。証券外務員資格の志望をきっかけに、テキストから専門用語や法令を読む習慣をつけてください。資格試験のために計算問題に慣れることも大切です。このように二種でも、本番に向けてさまざまな準備を求められます。

一種と二種の違いについて

証券外務員試験の一種と二種の違いを紹介します。2つは業務上の特徴や試験内容、合格率などが異なるしくみです。基本的に二種の方が簡単なイメージでしょう。以上を踏まえて、一種と二種の特徴の違いを解説します。

業務上の特徴の違い

証券外務員が一種と二種にわかれているのは、業務上の特徴が違うからです。具体的には一種の方が幅広い種類の金融商品を扱えます。以上を踏まえて、ランクによる価値の違いを以下で学びましょう。

二種が扱えるのは現物の株式のような、金融商品として簡単なものだけです。デリバティブのような信用取引は扱えません。どうしてもそちらの業務を求めるなら、一種の資格を取る必要があります。

一種は信用取引まで扱えるようになり、周囲からの信頼性が高くなるでしょう。二種より難しいぶん、高度な知識の証明になるからです。金融業界で高収入や豊富な実績を求めるなら、一種の合格がポイントでしょう。

一種で扱える信用取引は、投資用口座に預けたお金の対し、レバレッジとして決まった倍数分の金額を取引できます。たとえば口座に預けたのが10万円で、レバレッジ3倍まで認められているなら、30万円分の金融商品を買えるしくみです。

ただしそのぶん損失リスクも大きくなるため、上級資格者によるサポートが欠かせません。そのため証券外務員資格の一種では扱え、二種では扱えないしくみなのでしょう。

試験内容の違いに注意

一種は二種より出題範囲が広いといえます。試験時間や問題数も一種の方にボリュームがあります。たくさんの知識を仕入れるだけでなく、集中力を養う努力も大切です。以上を踏まえて、証券外務員のランクによる試験内容の違いを見ていきましょう。

出題範囲としては一種にのみデリバティブ取引があります。業務上デリバティブは信用取引のひとつで、一種でしか扱えません。二種では信用取引を扱えませんが、そのぶん試験問題は簡易的です。

一種の方が求められる知識は難解で、問題数も多いといえます。二種は基礎知識が中心ですが、一種は応用的な問題が目立つ印象です。そのため学習量も一種の方が大きくなるでしょう。

試験時間も長いため、集中力を養うことが大切です。集中力を長引かせる訓練として、勉強段階から周囲をきれいにし、テキストに向かい続ける習慣をつけてください。普段からひとつのことに集中する習慣が、資格試験で効果を発揮します。

合格率の違い

証券外務員の一種と二種では、合格率が異なります。以下の統計を確かめてください。

年度 一種合格率 二種合格率
2022年 70.5% 70.5%
2023年 71.3% 65.6%

引用元:日本証券業協会「外務員資格試験制度」

どちらも高い合格水準であるのは、一種も二種も受験資格を問われていない影響が考えられるでしょう。一種でデリバティブ取引の知識を求められる以外は、基本的に出題内容があまり変わらないからです。

いきなり一種を受けて合格した方が、受験料などのコストとしても安く済みます。一種では勉強時間の相場は最大100時間になります。この程度なら働きながら受けられるでしょう。

証券外務員試験では、一種と二種のどちらも合格水準が高いといえます。以上からまずは一種へのチャレンジがおすすめです。ただし苦戦するようなら二種から受けなおすのが選択肢になります。

一種と二種には共通点もある

一種と二種には共通点も見られます。出題材料があまり変わらない点に注目してください。さらにどちらも受験資格が設けられていないため、二種の資格がなくても一種を受けられます。このように証券外務員試験全体にいえることを、以下でまとめました。

出題材料はあまり変わらない

一種と二種では、出題材料の大部分が似ています。両方のランクで求められる題材には金融商品取引法や関連する法令、株式や債券、投資信託などの知識、証券市場の基礎知識、財務諸表と企業分析などがあります。難易度こそ違いますが、出題内容が同じなら、二種から一種へのステップアップとしても取り組みやすいでしょう。

二種取得により基礎知識が備わっていれば、一種にも合格できる可能性があります。一種でも題材自体はあまり変わりません。ただしデリバティブ関連は一種で積極的に扱われるので、この違いには気をつけてください。

一種と二種では、同じ題材でも出題レベルが違うことに注意しましょう。二種では基礎知識中心ですが、一種では専門的知識を強く求められるからです。いきなり一種を受けてもよいですが、自信がないなら無理をせず、二種からのチャレンジを推奨します。

どちらも受験資格が設けられていない

一種と二種ともに、原則として受験資格の制限がありません。誰でも受けられる点が魅力です。だからこそ金融業界では重要とされます。社員が企業からの指示で受けることもあるからです。

これから金融業での活躍を目指すには、むしろ証券外務員資格を持っていた方がよいといえます。企業から指示があると、試験準備のためのスケジュール調整が大変です。

そのため資格は余裕のあるときに、自分から受けるのがおすすめです。たとえば大学時代や、転職前の準備としてのチャレンジが推奨されます。このようなタイミングで証券外務員試験を持っている方が、無難にキャリアメイクを進められるでしょう。

証券外務員試験では、いきなり一種を受けてもよいしくみです。二種を持っていなくても、一種だけの資格を持った状態になれます。合格に必要な勉強時間の相場も、一種で最大100時間です。二種はそれより短い勉強時間でも受かる可能性があります。

以上からサラリーマンやアルバイト、学生、主婦など幅広い層がチャレンジできる資格と考えてください。

どちらを受けた方がいいのか

証券外務員試験について、一種と二種のどちらを先に受けるか迷う人もいるでしょう。そこで判断基準を紹介します。一種と二種両方で受験資格が設けられていないため、まずは一種の難易度を確かめてはいかがでしょうか。

しかし資格試験に自信がない場合は、二種からのチャレンジでも構いません。どちらを受けるべきかのヒントを以下に紹介します。

二種に合格しなくても一種を受けられる

証券外務員試験の特徴は、二種に合格しなくても一種を受けられることです。どちらにも明確な受験資格が設けられていません。そのため、いきなり一種にチャレンジして成功を収めるケースも考えられます。

資格試験によっては下位ランクに合格しないと上位に進めないものがあります。しかし証券外務員試験ではそのようなルールが見られません。

一種に一発で合格すれば試験のコストも抑えられ、早期のキャリアメイクを期待できます。合格率は2023年度において一種が高かったので、こちらからチャレンジする価値は高いでしょう。

資格勉強用のテキストによっては一種と二種の両方に対応したものがあります。それぞれの内容を比べて、一種に挑む自信があるかを確かめてください。

いきなり一種を受けるときの注意点

いきなり一種を受けて合格すれば、時間や金銭的に得でしょう。ただし不合格の場合はできなかった分野の分析が必要です。全体的に難しいと感じたら、二種からやり直す選択肢もあります。

一種は二種より出題範囲が幅広いといえます。デリバティブのような信用取引の問題も出てくるので、勉強量も多くなるのです。以上から二種よりも丁寧な学習を求められます。

証券外務員試験の一種は、問題集や試験時間などの規模も大きいことに気をつけてください。そのため学習段階から集中力を養うことが大切です。テレビの電源を消したり、特定時間にSNSを見ないなどの習慣づけを考えてください。

最終的な目標として二種にとどまる選択肢もあります。金融商品の取り扱いがメインの仕事をしない場合、別の資格に目を向けることもあるからです。その場合はほかの資格に力を入れ、証券外務員資格では二種にとどめる戦略が考えられます。

キャリアメイクに余計な時間をかけない観点から、一種にあえて挑まない選択肢もあるのです。自分がこれから仕事で何を成し遂げたいかによって、一種と二種どちらに挑むべきかが変わります。

二種から受けるときの注意点

証券外務員として一歩ずつスキルアップしたいなら、二種から受けるのがおすすめです。コストはかかりますが、段階的に知識を学べるのが大きいでしょう。ただし一種まで合格する時点でかかりそうなお金を計算することが推奨されます。

証券外務員資格の制度では、二種を受けなくても、いきなり一種から受けられるしくみです。下のクラスから段階を踏まえるルールは、証券外務員資格の制度にはありません。

ただし一般論として、基礎から学ぶことで応用知識に適応しやすい面があります。以上を意識するなら、従来どおりに二種から一種へのステップアップが選択肢になるでしょう。

また初心者に頼られる金融従事者を目指すなら、二種でとどまるのも選択肢といえます。一種で扱えるデリバティブのような信用取引は、投資初心者には損失リスクが高いからです。想定する顧客層に合わせて、受けるべき資格を考えてください。

投資業界で本格的に活躍するなら一種を取るのがおすすめ

投資業界でキャリアメイクをするなら、一種狙いが推奨されます。信用取引を含めてさまざまな金融商品に対応できるからです。幅広い顧客層からの信頼を勝ち取れば、収入アップにつながりやすいでしょう。

投資家には信用取引で一攫千金を狙う方もいます。そうした方は資金力の高い方が多いことを想定してください。資金力に優れた顧客をメインターゲットとするなら、証券外務員資格は一種を持っていた方がよいといえます。

信用取引やデリバティブ取引をわかりやすく説明できれば、多くの顧客に投資の知識を正しく教えられます。投資初心者が中級者や上級者にステップアップするきっかけを与えられるでしょう。このように金融従事者として柔軟に対応できる人材を目指すなら、一種を目指した方が得です。

まとめ

証券外務員試験には一種と二種があります。共通点はどちらも厳密の受験資格が設けられていないことです。出題内容も一種で信用取引が扱われる以外は、基本的に似ています。

ただし一種の方が問題数や試験時間が長いため、難易度が高いでしょう。しかし二種資格を持っていなくても一種を受けられます。そのため一種から入り、一発合格できれば、短期間でもキャリアメイクも可能です。

合格後にできる業務としては、一種の方が信用取引を扱えるぶん幅広いといえます。一方で二種では現物取引しか扱えません。

金融業界における理想の活躍方法を考えながら、証券外務員の一種と二種のどちらを受けるかを判断してください。

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