マンション管理士の法定講習と更新!〜必要性・受講内容・費用など4つのポイント〜

マンション管理士の法定講習と更新!〜必要性・受講内容・費用など4つのポイント〜

マンション管理士の法定講習と更新〜必要性・受講内容・費用など4つのポイント〜

マンション管理士は、試験に合格して無事に資格を取得しても、必ず5年ごとに更新しなければなりません。そのためには「法定講習」を受講する必要があります。

更新を忘れてしまったり放置してしまったりすると、マンション管理士の登録を取り消されてしまうこともあります。せっかく一生懸命勉強をして、難しい試験に合格し手に入れた資格を失わないためにも「法定講習」の必要性や受講内容などの基礎知識をしっかりとおさえておきましょう。

目次

マンション管理士の登録・更新・法定講習について

マンション管理士は国家資格であるものの、1度合格して登録したらその後も継続して資格を保有し続けられるわけではありません。マンション管理士の資格は、5年ごとに更新をする必要があります。

また、更新をする際には、「法定講習」を受けなければならないため、ここでは合格後の登録手続き、更新、法定講習などの基礎知識をご紹介していきましょう。

マンション管理士の登録について

「マンション管理士」の名称を使って仕事や業務を行う場合は、マンション管理士試験に合格した後、指定登録期間(マンション管理センター)へ申請して、マンション管理士登録簿への登録を受ける必要があります。

登録に必要な書類を揃え、「特定記録郵便」で管理センターに送り、郵便振替用紙で登録手数料を支払います。

登録方法の詳細は、マンション管理センターの「マンション管理士登録案内」(PDF)をご覧ください。(http://www.mankan.org/reg.html)

マンション管理士の更新と法定講習について

マンション管理士は「マンション管理の適正化の推進に関する法律第41条」に基づき、5年ごとに「法定講習」を受け更新をしなければなりません。講習は、国土交通大臣の登録を受けた「登録講習機関」である公益財団法人マンション管理センターが実施します。

受講するのは、マンション管理士として登録をしている人に限るためご注意ください。講習を修了すれば、講習終了時に「修了証」を講習会場にて交付してもらえます。

マンション管理士の法定講習の内容は?

マンション管理士の法廷講習は、以下のような内容になります。

マンションの管理に関する法令及び実務に関する科目

マンション管理適正化法に関する科目は除かれます。

イ.区分所有法その他マンションの管理に関する法令の概要及び最近の改正内容の解説
ロ.マンション標準管理規約及びマンション標準管理委託契約書の概要及び最近の改正内容の解説
ハ.マンションの管理に関する実務の概要及び最近の実務動向の解説
講習時間:2時間

管理組合の運営の円滑化に関する科目

管理組合の運営の円滑化のための方策及び最近の紛争事例等の解説
講習時間:1.5時間

マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関する科目

イ.マンションの建物及び附属施設の構造及び設備の概要
ロ.長期修繕計画の作成方法及び大規模修繕計画の実施方法の概要及び最近の実務動向の解説
講習時間:2時間 

マンション管理適正化法に関する科目

マンションの管理の適正化の推進に関する法律の章及び節ごとの概要並びに最近の改正内容等の解説など
講習時間:0.5時間

講習は大学教授や弁護士などが行います。

マンション管理士の法廷講習の費用・場所・申し込み方法

マンション管理士の法廷講習の基礎情報をご紹介しましょう。

法廷講習の日にちと場所

法廷講習は、1月・2月・3月に各1日計3回行われるので、自分が都合のいい日を選べます。また、公益財団法人マンション管理センターが実施する法廷講習は、主に建築関係の講座を開設している「日建学院」の各校で開催されます。

北は札幌校から南は那覇校まで各主要都市までありますが、都道府県によって開催されない地域もあるのでご注意ください。法廷講習の会場となる日建学院の各校は、日建学院のホームページで見ることができます。
(http://www.nik-g.com/lessonlist/mankan/place.aspx)

講習は住所のある都道府県ではなく希望する場所で受講が可能です。

法廷講習にかかる費用と申し込み方法

法廷講習の受講料は、16,300円(税込/2018年現在)です。11月下旬ごろに受講案内書・受講申込書をマンション管理センターが配布します。なお、受講申込書はホームページからダウンロードすることも可能です。

指定の方法で、受講料を納付し受講申し込み書類を「特定記録郵便」でマンション管理センター宛に送ります。

もし会場が近くにない場合は、会場のある場所まで出向かなければなりません。

マンション管理士の法廷講習の必要性

法定講習を受けることによって、「マンション管理士」を名乗って仕事をし続けることができます。しかし、法定講習の必要性はそれだけではありません。

マンション管理士の法定講習はなぜ必要なのか?

マンションなどの不動産業界の状況は日々変化していきます。5年もあればマンションや住民の事情も変化するでしょう。

マンション管理士もその変化に疎いままではいられません。新しい状況の変化・把握や、関連法規改正に対するフォローとともに、受験時の知識が衰えていないか再確認するためにも必要なのです。

そのほかにも

  • マンション管理士の法律知識のレベルを上げ管理組合とのトラブルを未然に防ぐ
  • 訴訟の判例を実例で学ぶ
  • 建物や整備の被災状況の実例とともに防災意識の向上を目指す

などの目的もあります。

マンション管理士を更新しないとどうなるのか?

5年ごとの更新(法定講習を受講すること)は、マンション管理士の登録をしている人の義務となります。決められた法定講習を受けない場合、国土交通大臣によりマンション管理士の登録を取り消されたり、期間限定でマンション管理士の名称の使用停止を命じられたりすることもあります。

なお、登録を取り消されてしまうと、取り消しの日から2年間は登録ができなくなってしまうため注意が必要です。入院や長期の出張などやむを得ない理由で法定講習を受講できなかった場合は、次の講習を受講するようにしてください。

法定講習を受講する時期

「マンション管理士として登録を受けた日の5年後の応答日の属する年度末」までに受講しなければなりません。

例として、2014年2月21日に登録をした場合、2019年に法定講習を受ける必要があります。(1月・2月・3月のいずれか1日)

さらに、その次の講習は5年後の2024年の3月までの講習を受けます。この5年サイクルを覚えておきましょう。

マンション管理士の講習で確実に更新を!

マンション管理士の試験に合格したものの、登録をしなければ「マンション管理士」と名乗って仕事をすることはできません。そして、マンション管理士として登録をした人は5年に1度、更新をするために法定講習を受講する必要があることを認識しておきましょう。

また、受講要項も頭に入れておき、受講手続きやスケジュール調整などを忘れないようにしましょう。

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