社労士資格に関する費用のお話 資格取得までにいくらかかる?

社労士資格に関する費用のお話 資格取得までにいくらかかる?

社労士資格に関する費用のお話 資格取得までにいくらかかる?開業費用は?

受験生の方から、「社労士になるための費用はどのくらい見積もるべきか」といったご質問を受けることがあります。

社労士資格は仕事につながる、稼げる仕事ではありますが、確かに、社労士になるために費用が掛かり過ぎるのであれば本末転倒と言えるかもしれませんね。

士業の中には、登録して開業者であることを名乗るために、高額な費用がかかる資格も少なくありません。

ひと口に「社労士になるための費用」といっても、その内訳は試験対策にかかるお金や受験費用、開業資金、開業後の維持費用など多岐に渡ります。

このページでは、社労士関連で必要な「資格取得までの費用」と「開業時の費用」について、ざっくり解説します。

目次

社労士の資格取得までの費用

まずは社労士資格を取得するまでの費用に注目しましょう。

具体的には、受験勉強にかかる費用と、受験に伴い必要な費用についてです。

前者はどのような方法で試験対策に取り組むかによって大きく変わりますが、一方で後者は受験生であれば誰にでも関係する費用となります。

社労士試験対策の費用を考える上では、「勉強にかかる費用には投資という側面もある」という視点を持っておくべきです。

「社労士資格を取得するまでに費用をかけたくない」という方も多いと思いますが、費用面だけで学習方法を選べば、必要以上に時間を要したり、結果的に上手くいかなかったりという事態に陥るでしょう。

ただし、「高額な受講料の講座が良い」というわけではありませんので、各学習ツールについて費用対効果を適正に見極めることも肝心です。

社労士資格取得までの勉強にかかる費用 【独学編】

社労士試験に独学で挑戦する場合の費用は、受験生によって大きく異なりますが、概ね3~5万円前後を目安としておくと良いでしょう。

内訳としては、テキストや過去問集、予想問題集など書店で揃える教材費と、筆記用具やノートなどの消耗品の費用です。

ただし、独学受験の場合、不安や焦りから教材を買い漁り、上記の目安よりもさらに高額になることも珍しくありません。

買い足した教材すべてに取り組むのであれば良いのですが、精神安定剤としてとりあえず購入されたテキストや問題集は活用されないままのケースがほとんどです。

独学の場合、活かされない費用がかさみ、結果的に想定していた以上の額を勉強に投じている例を散見します。

また、独学であっても、資格予備校主催の模試を受験したり、一部の分野について講座を受講したりすれば、その分費用がかかります。

もちろん、模試や講座によって主観的になりがちな独学が軌道修正されたり、弱点克服に役立ったりするのであれば、これもまた独学に必要な費用と考えて良いでしょう。

社労士資格取得までの勉強にかかる費用 【通学講座編】

通学講座の受講料は講座ごとに様々ですが、社労士試験対策の基礎から応用までを総合的に取り扱う講座の場合、概ね20万円程度が主流となっている様です。

ただし、模試受験や答練などのオプションをつける必要がある等、スクールによっては受講料金に別途費用がかかることもある点に注意しなければなりません。

社労士試験を費用面から考えれば、通学講座の受講に関わるマイナスイメージは否めません。

しかしながら、お金はかかるものの体系的な内容理解は進みやすいという点では、講座受講がお勧めとも言えます。

通学講座の場合、受講に伴い時間や場所に拘束される点も考慮する必要があります。

最近では、出席できなかった授業をDVD受講できる通学講座も増えてきましたが、だからといって欠席が続けば実態として通信講座と変わらないことになります。

社労士資格取得までの勉強にかかる費用 【通信講座編】

講座を活用したいが、通学する時間がない、費用をなるべく安く抑えたいという方には、通信講座がお勧めです。

通信講座も通学講座同様、講座ごとに費用は異なりますが、通信の場合にはさらに内容や費用について選択の幅が広がる傾向にあります。

例えば、大手資格予備校の通信講座であれば、講座の質、費用ともに通学講座との差はさほどありません。

一方、「月額〇円」で受講可能なオンライン講座であれば、一般的な社労士講座よりも費用を抑えて学習することができます。

ただしその場合、試験合格に必要な応用発展的な内容までを網羅することは難しいでしょう。

このように、社労士試験の通信講座は多種多様です。

講座選びの段階で、ご自身の希望に合った講座を選定できなければ、試験対策が頓挫してしまうこともありますから、くれぐれも注意しましょう。

社労士受験に伴う費用 その他諸々

社労士受験の費用を考える上で、忘れてはならないのが「関連費用」です。

講座の受講料や教材費に加え、通学講座に出席するための交通費、資格学習のためにスマホやタブレット、イヤホン等を準備するのであればそれらの費用も受験対策関連の必要経費です。

また、受験費用についても正しく見積もっておきましょう。

9,000円の受験料、さらに受験会場までの交通費、受験のために前泊する必要があれば宿泊費等も、社労士試験に伴う費用です。

加えて、直接的な支出ではないとしても、社労士受験に伴い仕事をセーブする場合、収入に影響がある可能性も考えておく必要があります。

まとめ

  • 社労士試験対策に必要な費用は学習ツールによって大きく異なり、一般的には「講座受講をすれば高額になる」と思われがちですが、独学でも購入する教材の量、模試や講座の活用の有無に応じて想像以上に費用がかかる場合がある点に注意が必要です
  • 通信講座を受講する場合、通学講座以上に講座内容や受講料の選択の幅が広いため、十分に比較検討した上で、ご自身の希望に合った通信講座を的確に見極めなければなりません