社労士の模試 メリットや過去問との違いを解説

社労士の模試 メリットや過去問との違いを解説

「資格試験対策の一環として、模試受験が不可欠」と考える受験生は、一体どのくらいいらっしゃるでしょうか?どのような資格試験に挑戦するかによって模試に対する考え方は異なってくるでしょうが、少なくとも社労士試験については模試が豊富に展開されていることから、その需要は高いと考えることができそうです。

このページでは、社労士試験対策における模試活用のメリットを中心に、過去問との相違を意識した取り組み方について解説します。

目次

大きすぎる!社労士模試を受けるメリット

ところで、皆さんの中には「模試受験なんて面倒くさい」「お金がかかるしもったいない」と、社労士模試を敬遠する受験生もいらっしゃるのではないでしょうか?また、初学者であれば、模試の実施時期になっても「自信がないから模試受験に進めない」という受験生も少なくないでしょう。

しかしながら、結論から言えば、社労士受験生であれば試験対策に模試を積極的に活用すべきです。そして、「学習が間に合わないから模試受験を見送る」というのであれば、模試の見方を変える必要があります。社労士模試受験の意味やメリットを知ることで、受験生であれば誰もが模試を活用すべき理由を理解しましょう。

メリット① 実力チェックに役立つ

模試受験の最大の目的は、「知識の習得状況を把握し、弱点の抽出をすること」にあります。模試で良い点数をとらなければ、合格が遠ざかるわけではありません。むしろ、模試でしっかり苦手を知っておくことで、本番までに知識の穴埋めをすることができるようになります。

模試受験をしていなければ、社労士試験本番に初めて、知識の抜けや意外な弱点に足元をすくわれることになりかねません。

また、たとえ学習が最後まで終わっていなくても、その時点までに学習した分野についてどの程度理解できているかを確認できれば、それで十分模試受験の意義はあります。もっとも、社労士の模試は、「中間」と「最終」の2回に分けて異なる時期に実施されることが多いため、模試の試験範囲を学習のペースメーカーにして日々の対策に取り組むのも良いでしょう。

メリット② 出題傾向を把握できる

社労士模試は、当然のことながら、実際の本試験の出題傾向に則した内容に作られています。よって、社労士模試は、社労士試験対策に必要な傾向対策を考える上で欠かすことのできないツールなのです。

特に、独学で社労士試験に挑戦する受験生であれば、ご自身の苦手や思い込みによって、つい独りよがりの偏った対策に陥りがちです。模試受験をきっかけに、出題されるポイントの見直しにつながり、その後の試験対策の軌道修正を図ることができるようになります。

メリット③ 本番に向けた実戦演習ができる

社労士試験の厳しさは、「制限時間内に多くの問題を解かなければならないこと」、そして択一式では「210分という長丁場に集中して挑まなければならないこと」にあります。普段の試験対策の中でも問題演習に取り組むことはあるでしょうが、本番さながらの環境に身を置いて、実際の試験時間を想定して本試験問題を解く訓練はそう多く経験できるものではありません。

受験生の中には、本番の空気に圧倒され、実力はあっても力を発揮できずに不合格となる方も珍しくないようです。そうならないためにも、模試受験を通して、本試験を前に十分に場数を踏み、実戦形式に慣れておくことが肝心なのです。

ただし、「模試をたくさん受験すれば良い」というわけではない

このように、社労士試験対策に模試活用は不可欠と言えますが、一方で心がけるべきは「模試受験の質を高めること」です。インターネット等で検索するといくつもの社労士模試がヒットするでしょうが、これらを片っ端から、ただやみくもに受験するのではこなすだけになってしまい、模試受験の意味は半減します。

あらゆる社労士模試の中から、各回目的を持って臨み、さらには受験後の復習や模試結果を踏まえた対策の見直し・取り組みがこなせる程度まで厳選する必要があります。

いくつの社労士模試を受験するか、この絞り込みがなかなか難しいのですが、なるべく同じスクールで「中間」「最終」を受け、「最終」については余力があればもう1つ追加するといった計3回受験が適切と言えそうです。

社労士模試と過去問の違い

社労士模試の重要についてお話しすると、しばしば受験生の方から「過去問では同様の対策はできないのですか?」とご質問いただくことがあります。どんなに模試受験が重要とはいっても、やはり模試に挑戦すること自体ハードルの高いことと感じられたり、お仕事やご家庭の都合によっては気軽に受験できなかったりする方もいらっしゃるかもしれません。

このような場合、わざわざ模試受験を対策に取り込まずとも、過去問対策を中心に必要な学習を行いたいというご要望もあると思います。

結論から言うと、傾向対策にはある程度過去問で対応できますが、模試でなければ対策の難しい分野もあります。よって、社労士受験生であれば出来る限り模試に挑戦されることをお勧めします。

模試でなければ、トレンド問題や統計・白書対策に対応できない

社労士の試験範囲のうち、模試でなければ対応の難しい分野として、「統計・白書」やその時々の旬のテーマ対策が挙げられます。これらの分野について、過去問から学べるのはあくまで「過去に狙われたテーマ」であり、毎年おさえるべき数字が変わったり、そのテーマが試験年度のトレンドとは言えなかったりというケースが想定されます。

例年の傾向対策に加え、「今年は特にどんなポイントが狙われるのか」を探ることも、社労士模試受験の目的のひとつと考えてよいでしょう。

模試で「初見の問題」にあたることが実戦対策で必要

社労士試験の過去問は、テキストや問題集の中で取り扱われていることがよくあります。そのため、改めて年度別過去問を一から解いてみた時に、どこかで見たことのある問題、すぐに解答が頭に浮かんでしまう問題に出くわすことも少なくありません。これでは、本番対策として十分意味を成すのかどうか、少々不安が残ります。

こうした観点から言えば、「試験当日に初見の問題に対応する」という訓練は、模試でないとなかなか難しいでしょう。本試験でも、過去問同様のテーマや論点は問われても、全く同じ設問が出ることはありません。模試受験を通して、初めて見る問題を読み込み、選択肢を吟味し、論点を見出し、解答を導き出すという一連の作業に、十分慣れておくと安心です。

「フォーサイトの社労士模試」では2段階実施で対策を後押し

社労士模試は様々なスクールで行われていますが、もちろん、フォーサイトでも実施しています。フォーサイトの社労士模試講座の特徴には

  • 基礎レベルと本試験レベルの2段階実施
  • 自宅受験ができるので、学習の進捗、お仕事やご家庭の都合に合わせて活用できる
  • 学習に関する質問が3回まで無料で利用できるので、「受けっぱなし」になりにくい
等があります。「質問ができる」という点は、受験生にとって心強いポイントですね。

会場受験ではないので、「受験生が一堂に会し、本番さながらの環境で受験する」といった訓練が難しい点がネックですが、取り組む環境を工夫したり、他校の会場模試と使い分けたりして、積極的に試験対策に活かしていきましょう。

まとめ

  • 模試受験は、社労士試験対策に欠かすことのできない取り組みのひとつです
  • 社労士模試受験のメリットとして、「実力チェックや苦手の把握」「学習の軌道修正」「出題傾向の把握」「本番に向けた実戦演習」等が挙げられます
  • 社労士試験の傾向対策や本番に向けた演習には過去問活用も有効ですが、統計・白書や旬のテーマへの対策、初見の問題への対応については模試受験を通しての訓練が最適です
  • 模試受験に抵抗がある、お仕事やご家庭の事情で気軽に模試の会場受験ができない受験生であれば、フォーサイトの社労士模試講座を活用し、自宅に居ながらにして模試対策にも万全に取り組むのが得策です