社労士の学習は帰宅後DVDで

性別男性
年代20代
試験年度2019年(令和1年度)
エリア神奈川県
勉強時間900時間
勉強期間1年間
職業パート・アルバイト
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
■受験の動機
年齢的にもそろそろ転職について考えようと思い立った時、「少しは労務系の知識も入れておいた方が、就職してからも知識として使えるのではないか」という思いから、受験することにしました。

■他社との比較
社労士に関してはテキスト、通信講座が豊富にあります。しかも、受験生それぞれに今まで歩んできた人生や社会経験も異なりますので、身の丈に合ったテキストを選んだ方がいいです。私の場合はフォーサイトのもので大丈夫ではないか?と思いました。

■勉強
とにかく科目数が多いので、単純にテキストを読み込んだだけでは理解も難しく、ましてや勤務しながらですと、帰宅後の勉強になりますので1日に1時間割けてやっとでしたが、DVDを使うことで時間を無駄にせずに勉強できました。
最初は労務関係が続きますが、主に身近なのは労働基準法や雇用保険法だと思います。就職する時は労働基準法の規定に沿った事務手続きがありますので、聞き覚えのある用語が多いのが特徴です。
雇用保険法は、失業を経験したことのある方なら、その後の求職者給付の手続きで法令に則った様式に書かされ、職安で失業認定など、面倒な手続きが多いので記憶に有れば身近かと思います。

続いての社会保険関係は、主に年金関係が身近かつこれから終身に渡りお付き合いする科目ですので、苦手でも身につけておいた方がいいです。今までの一般常識で遺族厚生年金といえば家族誰でも・・・と思ったら意外と受給できる範囲も狭いので、勉強を通じて制度を理解を深めておくと、今後の人生設計で大きな過ちを犯さずにキャリアアップしていけると思います。

■試験直前
この頃には過去問題を繰り返し解いてました。
少し知識がついてくると、他社の予想問題にも手を出したくなりますが、余計に調べるボリュームが増えて分からない所が出てくるのであまりオススメしません。

■試験日
前日までにルートを調べたりICカードへのチャージなどは皆さん言われなくてもやってることだと思いますが、都市部ではバス路線も豊富なので、フリーパス制度があるか調べておくのも良いと思います。行きは時間が押してますので直行でいいとしても、帰りはバスの乗り継ぎで結果として電車賃が安くなることもあるので、帰りの息抜きにいつもとは違うルートで帰ってみるぐらいの心の余裕があると、試験も落ち着いて臨めると思います。

■試験後
試験後は正直、速報などで答え合わせをしてもいいですが、この試験は得点調整があるので、結果は開けてみないと分かりません。仮に落ちたことを悔やんでも仕方ないですし、時間がただ過ぎていくだけですので、日帰りの旅に出てもいいですし、受験生自身に得意分野があるのなら、それを極めるべく、別の試験に向けた勉強を始めてもいいと思います。
社労士は、合格すると晴れて社労士として名乗れますが、勉強はこれで終わらず、実際には法務、営業、会計など別の要素も吸収しなければならないので、また新たな刺激を受けられると思います。
最初は独立してもなかなか仕事が回ってこないのが一般的と言われますが、きちんとした人脈を確立し、信頼関係も築いていけば、1社でも多くのクライアントから頼られると思います。

勉強量は半端ないぐらいの量ですが、体系的な理解をできている者が勝ち取れる試験だと思いますので、不安で悩むより、勉強を始めてみた方が早いと思います。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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