起床後と通勤の時間を使って11月から社労士を学習

性別男性
年代40代
職業正社員(サラリーマン)
受験回数2回目
1.苦手分野からとりかかった2度目の挑戦

私は朝型なので、毎朝4時から6時半までの2時間半と通勤時間約1時間を勉強の時間にあてました。

受験は2度目で、試験の概要はわかっており、年金関連が弱いという認識もありました。そこで、昨年11、12月は国民年金と厚生年金保険を過去問とテキストでおさらいすることから始めました。

2010年度用の教材については、12月から始めました。

勉強の進め方ですが、まず、講義のCDを携帯プレーヤーにおとしたものを通勤時間に聞きました。それを翌朝、テキストで精読していくという方法をとりました。

また、昨年の反省から過去問を繰り返すことの重要性がわかっていましたので、過去問も毎日5問以上は解くようにしました。

2.なぜ正しいのか?なぜ間違っているのかが大切

過去問の選択肢については、それぞれの肢がなぜ正しいのか、誤っているのかをチェックし、それを教科、章ごと、にメモしていきました。

これをすると何度も同じメモが出てきて、記憶が定着していないことがわかりました。受験までに、講義CDを2回聴き、テキストを2回精読しました。過去問については、3回繰り返しました。

3.特別な事情と受験

私には視覚に障害があるという特別な事情がありました。受験にあたっては、文字を拡大する機器の持ち込みと、1.25倍の試験時間の延長を申請しており、それらが認められていました。

時間延長を認められたとはいえ、私の読み速度は健常者の2倍以上かかります。とくに午後の択一式では多くの文章を読まなければならないのでかなりきつい試験です。昨年の受験で時間が足りないことはわかっていましたので、比較的得意な労働法の分野で時間に余裕を持たそうとしましたが、うまくいきませんでした。

健康保険法以下は、5つの選択肢を全部読んでいる時間はありませんでしたので、正解だと思った肢までの問題しか読まずに解答を進めました。

午後は延長時間を含めて、4時間15分の試験時間をいただいたのですが、終わった時は目と身体の疲労でぐったりしてしまいました。

2時間経過したときに、解答の進み具合が思った以上に悪いことと、目と身体の疲労から試験を投げ出したくなりましたが、2年間がんばってきたと思いなおし、試験に向かいました。

4.合格

試験が終わった時は、時間も足りず、また、午前の選択式の厚生年金保険で失敗してしまったという思いがありましたので、今年もダメだったな、と思っていました。

従って、11月5日のネットでの発表は見ていませんでした。

11月6日の午後、試験センターからA4サイズの書留郵便が届きました。昨年は成績が記載されたはがきだったので、もしやと期待しました。

どきどきしながら封を開けると、合格証書が入っていました。90%以上あきらめていたので、びっくりするとともに、大変うれしく興奮した瞬間でした。

5.感謝の気持ち

私が社会保険労務士の試験を受けようと思ったのは、仕事に役立つという面もありましたが、自分の力を試したいという気持ちが大きかったように思います。フォーサイトの教材、特に加藤先生の講義CDはポイントを押えておりたいへん役に立ちました。

テキストもよくまとまっていて、たいへん読みやすかったです。フォーサイトの教材に絞って、2年間勉強したことが、今回の合格となったといってもよいと思います。私の自己実現に力をお貸しくださり、とても感謝しております。ありがとうございました。
4おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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