仕事前の時間と育児のスキマ時間を利用し、500時間の学習で見事通関士に一発合格!

海外と日本の輸出入や物流の仲介を行うフォワーディング業務に従事する鈴木さん。在宅勤務で自分の時間が増えたことや育児が落ち着いたこともあり、憧れていた通関士試験に初挑戦。勉強と仕事との両立や、法律用語の難しさ、通関実務の計算問題の難しさなど、困難に直面することもありましたが、最後まで諦めないという強い気持ちで学習を続けた結果、見事一発合格を果たしました。そんな鈴木さんに、教材の活用方法や苦手科目克服のエピソードを伺ってみました。

人物
対象講座
通関士通信講座
受講講座
通関士スピード合格講座 2022年10月試験対策
プロフィール
30代 会社員

通関士試験を受験しようと思った理由を教えてください。

子供が少し大きくなり勉強する時間が取れると思い、何かにチャレンジし達成感を味わいたいと思ったからです。

大学で貿易専攻だったことと、長年貿易関係で働いていることもあり、通関士への興味はずっとありましたが、仕事や子育てで忙しく、通関士試験には挑戦できていませんでした。

2021年にコロナウイルス感染拡大の影響で毎日在宅勤務になったのですが、1年が終わる時に2021年のことを振り返ってみたら、せっかく在宅勤務で自由時間が増えたのに何もしなかったことを後悔しました。
2022年になって「今年は何かに挑戦したい」と思ったたときに、通関士を目指してみたいということをふと思い出して、2022年の目標として通関士試験を受けることにしました。

数ある通信教育の中からフォーサイトを選んでいただいた理由はなんですか。

テキストがカラーで見やすい点、ManaBunで簡単に問題に取り組める点、スケジュール機能が最終的な受講の決め手になりました。

申し込み前は通関士の通信講座をインターネットでいろいろと検索していました。
フォーサイトはテキストがカラーで見やすかった点と、問題集を見たときに、1ページに載っている情報量がちょうど良かった点が気に入りました。細かくたくさん問題や文章が書いてあるとやる気がなくなってしまう気がしたので。フォーサイトの過去問題集くらいの量が取り組みやりやすそうだなと思いました。
最終的に受講の決め手になったのがManaBunです。アプリで簡単に問題に取り組めることや、スケジュールを組んでもらえることが良いと思いました。

テキストがカラーで見やすい点、ManaBunで簡単に問題に取り組める点、スケジュール機能が最終的な受講の決め手になりました。

講義の印象はいかがでしたか?

神田先生の読み方が非常にゆっくりで、内容もわかりやすい印象でした。

文章を自分で読み進めるのがあまり得意ではなく、内容が難しくなると読んでて疲れてしまってり眠くなってしまうことがあるのですが、講義動画は聞いていて疲れることがないので大変重宝しました。
インプットの方法として、1回目は講義を耳で聞いて、2回目は講義を聴きながらテキストを読む、3回目はテキストを精読して理解を深める、ということを繰り返していました。

神田先生の読み方が非常にゆっくりで、内容もわかりやすい印象でした。

eラーニングを使用してみた感想はいかがでしたか?

スケジュール機能とスキマ時間に自分のペースで様々な学習ができる点が気に入っています。

ManaBunで一番はじめに良いなと思ったのがスケジュール機能です。
自分が1日で学習に充てられる時間を登録すると、スケジュールを自動的に組んでくれるので、1日や1週間の学習するべき量が把握できました。
あと、タスクを消化した後に完了ボタンを押さないといけないのですが、あれが良い感じに自分にプレッシャーをかけてくれました。

また、子供がいるので長時間机に向かう時間を作るのが難しかったのですが、ManaBunを使用してスキマ時間に講義を視聴したり、チェックテストと確認テストを自分のペースで使うことで時間を有効活用していました。

勉強時間はどれくらいでしたか?

2月からの8か月間で500~550時間の学習を行いました。

学習し始めてしばらくは、平日は子供を学校に送り出してから仕事が始まるまでの1~2時間を朝勉強に充てて、仕事が終わってからは子育てもあり学習時間の確保が難しかったのですが、できるだけ1~2時間は学習時間を確保しました。
休日は3~4時間ほど学習を行っていました。

最後の追い込みの期間に入ったときに、学習時間が足りないことに気が付いて、母親と子供にも協力を呼び掛けて学習時間を確保するようにしました。
母親に子供の面倒を見てもらい、休日は図書館に行かせてもらって多いときは8時間から10時間ぐらい勉強した日もありました。

苦労したエピソードについて教えてください。

仕事と勉強の両立の難しさを実感しました。

仕事がとても忙しく、業務終了後は脳みそがかなり疲れている状態で学習することが大変でした。
暗記したいことが頭になかなか入ってこなかったり、テキストを読み進めてもすぐに瞼が下りてきてしまったりと、仕事と勉強の両立の難しさを初めて体験しました。

仕事と勉強の両立の難しさを実感しました。

試験科目で一番苦労した科目はなんですか?

関税法と通関実務で甲乙つけがたいですが、苦労したのは通関実務です。

申告書の作成が本当に難しかったです。
問題を解き始める前は、現在の仕事でも使用している書類などが出てきたので、解きやすいかと思っていたのですが、実際に問題を解いてみたら全くそうではなかったです。
初めて輸入申告書の作成問題に取り組んだ時には問題を解くのに1時間以上かかりましたし、一生懸命時間をかけて解いた割には採点すると殆ど間違っていました。通関実務は本当に難しいなと感じた科目でしたね。

最初は難しすぎて全く問題が解けなかったので、とにかく通関実務対策の同じ問題を何度も行いました。
あとは何度も問題を解いているうちに解き方の工夫をしていきました。
最初にインボイスと関税率表の税番と品目をチェックして、答えになりそうな箇所をあらかじめマークしたりしました。
あとは関税率表の注釈もボリュームがあって慣れていないうちは文章量にびっくりしましたが、読む練習を繰り返し行いました。
それらを繰り返しているうちに通関実務に慣れることができました。

関税法は、法律を深く勉強する機会が今まで無かったので、最初は内容以前に用語自体が難しくてわかりませんでした。
例えば教科書を今日1ページから20ページまで読みたいなと思っても、用語そのものがわからないので、言葉を調べながら読んだりしていたので、自分の思うようにテキストを読み進められなかったことが苦しかったです。

試験直前期はどのように勉強を進めましたか?

新しいことには取り組まず、過去問題集で間違えた個所を重点的に繰り返し行いました。

試験本番の1か月半から2か月前に再現問題集が届いて本試験形式で問題を試しに解いてみたら点数が思った以上に取れなかったんです。こんなに勉強してきたのに、点数が取れていないことに焦りましたし、これはまずいぞと思って最後の追い込みでかなり勉強しました。

試験の1か月は新しいことには取り組まず、とにかくフォーサイトの過去問題集で間違えた個所を重点的に何度も繰り返し取り組んだり、税関のホームページから過去問をダウンロードして、試験形式で取り組むことをしました。
また、通関実務に関しても自信がなかったので、科目内で点数を絶対に落としてはいけない箇所を重点的に復習しました。

新しいことには取り組まず、過去問題集で間違えた個所を重点的に繰り返し行いました。

合格してまだ間もないですが、人生が変わりましたか?また、資格をどう生かしていきたいですか?

自分に自信を持つことができ、仕事の幅が広がったと思っています。

まだ人生とまでは言えませんが、会社にも評価されましたし、友人たちにも評価をしていただきました。
何よりも子供に、「ママってやっぱりすごい!」と言われ、ハグされたことがとても嬉しかったですね。
通関士試験に合格して、自分に自信を持つことができました。

現在の仕事でもお客様からの貿易や輸出入に関するお問合せに詳しく答えられるようになりましたし、通関業者の方と話していても理解できる内容が増えて仕事の幅が広がったように思います。
今後に関しては、資格を取ったばかりなので明確には考えていないのですが、現職を続けるにしても、また別のキャリアを探すにしても、今回学んだことを少しでも仕事に生かせたらいいなと思っています。

これから合格を目指す方にメッセージをお願いします。

強い気持ち、自分を信じる、最後の最後まで諦めないことが大切だと思います。

通関士試験は簡単な試験ではないと思います。
しかし、最後まで「自分はできるんだ」と信じ、合格のイメージをしっかり持って自分のできることを考えながら、最後の最後まで諦めずに一生懸命頑張っていただければ、必ず合格への道は開けると思います。
皆さんぜひ頑張ってください。

強い気持ち、自分を信じる、最後の最後まで諦めないことが大切だと思います。

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