基本情報技術者講座の講師ブログ

オブジェクト指向

オブジェクトという部品によって、ソフトウェア開発を行うプログラミングをオブジェクト指向といいます。
オブジェクト指向では、データと手続き(メソッド)をまとめて定義します。そして、それをコピーする形で効率よくプログラムを行います。

例えば、格闘ゲームを例にしてみます。
例えば、Aボタンで通常攻撃、Bボタンで必殺技を出すようにプログラムされたクラスがあります。
このクラスをコピーして、キャラαとキャラβを作ります。キャラαもβも「Aボタンで通常攻撃、Bボタンで必殺技を出す」という特徴が引き継がれています。
そのため、各キャラの通常攻撃と必殺技の動きや演出を変えれば、簡単にキャラを増やすことができます。

格闘ゲームで似たような動きをするキャラクターが存在するのは、このような開発手法が原因だったりします。