基本情報技術者講座の講師ブログ

モジュール結合度とモジュール強度

モジュールの関連性の強さを表現する単位として、モジュール結合度とモジュール強度があります。
モジュール結合度は、モジュール同士の関連性の強さを表現しています。モジュール結合度が強いほど関連するモジュールに変更があった場合に受ける影響が強くなります。そのため、モジュール結合度が強いと修正が大変になってしまいます。なので、モジュール結合度は弱い方が保守性が高まります。
モジュール強度は、モジュール内部の関連性の強さを表現しています。モジュール強度が弱いと、関連性のないまとまりのないモジュールといえます。一方、モジュール強度が強いと、1つの機能を実現するモジュールといえます。

2つの違いをしっかりと理解しましょう。