インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

プレゼンテーションの製図は早く正確に!

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

二次試験の設計製図の勉強を始めて1〜2ヶ月過ぎました、そろそろ慣れて来た頃だと思います。そして、次の課題は、どのようにしたら早く正確に製図できるかではないでしょうか。
今回は早く正確に描くための方法をいくつかお話したいと思います。

(1)少しの時間(10分程度)でいいので、自分の道具で線を引く練習してください。フリーハンドで描く、インテリアグリーンやオブジェなども同様に練習をしておくと、迷わず製図できます。
(2)解答用紙にはグリットが書かれています、これを最大限利用しましょう。フローリング目地の割付け、テーブルや椅子の家具・照明のレイアウト等、どこかをグリットに合わせると寸法が測りやすくなります。
(3)筆記用具類は、基本的には線は鉛筆、文字はシャーペンで書いています。シャーペンで線を引く途中で芯が折れると、そこから続けて描くと合わなくなる可能性があるので、芯が折れない鉛筆を使います。特にフローリングの目地を描くときは少し硬めの鉛筆で一気に線を引きます。線を全部引いてから、まとめて文字を書き込む時にシャーペンに持ち替えます。0.5mmのシャーペンにBか2Bの柔らかめの芯を入れて早く描けるようにしています。
(4)定規類は、大き過ぎないこと、エッジが直角、透明(クリア)の部分が多い、余計な目盛や文字が入っていない、と言う条件で決めています。大き過ぎると使っている時に他の道具に当たってしまいます。エッジにテーパーがついているとテーパー分の誤差が生じます、不透明の部分があると下の図面の一部が見えなくなります、必要な目盛以外(メーカー名等)が目立つと惑わされます。

自分なりの早く正確に製図できる方法を見つけてみて下さい。

それではこのあたりで、また!