インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

インテリアコーディネーター誕生に至る背景

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

暖冬とはいえこれから寒さ本番、風邪などひかないようにして下さい。寝込まないまでもやる気がなくなって効率が落ちると勿体無いので、体調管理をしっかりおこなって下さい。
今回から「確実に点数の取れる問題」、すなわち「確実に点数を取らなければならない内容」についてお話しします。

インテリアコーディネーターの誕生に至る時代背景は、必ず出題されます。
一つ目は、
戦後、住宅不足解消のための国を挙げての住宅大量供給が始まることにより、ユニットバスやシステムキッチン、アルミサッシなどエレメント生産が工業化、規格化されることで、素材・色・機能・サイズなどの組み合わせが増えます。
二つ目は、
住宅大量供給の第一段「1世帯1住居」の量の確保がほぼ達成できた頃日本は高度成長期に入り、人口が大都市に集中すると同時に核家族化が進み、第二段の「公室と私室の分離」の質の確保に移行することで、使用目的によって各室のインテリアを整えるきっかけになります。

次の2つ、
・戦後の住宅大量供給のための住宅建築の工業化によりエレメントの選択肢が増えた
・高度成長期を経ての人口の大都市集中と核家族化により使用目的で分化された各室のインテリアが必要になる
この時代背景は必ず覚えて下さい。

それではこのあたりで、また!