診療報酬請求事務能力認定試験(医科)講座の講師ブログ

やさしい日本語

皆さん、こんにちは。

医療機関でよく問題になるのは、どうしたら分かりやすく
説明ができるのかという問題です。

皆さんも受付時や診察時等、言っていることがいまいち
理解できないと思ったこともあるのではないでしょうか?

最近は、海外の方の受診やワクチン接種も増え
より説明に難しい場面が増えています。

去年から医療機関でも「やさしい日本語」を使用し、お年寄りや
海外の方に分かりやすいように話そうという試みが行われています。

ポイントは以下の10項目です。

①「です」「ます」で話す。
②短く話す。
③ゆっくり話す。
④最後まではっきり言う。
⑤あいまいな表現を避ける。
⑥オノマトペ(擬音語、擬態語)は使用しない。
⑦敬語を使わない。
⑧相手の言葉をよく聞く。
⑨ジェスチャーを使う。
⑩やさしい気持ちでコミュニケーション。

東京都生活文化局に分かりやすい動画のリンクがあります。
https://www.tokyo-vln.jp/learn/hint/51641

また、各自治体でもマニュアルをインターネットに掲載していますので
一度ご覧になってくださいね。

では、今日はここまでで。