診療報酬請求事務能力認定試験(医科)講座の講師ブログ

救急車を呼んだのに傷病者が来た!!

皆さん、こんにちは、こんばんは。

急に肌寒くなりましたね。
体調を崩さないように上着を羽織って温度調節をしてください。

今回は、消防車・救急車のPA連携について記載します。

試験には出ませんが、医療機関に努めていると救急搬送(救搬)で
救急車を呼ぶことがありますので覚えておいてくださいね。

通常の救急搬送は、救急車の出動となります。
では、消防車・救急車がPA連携出動する場合はどのような場合かというと・・

①傷病者が重傷で救急隊員だけでは迅速な救急処置ができない場合
②高所や雪道等、傷病者を救急車まで搬送する必要がある場合
③交通量の多い場所等で、傷病者や救急隊の安全を確保する必要がある場合
④救急車が出動中で、到着が遅れる場合
⑤その他、救急隊の活動を支援する必要がある場合
⑥心肺停止(CPA)が予想される場合

また、救急車の要請をする場合は下記の手順で話をしてください
①救急であることを伝える
②搬送する方の氏名と年齢を伝える
③症状を簡潔に伝える。(この時、胸痛や呼吸苦があるようなら伝える)
④救急車に来てもらいたい住所を伝える
⑤自分の名前を伝える
※救急隊によって聞き取りが異なる場合があります。

救急搬送で119番する際には、落ち着いて話すことが鉄則です。

では、今日はここまでで。