論理演算の基礎である論理積と論理和をおさらいしましょう。
論理積(AND)とは、「どちらも真の時だけ真となり、それ以外では偽となる」ものです。
論理和(OR)とは、「どちらかが真であれば真となり、それ以外は偽となる」ものです。
たとえば、中間テストと期末テストがあります。
このどちらのテストも合格していないと進級できないのが論理積です。
中間テストは合格、期末テストも合格→真
中間テストは合格、期末テストは不合格→偽
中間テストは不合格、期末テストは合格→偽
中間テストは不合格、期末テストも不合格→偽
一方、どちらかのテストで合格できていれば進級できるのが論理和です。
中間テストは合格、期末テストも合格→真
中間テストは合格、期末テストは不合格→真
中間テストは不合格、期末テストは合格→真
中間テストは不合格、期末テストも不合格→偽
このように2つの結果の組み合わせで真と偽を判断するのが論理演算です。
ITにおいてあらゆる場面で使われている考え方です。
しっかりと理解しておきましょう。
