ITパスポート講座の講師ブログ

クラウドファンディングとクラウド

最近はクラウドファンディングで、色んな企画が立ち上げられています。
アニメの新シリーズをクラウドファンディングで資金調達したり、歴史的に貴重な遺物を海底から引き揚げるプロジェクトなど、色々なプロジェクトが存在します。
皆さんの中には、クラウドファンディングに寄付や投資をした経験がある人もいるのではないでしょうか。

学生時代、私はこのクラウドファンディングの意味を誤解していました。
私が学生時代は、クラウドサービスが盛り上がり始めた時期でした。
企業はどんどんSaasなどのサービスに移行し、クラウドサービスを自社開発する企業もたくさんありました。一般の人も、icloudやGmailなどのインターネット経由のサービスを当たり前に使うようになりました。

これらのクラウドサービスのクラウドはCloud(雲)のことを指しています。
インターネット越しでサービスを利用できるため、サービスの提供元が見えず、まるで雲の向こう側にあるかのように感じられたことから、Cloud(雲)と呼ばれるようになりました。

一方、クラウドファンディングのクラウドはCrowd(群衆)です。不特定多数の人々から資金を調達するので、この名がつきました。

ちなみに、ファイナルファンタジーの有名なキャラクターのクラウド・ストライフの名前の由来はCloud(雲)の方です。ファイナルファンタジーのキャラクターは何故か天候や自然に関するネーミングが多いのです。